幼稚園入園前におむつが取れない!トイトレに焦るママの不安を解決
幼稚園入園を前に、おむつが取れていないことに不安を感じているママもいるのではないでしょうか。最近では以前に比べておむつが取れる時期が遅くなる傾向にあり、入園時にまだおむつが取れない子も増えてきています。ここでは、入園時におむつが取れていない場合の注意点やトイトレのポイントについて、紹介します。
幼稚園入園時におむつの子は意外と多い
昔に比べてなかなかおむつが取れない理由
昔は紙おむつの性能も今ほどよくはなく、布おむつを使う家庭も多かったようです。そのため、おむつで排泄をすると気持ちが悪いという感覚がつかみやすく、おむつが取れるのが今よりも早かったといわれています。
しかし、最近の紙おむつは何度かおしっこをしても気持ち悪さを感じにくいほどに性能がよくなっています。トイトレ中であれば、紙おむつよりもおしっこをしたときの不快感を感じやすいトイトレ用のおむつも売られているので、試してみるのもよいですね。
おむつ外れの時期やスピードはそれぞれ違う
まずは昼間はおむつなしで過ごせるようになり、その後夜もおむつなしで朝まで過ごせるようになります。夜も含めて完全におむつなしで過ごせるようになるのはもう少し遅く、3歳以降になることも多いようです。
おむつ外れの時期は、親子で取り組むトイトレの開始時期やその方法によっても異なります。おむつが取れるには、ある程度おしっこをためておくことができるくらいに膀胱の機能が発達している必要があります。トイトレがなかなか進まないという場合は、膀胱がまだ十分に発達していない可能性もありますね。
おむつが取れていてもおもらしする子もいる
とはいえ、早生まれの子どもなどはまだまだおむつが取れていない子も多いのが実態のようです。その場合は、おむつで過ごすのか、パンツで過ごすのかは園によって対応も異なります。
もちろん、おむつが取れていても、トイレに失敗しておもらしをしてしまう子もいます。特に幼稚園に入園後は、慣れない環境のなかでトイレに行くといい出せずにもらしてしまうことが増えることもあるようです。おむつが取れていない場合やおもらしをしてしまったときの対応について、事前に確認しておくとよいでしょう。
入園前に幼稚園に対応を確認しておこう
幼稚園ではまず園生活に慣れることを重視
また、トイトレが完了したはずが、幼稚園に入って慣れない環境で生活するなかでおもらしの回数が増えてしまう子もいます。ただでさえ新しい環境に慣れることに一生懸命な子どもに対して、トイトレを厳しくしたり、おもらしをしたときに叱ったりしてしまうと、幼稚園生活を存分に楽しめなくなってしまうかもしれません。
まずは、園生活に慣れることを最優先し、子どもの気持ちに寄り添ってトイトレをサポートしたいですね。
トイレの回数を増やしてトイトレをサポート
幼稚園では、みんなで決まった時間にトイレに行くように声かけをしています。家では遊びに夢中でトイレに行きたがらない子でも、みんながトイレに行くのですんなりと行ってくれることもありますよ。
お友だちと一緒にトイレに行き続けるうちに、自分だけおむつをしているのが恥ずかしい、トイレでおしっこをしたいと思い、トイトレが一気にすすむ子もいますよ。
おむつでの登園を禁止している幼稚園もある
おむつをしていると、気持ち悪いという感覚がつかみにくいため、日中はパンツで過ごします。そして、失敗を繰り返すなかで、トイトレ完了を目指すのです。幼稚園でも、トイトレの進み具合を共有することで、おもらししてしまっても対応してくれたり、こまめにトイレに連れて行ってくれたりと、フォローをしてくれます。
パンツで過ごして失敗を繰り返すなかで、数週間から長くて数カ月程度である程度トイレで排泄ができるようになってきますよ。最初は洗濯が増えて大変かもしれませんが、おむつが取れるまではママも子どもと一緒に頑張ってみましょう。