3人家族はどの間取りが最適？間取りの選び方と注意するべきポイント

2019,4,20 更新

引っ越しタイミングは子どもの成長段階を見て

妊娠中、子どもが生まれてから、子どもが成長して部屋が手狭になったときなど、引っ越しのタイミングは家庭によってさまざまですが、どの段階がよいのかをしっかり見極めることが肝心です。

出産前であればママは身重の状態なので負担が大きいですし、子どもが生まれたばかりのときも乳飲み子を抱えた状態での作業は大変でしょう。夫婦2人の部屋から広い部屋へと引っ越しをするのであれば、赤ちゃんが少し成長してからがよいですね。

子どもが保育園や幼稚園に通っているときに別の地域に引っ越す場合、せっかくできたお友だちやママ友と別れることになります。可能であれば、通園途中で引っ越すよりは、小学校や中学校に入学するタイミングの方がよいでしょう。

子どもの独立や親の介護も視野に入れて

部屋数や収納スペース、通園や通学の利便性、公園や児童館などの周辺の子育て環境の充実度など、ついつい子どものことを中心に間取りを選びがちですが、いずれ子どもは成長し、独立して家を出て行くことも視野に入れておきましょう。

子どもが小さいうちは親と同じ部屋で過ごすことが多くても、成長すれば「個室を与えた方がよいのだろうか」という問題はどこの家庭でも発生しますし、個室を用意してしまえば、子どもが独立したときに子ども部屋として使用していた居室があまってしまうという悩みも出てきます。

子どもの独立や親の介護など、家族のライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に間取りをリノベーションできる物件かどうかも確認しておくとよいですよ。

まとめ

どんな3人家族にもそれぞれ理想の間取りがあるとは思いますが、すべての願いを叶えることはなかなか難しいものですよね。

住まいを決めることは、賃貸でも購入する場合でも、一生の中で大きな決断となるはずです。限られた予算の中で、リビングやダイニングの大きさ、部屋の数、日当たり、収納スペースなど、できる限り希望に近いところを探すことは大変ですが、家族で話し合って「ここだけはゆずれない」というポイントを明確にした上で住居を選択し、快適な暮らしを手に入れてくださいね。