子どもが集団で遊べない?心配しないでゆっくり慣らしていく方法
子どもに集団で遊ぶ楽しさを伝えよう
カードゲームやトランプで誰かと遊ぶ楽しさ
ゲームができる年齢であれば、まずは少人数でカードゲームやトランプで遊ぶことにチャレンジするのもよいですね。遊びのなかで、順番や交代といったルールも自然と理解できるようになるのでおすすめです。
はじめはママが一緒に遊んで、慣れてきたら友だちと…というように、段階を踏んでみてもよいかもしれませんね。カードゲームやトランプでゲームを楽しみながら少しずつ友だちと遊ぶうちに、集団で遊ぶ楽しさを感じられるとよいですね。
手遊び歌は、相手をよく見る練習になる
手遊び歌を通して、人の動作を真似することや、誰かと一緒に同じことをして遊ぶ楽しさを自然と感じられるようになります。相手をよく見て遊ぶうちに、ほかの子どもたちにも関心を持ち、集団で遊べるようになるかもしれませんね。
手遊び歌は地域の子育て広場といった、子どもとママがたくさん集まる場所でも教えてもらえます。ママと一緒に子育て広場に遊びに行って、みんなで一緒の遊びをすれば、楽しい雰囲気のなかで集団で過ごすことにも慣れることができるでしょう。
自然と一緒に遊べる友だちもできるかもしれませんね。
ごっこ遊びで徐々に社会性を身につけよう
ごっこ遊びをするだけで、コミュニケーション能力の向上や、社会のルールやマナーの学習につながるため、徐々に社会性を身につけることができます。また、協調性を身につけたり、ほかの友だちへの思いやりを持ったりといった、心の成長にもつながる遊びですよ。
なかには宇宙から怪獣がやってきて、ヒーローが助けてくれる、といった想像力溢れる遊びをしだす子も。集団ならではの楽しさを自然と学ぶことができますね。
友だちの輪に入れるよう親ができること
まずは家のなかで成功体験を積み重ねよう
ママと一緒にいろいろな簡単な遊びからはじめていき、「できた!」という体験ができると、新しい遊びにもチャレンジする勇気を持つことができます。やってみると案外できた、という感覚を持つことで、友だちと遊ぶことへの恐怖感が消えていきます。
ただし、あえて一人遊びを楽しんでいる場合は、無理に友だちと一緒に遊ばせなくてもよいでしょう。その子が楽しいと思える気持ちを優先してあげましょうね。
思いっきりママと二人で過ごす時間を持とう
友だちと遊ぶときにはママが近くにいて、遊んでいるところを見ながら様子を見ます。子どもは、ママがいる安心を感じることができれば、次第にママがいなくても友だちと遊べるようになりますよ。
もしも、ママがいても友だちと遊べないのであれば、ママと二人で過ごす時間を持ちましょう。ママと二人で遊んだり話したりしながら安心して過ごすことに慣れると、次第にママがいなくても遊べるようになりますよ。
それまでは一番安心できる相手であるママがと子どもと遊ぶ時間を共有し、遊ぶ楽しさを感じてもらうとよいでしょう。
「仲間に入れて」をママが代弁しよう
はじめはママが「仲間に入れて」と代弁し、仲間に入れてもらう、という経験を積むうちに、子どものなかで「受け入れてもらえるんだ」という安心感ができあがります。それが自信となり、自分から「仲間に入れて」「一緒に遊ぼう」と自然に声をかけることができるようになりますよ。
子どものなかで遊ぶことや友だちと関わることに対して安心感が芽生えると、遊びをさらに楽しめるようになります。すると、集団でも楽しめるようになりますので、そうなるまではママがサポートしてあげてくださいね。
まとめ
そこから「まずは遊ぶ楽しさを教えてあげよう」とか「仲間に入れるようにサポートしてあげよう」といった対策が見えてきます。ゆくゆくは自然と友だちと楽しく遊べるようになりますので、焦らずに見守っていきましょうね。