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ママが危険から身を守る護身術!学ぶメリットや子どもに伝えたいこと

ママが危険から身を守る護身術!学ぶメリットや子どもに伝えたいこと

いつも穏やかで安全な毎日をおくっていても、いつ身の危険を感じる事件に遭遇するかわからないものです。いざというときに自分を、そして子どもを危険から守るための最低限のテクニックを知っておけば、少しは安心ですよね。 親子で練習できる護身術とともに、子どもにも伝えたい危険を避けるためのコツをご紹介します。

護身術の定義とママが身につけるメリット

大切な人を危険から守るための対策や技術

護身術という言葉を聞くと、身を守るために相手を投げたり倒す、格闘技のような攻撃的な技を連想しがちですよね。でもその基本はあくまで危険を回避するため、怪我を央ことなくその場から全力で逃げることにあります。

立ち去るためには、まず身体が自由に動くことが必要です。相手に攻撃を仕掛けるのは、それが妨げられそうな場合の最終的な手段で、逃げることは立派な護身の技術なのです。

また、肉体的な面ばかりに注目が集まりますが、精神面の強さも同じくらい大切です。強い精神力があれば、パニックになることを避け、相手の隙を伺って対処することができます。

自分と大切な人の身を守り、逃げることが最善の手段です。

ママが護身術を身につけた方がよい理由は?

通り魔や切り裂きなど物騒な事件を耳にすると、もし自分が同じ状況にいたら子どもを守れるだろうか?と不安になるママも多いと思います。対峙する相手との体格や力の差が大きければ大きいほど、抵抗すらできない状況になるリスクは上がり、襲われた場合には圧倒的に不利になります。

ですから、男性と比べ体力がどうしても劣る女性ほど、いざというときに体がかたまって動けない、ということのないようトレーニングを重ね、逃れるためのテクニックを身につけておいたほうがよいのです。

海外に比べ日本は驚くほど安全ですが、その分危険に対しての意識は低いともいえます。いかに危険を避けて行動するかという心構えを持っておくことは、被害にあわないための一番の防御策になるでしょう。

護身術を学ぶことはデトックスにもなる

護身術は自分の身を守るだけでなく、ほかにも色々なメリットをもたらします。危険に対しての意識改革にもつながるので、知らない場所や海外へ旅行するときの不安も抑えられます。

危機的状況に対処するトレーニングをすることで、メンタル面も同時に強化されます。精神的な強さや忍耐力が養われるので、仕事や日常の人間関係においても、自分を信じてはっきりと意見をのべることができるようになったり、粘り強くなったりします。

また、筋力、持久力、瞬発力といった要素を鍛えるトレーニングは、バランスのとれた健康的な体をつくることにつながります。有酸素運動でじわじわと体が温められれば、血流がよくなって肝臓や腎臓の働きを高めるので、デトックス効果も期待できますよ。

危険に遭遇したとき試したい簡単な護身術

腕をつかまれたときはテコの原理を利用

人間の体の中でもっともつかまれやすいのが、手首です。強い力でつかまれると、ほどこうと力ずくで引っ張っても抜けませんよね。でも、とっさに腕や手首をつかまれたときに、テコの原理を使って簡単に、そして確実にその手を振りほどく方法があります。

1.つかまれた手の力を抜き、テコの原理が大きく働くように、手をパーに開く
2.相手の親指と4本指があわさった方向に親指を向け、手のひらは下に向ける
 (手首を回転させることで、相手がつかみづらく抜きやすい形になる)
3.足を一歩踏み出しながら自分のひじを相手のひじの外側に近づけるようにし、ひじを支点にして相手の手を振りはらう

相手の手がはずれたら、即座にその場から逃げましょう。

急に肩をつかまれたらクロールの要領で

後ろから急に肩をつかまれたら、つかまれた方の腕をまっすぐ上にピンと伸ばします。そして、相手の体の外側へ向かってターンし、クロールをするように小指側から手を振りおろします。

指をピッタリとあわせた手刀の形で、肩を中心にして腕を大きく下ろすことで、振りほどく力がうまれます。また、顔には目や鼻といった弱い部分がたくさん集まっているので、まっすぐ上げた腕を相手の顔をめがけて振り回す方法も効果的です。

前から両肩をつかまれた場合は、相手のひじを上から叩き、その反動で前に出てきた相手の顔に頭突きを入れる方法があります。実践して体で覚えておくことが大切なので、パパなどに練習相手になってもらって繰り返し練習しましょう。力を少しずつ強くしていってもらうとよいですね。

いざというときは荷物や傘を上手に使おう

特別な道具を持っていなくても、身近なものを使って身を守ることができます。普段何気なく手にしているものでも、相手をひるませたり攻撃をかわすことが可能です。

まずは、傘。両手で持ち、棒のように使えば簡単な武器になりますし、長い傘の先をしっかり相手のお腹に向けることで距離を保つことが可能になります。ナイフなどを持って近づいてきた場合、刃物を持った手の甲側を傘で押さえると、相手の腕の動きをブロックできます。

バッグや荷物を顔などの急所に向かって思い切り投げつければ、それだけでも武器になります。刃物が自分に向けられたときに、しっかり持って突き出せば楯として効果を発揮し、怪我を避けることができます。さらに、そこで急所に蹴りを入れれば、逃げ出すチャンスがうまれます。
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