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6歳になったら生活リズムも入学準備!理想のリズムを整えるコツとは

6歳になったら生活リズムも入学準備!理想のリズムを整えるコツとは

小学校入学が近づいてくると、子どもの生活環境の変化が気になります。「朝起きられるかしら」「勉強はがんばれるかしら」と心配するママもいるでしょう。ここでは小学校に入学する前に、家庭でできる準備、子どものよい生活リズムの作り方について考えてみます。

1日の始まりはリズムを整える大切な時間

登校時間に余裕を持って起きられる準備を

まずは一日の始まりの朝に、時間に余裕を持って起きられるようにしましょう。顔を洗ってご飯を食べて、歯を磨いて、自分のことは自分でできるように、慌てなくてすむ時間に起きるようにしたいですね。

慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、だいたい家を出る1時間くらい前に起きる子が多いようです。寝起きがわるくて時間がかかる子は、もうちょっと早めに起きるようにして、余裕を持てるようにしましょう。

気持ちよく起きるためには、カーテンを開けて太陽の光を浴びたり、ドアを開けてママが朝ごはんの準備をする音を聞いたりするとよいでしょう。子どもの好きな音楽を流してあげたり、好きな目覚まし時計を選ばせて買ってあげたりするのも一つの方法です。がんばって起きる気になりますね。

朝ごはんは毎朝必ず食べさせよう

朝ごはんを食べることで、体の中も動き始めます。エネルギーが発生して体温が上がり、脳も働き始めます。元気に学校生活をおくるために、朝ごはんは欠かせませんね。

朝食を食べていない子と食べている子では、学校での集中力に差が出るという研究結果も出ています。お腹が空くとイライラしがちで、勉強に集中できなくなります。昼食までお腹が空かないように、しっかり朝食を食べましょう。

朝は食欲がないという子は、少しずつ食べられるようにしたいですね。のど通りがよいスープやお味噌汁、食べやすいお粥やヨーグルトなどなら食べやすいでしょう。ときには子どもが好きな食べ物を用意してあげると、喜んで食べてくれますよ。徐々に食べられるようにして、朝食の習慣をつけましょう。

朝うんちの習慣は1日の原動力

うんちがお腹にたまっていると、体調がすぐれないものです。できるだけ朝学校に行く前に、うんちする習慣をつけたいですね。

子どもはうんちという言葉に敏感で、笑いのネタにしたり、恥ずかしがったりします。「学校でうんちをしたくない」と思っている子どもは多く、そういう子ども時代の記憶が残っているママもいるでしょう。

学校でうんちをがまんするようになると、便秘がちになります。体調がすぐれず、かわいそうですよね。朝起きたらコップ一杯の水を飲むと、腸が動き始めてうんちが出やすくなります。よかったら試してみてくださいね。

朝出なくても、夜にうんちが出て体調がよい子もいます。朝必ずしなくてはいけないというわけではないので、その子に合った習慣をつけましょうね。

入学後の生活を意識して、毎日コツコツと

夕食やお風呂はなるべく早めにすまそう

朝起きる時間と同じく、夜寝る時間も大切です。十分寝られるように、早寝をこころがけましょう。

夜早寝するには、夜の過ごし方に注意してみます。ゆったりした気持ちで過ごせるように、食事や風呂、明日の準備は余裕をもってすませましょう。夜は家族のコミュニケーションの時間にして、食事を一緒に食べたり、家族団らんの時間を作ったりすると、子どもの気持ちは落ち着きやすいですよ。

体が暑いと寝つきがわるくなるので、お風呂の温度にも気をつけましょう。寝る1時間くらい前にお風呂をすませておくか、寝る直前に入るなら、お湯が熱過ぎないように調節します。お風呂から上がったら、湯冷めする前に布団に入れば、心地よく眠れるでしょう。

無理のない学習習慣を今から育てよう

小学校と園の大きな違いは、みんなと勉強することでしょう。毎日続く学校生活ですから、ストレスを感じず机に向かえるようにしておきたいですね。

家庭でできることは、家庭によって差があります。ママがたくさんかまってあげられなくても、ちょっとでもやっておけば、やっていないのと差が出ます。大事なのは毎日5分でも10分でもよいから続けることでしょう。家に帰ってきたら、遊ぶ前に、だいたい決まった時間に机に向かってみましょう。

内容は簡単なことで十分です。まずは机に向かうのに慣れることが目的ですから、簡単で楽しいことをするのがよいでしょう。書店にたくさんの児童向けドリルなどが販売されていますから、子どもに選ばせてあげれば、やる気になる子もいますよ。

睡眠時間はしっかり確保しよう

寝ている間に人は頭と体をリセットしています。うまくリセットするには、毎日規則正しく、十分な睡眠を取ることが大切だといわれています。

人は意識しなくても内臓を動かしていますが、これは自律神経のおかげです。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、人が活動的なときは交感神経が、休んでいるときは副交感神経が働いています。昼間は活動的に動き、夜間はリラックスして時間どおりに寝ることで、交感神経と副交感神経のバランスがよくなり、健康な体を作れます。

また睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠が繰り返されていますが、規則正しい睡眠を取ることで、レム睡眠とノンレム睡眠のリズムができあがり、快眠できるといわれています。毎日決まった時間に寝起きする習慣をつけましょうね。

6歳児の理想の生活リズムを整えるコツ

たくさん遊び学校生活のための体力づくりを

よい生活リズムを作るには、昼間よく体を動かしましょう。天気のよい日は外に出て、太陽の光を浴び、新鮮な空気を吸いながら思いっきり遊びます。走ったり、ジャンプしたりして、自然に子どもは筋力やバランス感覚を身につけていきます。

また子どもは好奇心のかたまりなので、興味のある物を見つけて観察したり、触ってみたりしながら遊びます。好奇心を満たしながら遊ぶことで、子どもはいろいろな発見をし、学ぶ楽しさも知るでしょう。お友だちと一緒に遊び、コミュニケーション能力も発達させていきます。

こうした遊びをとおして、勉強や集団生活を楽しむための準備ができます。昼間よく遊ぶと、夜はぐっすり眠ることができますから、生活リズムもつきやすくなりますよ。
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