友だちと疎遠になって悲しいとき。理由を考えてできる対策を取ろう
友だちと疎遠になるのは、大切なものを失ったような寂しさがありますよね。人生の転換期などで友だちとの関係が変わるのは仕方のないことと分かっていても、悲しくなるときもあるでしょう。今回は友だちと疎遠になる理由や、悲しい気持ちになったときの対策などをご紹介します。
友だちと疎遠になってしまうきっかけとは
住む場所が離れてしまったとき
お互いが努力しないと会うことが難しく、徐々に会う機会が減っていきます。会いたいときに会えない寂しさから、近くの友だちとのつき合いが優先になるのはよくあることのようです。
会う機会がなくなると楽しい時間を共有できず、たまに会っても話題に困ったり、盛り上がらなかったりします。引っ越すときは電話やLINEで連絡を取り合い関係を続けようと約束しても、新しい生活に忙しく、気がついたら数年連絡を取っていなかったということは珍しくありません。
結婚や妊娠報告で溝ができる
同じような環境にいた友だちに結婚や妊娠の報告をされると、嬉しい気持ちはあるものの置いていかれるようで心から祝福できない場合もあります。その後よそよそしくなる友だちに、報告した側も溝ができたようでがっかりしてしまうことも。
このような状況は、ママ友同士でもあります。同じように2人目を望んでいたママ友たちに妊娠の報告をしたら、気まずい雰囲気になったというケースも。2人目がなかなかできず悩んでいるママもいるので、避けられているのを感じたらそっとしておきましょう。
自分が報告するときは、相手の気持ちも考えながら伝えることが大切ですよ。
独身や既婚の違いで子育てや結婚観のズレ
大変な思いをしながら頑張っているのに、独身の人に意見をされるとカチンときてしまいます。また「よい人に出会えてラッキーだったね」など、運がよかったから結婚できたとも取れる発言にイヤな気持ちになることも。
逆に独身の友だちは、結婚をした友だちの結婚や出産をすすめるような発言にモヤモヤします。もしかすると、密かに婚活をしていたり、子どもが欲しいと思っていたりするかもしれません。無神経な発言やパパや子どもの話ばかりにならないように注意しましょう。
疎遠になって悲しい気持ちにならないために
こまめに会ったり連絡を取ったりする
会える距離にいるのなら短い時間でも会うようにしましょう。顔が見られるとホッとして、色々なことが話せます。会ったときは近況報告をしあうなど、お互いが楽しく過ごせるよう心掛けましょう。
家が遠い、仕事が忙しいなど、会うのが難しい友だちはこまめに連絡をしましょう。連絡はLINEなどでメッセージを送れば、友だちも都合のよいときに返事を返せるのではないでしょうか。たまには電話で声が聞けると、相手もきっと嬉しいはずですよ。
配慮をしながら友だちを大切にする
大切な友だちと疎遠にならないためには、忙しいからと友だちからの連絡を放っておくようなことはしないようにしましょう。また、自分が寂しいときや悩みがあるときばかり連絡するのもタブーですよ。
電話をくれたらかけ直す、まずは友だちの近況を気にかけるなど、相手に配慮した対応が大切です。
また、今自分の周りにいる友だちにも目を向けてください。頻繁に会っているママ友は、いることが当たり前になりがちです。助けてもらったら感謝の気持ちを忘れず、自分も頼られる存在でいられるように心掛けましょう。
SNSや年賀状などでつながりを持っておく
SNSで近況を知ることができ、コメント欄でやりとりもできます。個人的な話はプライベートメッセージ機能を利用しましょう。ほかにも、仲良しグループでLINEグループを作っておくと、みんなで会いやすくなりますよ。
また、普段連絡をしていない友だちとも、年に一度の年賀状のやり取りは続けたいですね。「元気ですか?」「どうしていますか?」という一言を添えれば、相手のことを気にかけていることが伝わります。
年賀状なら結婚や出産などの報告もしやすく、手書きのメッセージはSNSにはない温かみが感じられます。
それでも疎遠になってしまったときには
疎遠になった理由があることを理解する
自分は楽しくつき合っていたつもりでも、相手は違ったかもしれません。また、古い友だちに久しぶりに会ったら「なんだか話がかみ合わない」と違和感を感じることもあります。
相手の気持ちの変化は気づきづらいものです。自分の言動に問題がなかったか振り返ってみることも大切ですよ。
また、仕事や夫婦関係がうまくいっていない、ママに対して嫉妬の気持ちがあるなど、友だちのほうに理由がある場合もあります。友だちの態度が変わったり、連絡が来なくなったりしても、自分だけを責めないでくださいね。