男の子の子育て、もう悩まない!育児の注意点やコツを紹介
ホルモンに違いがあるから
その後もホルモンからの影響を受けて、右脳が相対的に育つため、空間把握能力や創造的な能力が高い男子脳になると考えられているのです。
女の子は左脳が早く成熟するため、言語や概念、計算などの論理的、概念的な能力が高いといわれています。
こうして考えると男の子がブロックなどで集中して遊ぶことや、柔軟性のある発想力がある点、また女の子の言語の発達が早いことや、察しがよい点も頷けるのではないでしょうか?
親が無意識に接し方を変えているから
例えば、女の子だと顔や体に傷の痕が残らないように注意しますが、男の子ならさほど気にしないでいられるというのも、男女によって親の接し方が違う部分です。
特に男の子の場合は、言葉遣いや遊び方の制限をかけずにのびのびと活動させる反面、男らしさとして責任感や我慢強さを求めているママやパパも多いのが特徴で、期待から無意識にハードルを上げてしまっていることもあるようです。
男の子だから泣かないなど「男らしさ」を求める傾向があり、注意が増えてしまうことも多いです。
男の子育児における三つの注意点
ダメ!を連発しないように気を付けよう
でもこの実験欲求は、男の子特有の柔軟な発想力や好奇心を育てる大切な糧となります。とはいっても、ときには危ないことやポケットに虫など「それはどうなの?」ということもしがちなので、そんなときは注意をしなくてはいけませんね。
「虫さんはポケットでは動き回れなくて可哀想だよ」など、なぜダメなのかを説明するようにしましょう。
なんでもダメ!ではなく、危ないことや周囲に迷惑がかかることに関しては注意をすると線引きをして実験欲求を抑え込まないようにしましょう。
しつこく叱らないように気を付けよう
男の子を叱るときには、「その場で」が重要です。男の子は目の前のことに夢中になるので、ちょっと前のことは忘れていることも多いのです。悪いことをしたときには、その場で叱ってあげましょう。そして「物を投げないでね、ぶつかったら痛いよ」などシンプルな理由づけの方が理解しやすいのです。
「その場で・シンプルな理由づけ」をポイントに、しつこく叱らないように気を付けてみましょう。
プライドを傷つけないように気を付けよう
男の子って実は繊細で、頭ごなしに行動を否定すると男の子のプライドはすぐ傷ついてしまいます。危ないことや周囲に迷惑をかけること以外では、子どもの立場に近づいて注意をしてあげるのもおすすめです。
「危ないから手を繋ぎなさい!」より「ママ迷子になりそうだから手を繋いで一緒にいってくれる?」とか、「走り回らない!」より「ここはゆっくり歩くとすごくお兄さんぽいんじゃない?」などプライドをうまく刺激して注意を促すのも男の子には効果的です。
男の子をのびのび育てる三つのコツ
叱るよりも褒めて育てる
元気いっぱいでヤンチャな男の子だけに叱りつけることも多くなりがちですが、先に褒めたり頼りにすることで向上心や自尊心を刺激して正しいことを学ばせることもできます。
「〇〇できてすごいじゃん!もっと〇〇できると超かっこいいな~」とか、「〇〇君、かっこいいからお願いしちゃおうかなぁ」とか、「〇〇も〇〇もできるようになったから、これもできそうじゃない?」なんて、最初に褒める内容を伝えると男の子ってやる気が出て、すんなり聞き入れてくれたりしますよ。
おおらかな気持ちで子どもを見守る
してはいけないことをしたときには、きちんとその場で叱ることは大切ですが、ママだって疲れてしまうこともあるし、「何度いったら分かってくれるの?もう嫌だ~」なんて、何もいいたくなくなるときもありますよね。
男の子は空気を読んだりママの顔色を伺ったりすることが苦手なので、何度も繰り返して伝えていくことが大切ですが、焦らなくても大丈夫。男の子ってこんなものなんだ!と考えて、おおらかな気持ちで子どもを見守ってあげるとママも気持ちが楽になるし、ママの気持ちに余裕があると不思議と子どもも落ち着きますよ。
パパや周りの人の力を借りる
そんなときは、やっぱり同性同士ということでパパの力を借りてみませんか?最近気になっていることや、子どもにとってよいと思う方法などをパパに話して、子育てやしつけに参加してもらいましょう。
パパと2人で公園遊びに行ってもらえば、子どもは体力を存分に発散できるし、男同士の遊び方の中で違った気づきを感じてくれることもあります。
子育てはママだけが頑張るものではなく、パパやおじいちゃんなど周囲の人の力を借りるのもとても大切ですよ。