なぜブラトップは支持されるのか。根強い人気の理由と正しい使い方
ブラトップだと授乳しやすいと評判
授乳専用のものはお値段も高くなりがちですし、授乳期間中という一定の時期を過ぎてからは使用することがなくなったという事態にもなりかねません。ブラトップであれば、授乳中以外での使用はもちろん、授乳のしやすさも抜群ですよ。
授乳の方法は至ってシンプルで、上からサッとカップを下げるだけでOKです。お腹が見えてしまう心配も少なくなりますし、赤ちゃんを待たせることなく授乳ができます。
快適なブラトップは卒乳後のママにも人気
授乳期間というものは、完全母乳、混合、ミルクのみといった授乳タイプによっても異なります。なかでも、ミルク以外の授乳方法の場合、断乳、卒乳するまでに短くても約1年授乳を続けているケースが多いです。
妊娠から断乳卒乳までが最低1~2年、その期間にブラトップの付け心地を覚えてしまい、その後通常のブラジャーに戻れなくなるというママが続出しています。子どもがいると体を動かす頻度も多くなりますので動きやすさ重視のママにはもってこいなのかもしれませんね。
ブラトップのデメリットは体型くずれ
ホールドが一般の下着に比べて弱い
特に、崩れやすいのは胸元から背中にかけての部分です。一般の下着、いわゆるブラジャーはワイヤーが入っているものが主流ですが、ワイヤーが入っていることで胸を下からしっかりとホールドし、重力に負けない状態を維持しています。
また、ブラジャーの正しい装着方法として、背中付近や脇部分からしっかりと脂肪を寄せてから装着する必要があります。ワイヤーがないブラトップの場合、この脂肪を支えるだけの力がないため、すぐに元の位置に流れてしまうことは避けられないのです。
カップとゴムの状態を良好に保てるかが肝心
ブラトップの特徴は、伸び縮みしやすい生地を取り入れているという点です。そのため体にフィットしやすく、快適に着用することができるのです。
胸のホールドを左右するのが、カップそのものとアンダーゴムの部分です。この部分の伸縮力が落ちてしまうとただ単に胸の表面を包み込んでいるだけの状態と同じですので、ホールドされている状態だとはいえなくなってしまいます。
丁寧な扱い方がブラトップの寿命に直結するのではないでしょうか。
ブラトップの正しい洗濯方法と扱い方
ブラジャーを洗濯する場合、そのまま洗濯機の中にポイっと入れる人は少ないと思います。おろらくほとんどの人が洗濯ネットに入れてダメージを最小限にするようにしているのではないでしょうか。
ブラトップも同様です。タンクトップやキャミソールのようにそのまま洗濯機に入れるのではなく、洗濯ネットに入れ、ソフトや手洗いモードなどできるだけ水流の弱いモードで洗うことをおすすめします。
洗濯後はハンガーにかけた状態で干し、収納時にはカップの形を崩さないように折りたたむとよいでしょう。
便利でお手頃なブラトップを様々なシーンで
普段使いはもちろんヨガなど軽い運動時も
そもそも、ヨガは体をゆっくり伸ばし心と体のリラックスを目指したトレーニングです。所々、正しい姿勢かどうかチェックすることも多いのでラインが出やすいもの、そして、体の動きを妨げないようなフィットしたウェアが理想とされています。
ブラトップはどちらの条件も満たした上に胸のホールドも可能です。ヨガ以外では、ストレッチや軽いウィーキングといったゆったりとした動きが多い有酸素運動時のウェアとして利用するのもおすすめですよ。
ただし激しい運動でのブラトップは不向き
そもそも、胸の形が崩れる原因として、重力が大きく関係しています。重力は体を起こしている状態でもかかっているので、重力に負けないためにも胸をしっかり持ち上げておくことが大切です。
激しい運動をすると、重力以外にもさらに強い負担がかかる恐れが高く、胸を支えているクーパー靭帯を痛めてしまいます。
クーパー靭帯を痛める頻度が多ければ多いほど胸は垂れてしまいますので激しい動きをするケースでは、ブラジャーを使ってしっかりと胸を支えてあげることが大切です。
ブラトップとブラジャーをうまく使い分ける
一方、ブラジャーはワイヤーを使って胸の動きを最小限にとどめる役割を持っています。胸の形が崩れる原因に重力や胸の揺れが大きく関係しているともいわれていますので、しっかり固定することが大切です。しかし、その分強い締め付け感や肩こりを感じやすいというのがデメリットであり、ストレスを感じることも増えるでしょう。
自宅では楽に過ごせるブラトップを着用し、大きな体の動きを必要とする場合にはブラジャーを着用するというように、うまく使い分けるとよいかもしれませんね。