子育て中のイヤイヤ期の悩み。始まる時期や対処法をご紹介
気が済むまでとことんやらせてみる
「自分でやりたい」という欲求が満たされ、「自分でできた!」という達成感やママが喜んでくれたことで満足感が得られれば、次の行動に移そうとしたときにも抵抗にあいにくいのです。
エレベーターのボタンを押したい、郵便ポストの中を確認したい、ドアを開けたい、などの外出時のこだわりに対しても、周りの人の迷惑にならない範囲で応じ、危険なことやほかの人の迷惑になることに対してのみ「ダメ」と毅然とした態度で伝えるようにしましょう。
選択肢を提示して選んでもらう
頭ごなしに叱ったり、「そんなにイヤイヤ言うのなら今日のおやつはなしね」とペナルティーを与えたりすると、その場では言うことを聞いてくれるかもしれませんが、心の中でフラストレーションがたまり、結果的に次のイヤイヤのときに爆発してしまいます。
選択肢の中から自分で選ぶことで、「自分の意志で決めた」と納得して取り組むことができます。「自分で決めた、できた」という経験を積み重ねることは、やがて子どもの心の成長を促すことにつながりますよ。
まとめ
イヤイヤ期は確かに大変な時期ですが、子どもの成長にとって欠かせないものです。ここで感情のコントロールの仕方を覚え、自分でやりきる経験を通して達成感を味わうことで、その後の人生においてなにごとにも自信をもって取り組めるようになるのです。
イヤイヤ期の子どもに余裕をもって対応し、乗り切っていくための一助となれば幸いです。