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ママが危険から身を守る護身術!学ぶメリットや子どもに伝えたいこと

ママが危険から身を守る護身術!学ぶメリットや子どもに伝えたいこと

ママが子どもに伝えておきたい護身術とは

身を守るための危機管理のノウハウ

子どもに伝えておきたいのは、危険を避けるためには、できるだけ隙をつくらないということ。そして身を守るために一番大事なことは、とにかく逃げる、ということです。

知っている場所でいつもと同じ状況だから大丈夫、と安心しきっていることが危険につながります。外に出たら、うさぎのように耳や目を使って、自分のまわりの空気にアンテナを向けるように声をかけましょう。ひとりになったら安全確認のスイッチを入れて、横や後ろを見て不審者がいないかどうか確認する習慣をつけさせることも大切です。

「ん?なんか変」「ちょっと嫌だ」と感じたら、体で異変に気づいたということ。危険を早く察知すれば、その分何かが起きる前に避けることができる、ということを伝えるようにしたいですね。

危険から逃げるコツや間合いの取り方

危険や少し離れたところからの視線を感じたときは、一刻も早くその場を離れることを考えなければいけません。そして、逃げるときには早く足が動くように、ランドセルや荷物をおいて走ることを普段から話しておきましょう。

もしも、相手がすでに近くまで来ている場合は、相手が手を伸ばしてもさわられないだけの距離、武道などでいう「間合い」をキープすることが重要です。目安として2mといわれていますが、知らない、怖いと思う相手が一歩近づいてきたら一歩下がるようにして、手をつかまれない距離を保ちましょう。

逃げるときは、安全な場所まで逃げきることも重要です。近くの家や店、学校、児童館など、誰でもよいので大人がいるところまで全力で逃げましょう。

護身グッズの使い方やタイミングを確認

捕まえられてしまったら、とにかくすぐ自分が危ないことを誰かに伝えなければなりません。大声を出す、ブザーを鳴らす、という二つの行動がとっさに取れるように、日頃から声をかけていきましょう。

ブザーは声が出なくてもまわりに危険を知らせてくれ、子どもでも簡単に扱え、携帯しやすい防犯グッズです。「こわい」と思ったらためらわずに使うことを教えましょう。

必要なときにすぐ手が届くよう、さっと取れる場所につけておくことが大切です。例えばランドセルならば、側面ではなくショルダーベルトの胸の高さなどにつけておくようにします。シンプルなアイテムですが、いざというときにしっかり鳴らせるよう定期的に場面を想定して使う練習をし、同時にブザーの電池量もチェックしましょう。

まとめ

ママも子どもも、大人の男性に対峙すれば力では負けてしまいます。力に頼るのではなく、ロジカルな体の動きやグッズをうまく利用して、一瞬でも危険を遠ざけて逃げること。そして何よりも危険が近づかないよう、周囲の人間の動きに敏感でいることが護身術の要です。

これからも平和な毎日を重ねていけるように、まわりで何が起ころうとしているのか、不穏な空気が流れていないか、安全に対するアンテナを子どもと一緒に磨いておきたいですね。
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