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保育園が楽しくない理由とは?子どもの様子が気になるママの対処法

保育園が楽しくない理由とは?子どもの様子が気になるママの対処法

保育園に行くのを楽しみにしていない子どもを見て、「どうしてそんなに行きたくないの?」「何か行きたくない理由があるのかな?」など、ママは心配になりますよね。ここでは、子どもが保育園を楽しめていないときに、ママはどのように対応すればよいのかを見ていきましょう。

保育園が楽しくない?登園拒否する主な理由

ママやパパと離れると寂しいから

働いているママの毎朝は忙しいのに「行きたくない」と登園前に子どもがぐずぐず言うと、ママも複雑な気持ちになりますよね。「嫌と言われても困る」「いつまで行くのを嫌がるんだろう」などと、心配になるママは多いでしょう。

子どもによっては、家庭とは違った場所で親と離れて過ごすことに不安を感じる子も多いです。特に、休み明は普段は楽しく保育園で過ごせている子でも「行きたくない」とママに抱きついて離れないこともありますよ。

保育園で楽しく遊んで過ごしているようでも、やはり大好きなパパやママと離れて過ごすのに不安を感じるときもあるでしょう。離れるときにママが悲しい顔をしていると子どもはさらに不安になるので、できるだけ笑顔で送り出しましょう。

園生活で馴染めないことがある

園によって過ごし方は様々ですが、給食やお昼寝、歯磨き、トイレなど、園生活で子どもがどうしても馴染めないことがあり嫌がっているケースも考えられます。

家庭では自由に過ごせていても集団生活に入ると友だちと同じように行動をしないといけないので、気持ちが追いつかず泣く子もいるでしょう。「なかなかお昼寝できない」「給食が苦手」「トイレに行きたいのに先生に言えなくてお漏らししてしまう」など、嫌な思い出があると大人でも行くのが憂鬱になりますよね。

子どもが保育園に行っても戸惑わないように、家で過ごすときも、基礎的な生活習慣が身につくように生活したり、苦手なもことに楽しく取り組めるように工夫したりしてみましょう。

友だちとうまく関われずに悩みの種に

誰とでもすぐに仲良くなれる性格の子もいますが、輪の中に入っていくのに時間がかかる子もいます。自分から積極的に友だちの輪に入れないタイプの性格だと、友だちとの関係に悩んで「行きたくない」と落ち込んでしまうかもしれませんよ。

また、仲良くなれるタイプの子でも、友だちとトラブルが起きることもありますよね。友だちと喧嘩をしたのをきっかけに行くのを嫌がることもあるので、子どものちょっとした変化も見逃さないようにしたいものですね。

ママの意見を押しつけてばかりだと、子どもはさらに心を閉ざす可能性があります。子どもにとっては友だち関係は大きな悩みなので、子どもの気持ちに寄り添いながらゆっくり解決していきましょう。

子どもに保育園での様子を聞きたい場合は?

答えを限定しないオープンクエスチョンで

子どもが行くのを嫌がると、ママは「楽しいところなのにどうして?」と気になりますよね。しかし子どもによっては今日の出来事を話してくれないこともあるので、ママは悩んでしまいますね。

子どもから話を聞きたいときは、質問の仕方を工夫することが大切です。例えば「今日は楽しかった?」という質問だと「うん」だけで会話が終わってしまいますよね。「はい・いいえ」だけでなくいろいろな答え方があるような質問の仕方をオープンクエスチョンといいます。

「今日は何をしたときが一番楽しかった?」と質問をすると「外で遊んだとき」「先生が絵本を読んでくれたとき」など、子どもの様子を少しでも聞き出すことができるでしょう。子どもが話しやすいように、質問を具体的にしてみるとよいですよ。

ゆとりがあるときにタイミングを考えて聞く

子どもから色々な話を聞き出したいときは、聞くタイミングにも気をつけることが大切です。子どもが遊びに集中しているときに「今日は何をしたの?」と聞いても、「別に」「分からない」などとあまり話をしてくれない可能性が高いでしょう。

お風呂の時間や寝る前など、ゆとりのあるときに保育園での様子を聞いてみるのがポイントです。ゆとりのある時間に質問をすれば子どもがしっかり考えて話をしてくれますし、パパやママもじっくり聞く態勢を整えられますよね。

パパやママが「早く話して」と急かしてしまうと、子どもが焦って思っていることを話せなくなります。子どもから話を聞きたいときは、パパやママも時間や心に余裕を持ちましょう。

ママの方から自分のことを話してみるのも手

子どもによっては、「自分の話をするのが苦手」「どのように話をすればよいのか分からない」という子もいますよね。子どもが話しやすい環境を作るために、まずはママの方から自分の話をするのもよいかもしれませんよ。

「今日、ママは仕事が忙しくて疲れちゃったな」「今日は失敗しちゃってさ」など、失敗体験も隠さずに話してみましょう。ママが本音で話すことで子どもは「自分の気持ちを言ってもいいんだ」「ママになら聞いてもらえるかも」と感じ、自分のことも少しずつ話せるようになります。

人に話を聞いてもらうと、心が軽くなってストレス発散になりますよね。自分の話もしながら「いつでも話を聞く」という態勢を整えることが大切です。

保育園に行きたがらないときの三つの対処法

まずは子どもの体調に気を配る

1~2歳の小さなころは、ほとんどママが子どもの朝の準備をする必要がありますよね。子どもが登園ギリギリに起きたためママがイライラしながら準備を進めると、子どもまで心が不安定になって行きたくない気持ちが高まる可能性があります。

子どもの体調を整えるためにも早寝早起きを心がけましょう。早起きができれば、朝も時間に余裕ができます。子どもが成長してからも、準備にかかる時間から逆算して起こすようにすると、余裕を持って朝のひとときを過ごすことができますよ。

自分のペースでゆったり準備ができると「今日は頑張るぞ」と、自然と前向きな気持ちになっていけるでしょう。規則正しい生活が心の健康にもつながりますよね。
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