下の子に愛情が持てない。その原因と子ども達に平等に接する方法
平等にこだわらず個性をみてあげよう
ママにも性格的な好みがある
ママにも性格的な好みがあって、自分の子どもでも「性格が合わないかも」と感じる方もいますよね。「性格が合わない」と感じてしまったときは、どうすれば性格が合わなくても楽しく過ごしていけるかを考えてみましょう。
性格が合わなくても、子どもとの接し方で楽しく過ごせるようになることはありますよね。性格が合わないからといって子どもを怒ったり、冷たい態度をとったりしないように注意が必要ですよ。
同じ接し方をするより個性に合った対応を
たとえば、ママが言わなくても何でも自分でやりたいという子どもと、ママが自分でやるように子どもに声掛けをしないとやらないタイプの子どもとでは、接し方を変えるほうがよいでしょう。自分でやりたいというタイプの子どもにはあえて何も言わず見守る、やらないタイプの子どもには何回か声掛けをするなど、子どもによって接し方を工夫することが大切です。
個性に合った対応をすることで、毎日が過ごしやすくなるとよいですね。
兄弟姉妹それぞれの成長過程を見守って
身長や体重などの体の大きさがきょうだいで違うだけではなく、歩けるようになる時期や話し始める時期、ひとりで着替えができるようになった日など、きょうだいでできるようになる時期が違うと「この子は成長が遅いのかな」と心配になることがありますよね。しかし、子どもによって興味を持つことは違うので、あまり心配しすぎずに様子を見ることも大切ですよ。
ある日、子どもが急にやる気になってできるようになることも多いので、きょうだいそれぞれの成長を見守りましょう。
つい、兄弟姉妹を比べてしまうときは
叱るときに一方だけを否定しないようにする
お互いの言い分をしっかり聞いた上で「お互いの気持ちは分かったけれど、ケンカはいけないよね。どうしたら仲よく遊べる?」と、なるべく子ども同士で解決できるようにママは手助けをするとよいですよ。子ども同士で考えて問題を解決することで、自立心が成長します。
きょうだい間のことは、子ども同士にしか分からないこともあるでしょう。
個性の違いを探したら長所が分かるかも
子どもたちの個性を探すことで「こんな長所があった」「ここは、この子のよいところだな」など、長所をたくさん見つけられて楽しいですよ。短所よりも長所に目がいくように毎日を過ごせるとよいですよね。
先輩ママの話では、お兄ちゃんは几帳面で整理整頓が得意だそうです。妹は整理整頓が不得意だそうですが、その代わりお兄ちゃんよりも明るい性格で、家族を笑顔にするのが得意だと話してくれました。それぞれのよいところを伸ばしてほしいと思っているそうです。
子どもへの精神的な影響があることを知ろう
兄弟姉妹を比べて育ててしまうと、幼稚園や小学校など、集団生活に入ったときにも「◯◯ちゃんは私より勉強ができないからダメ」「◯◯くんは運動ができないから格好が悪い」など、何に対しても人と比べるようになります。
また、「自分は◯◯ができないとパパやママに愛されない」と思い込み、できないことがあると取り乱す、不安になってうつ状態になるなど、精神が不安定になる可能性もあるのです。子どもが安心して過ごすためにも、一人ひとりの成長を見守りましょう。
ママの休息を適度にとってストレス発散して
パパや祖父母に子どもを任せて外出してみる
ママもひとりの人間なので、子育てに疲れてしまうこともありますよね。疲れたときは無理に頑張るのではなく、パパや祖父母に子どもを預けてひとりで好きなことをする好きな時間を過ごしましょう。
子どもがいるとお出かけをしても自由に過ごせないので、ひとりで外出するのも気分転換になってよいですよ。ゆっくりランチをする、映画を観る、買い物をするなど、いつも頑張っているご褒美にひとり時間を楽しめるとストレス発散になりますよね。
子どものお世話が大変なら家事は手抜きする
子どものお世話が大変なときは、思い切って家事を手抜きしましょう。洗濯物はコインランドリーを活用する、ご飯はお惣菜を買ったり出前を取ったりする、掃除は余裕のあるときだけにするなど、家事を手抜きすることで時間に余裕ができると子どもとの時間をたくさん作れてよいですよ。
「主婦だから家事も完璧にしないと」と思わず、子育てが大変だから手抜きになっても仕方がないと思うようにしましょう。
早めに寝る日を増やす
平日は早めに就寝して週末だけ夜更かししてもよいなど、メリハリをつけることが大切です。寝る時間が遅いと子どもが朝起きられなくなるだけでなく、夜更かしに付き合うママも疲れが溜まりリフレッシュできません。
家族みんなが元気に過ごすためにも、平日は早寝早起きを心がけて過ごしてみましょう。子どもが寝たらママもやりたいことがあるとは思いますが、睡眠を取ることも重要ですよ。
まとめ
「きょうだいでも性格や個性は違う」ということを頭に入れて、子どもたちを比べないように注意しましょう。それぞれの個性を伸ばせるように、接し方を変えてみるのもよいですよ。