子ども用のシャボン玉で遊ぼう!手作り方法とおすすめ市販品を紹介
昔からあるシャボン玉遊びは、シャボン玉を大きくしたり小さくしたりと、子どもから大人まで楽しめますよね。でも、シャボン玉液の安全面は大丈夫かな?と心配になるママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、安全なシャボン玉の手作り方法と市販品のおすすめのシャボン玉液を紹介していきます。
子ども用シャボン玉で遊ぶときのポイント
口に入ることも考えて原材料はよく見て
遊ぶ前に確認することで、シャボン玉液が何で作られているかが分かりますよ。シャボン玉液は、界面活性剤相当分が3.0%以下であり、蛍光灯増白剤や重金属は含まれていない安全基準をクリアしたSTマークが表示してあるシャボン玉液を選びましょう。
界面活性剤でも、合成界面活性剤は洗浄力も強くからだに影響しやすいので、なるべく天然界面活性剤を使っているシャボン玉液がおすすめです。シャボン玉液は安全基準をクリアしていても、飲むためのものではありません。子どもが誤飲しないように気を付けてあげましょう。
万が一飲み込んでしまったときの対処法
小さな子どもは、吐いたものを気管内に吸い込んでしまうこともあるので吐くときは注意が必要です。誤飲した量が多いときや、嘔吐、咳き込み、腹痛、下痢など症状がある場合は病院を受診することをおすすめします。
医療機関を受診するときは、シャボン玉液の濃度を確認し、どのくらいの量を誤飲したのか伝えます。家庭でシャボン玉液を作った場合は、使用している材料や希釈の量を伝えましょう。
ママが慌てずに対処してあげるようにしてくださいね。
人のいない場所で楽しもう
シャボン玉が近くに飛んでくると、迷惑に思う人もなかにはいるようです。公園などの公共の場所では、いろいろな年代の人が思い思いに過ごしているので、迷惑にならないようにしたいですよね。
どこかからシャボン玉が飛んできて割れると、シャボン液が飛び散り濡れてしまうこともあります。シャボン玉は遠くから見ているのはよいけれど、近くで割れるのが嫌だと思う人もいるので、シャボン玉で遊ぶときは、人のいない場所や車通りの少ない場所で楽しむことをおすすめします。
子ども用にシャボン玉液を手作りしてみよう
シャボン玉液作りに必要な材料
水は不純物が入っていないものがよいので、一度沸騰させます。台所用洗剤は界面活性剤35.0%以上のものを選び、砂糖はグラニュー糖がなければ上白糖でもよいですよ。
用意ができたら鍋に水を入れ、沸騰したら火を止め、ぬるま湯になるまでさましましょう。ぬるま湯になったら、砂糖を入れてとかします。
砂糖が完全にとけたら、台所用洗剤を入れてゆっくりと泡立てないように混ぜます。すべてが混ざって、容器に移し替えればシャボン玉液のできあがりです。
台所にあるものばかりなので、後片付けも楽にできますよ。
割れにくいシャボン玉の作り方
割れにくいシャボン玉液は、市販のシャボン玉液100mlにヒアルロン酸入り化粧水小さじ1または、砂糖(ガムシロップ)を25ml加えて混ぜると割れにくいシャボン玉になりますよ。シャボン玉がすぐに割れてしまう原因は、水の蒸発なので、それを防ぐために砂糖(ガムシロップ)や洗濯のりを入れましょう。
砂糖(ガムシロップ)の代わりに洗濯のりを入れても効果があります。ヒアルロン酸入り化粧水は、シャボン玉の保湿力を上げるので水の蒸発を防いでくれますよ。
ヒアルロン酸の化粧水で効果がないときは、単体のグリセリンも水の蒸発を防ぐので試してみましょう。
ストローやいろいろな道具で吹き具を作ろう
ストローの吹き具を使うと、昔ながらの丸い可愛いシャボン玉ができます。そのほか、ペットボトルの胴を横に切り、切り口にガーゼを張ってシャボン玉液を付けて吹くともこもことした泡ができます。
シャボン玉がいつもよりも大きくたくさんできますよ。ワイヤーハンガーやモールなどで形を変えても、吹き具はできます。シャボン玉の吹き具は、ほかにもいろいろな道具を使い、吹き具の形も変えることで、さまざまな形のシャボン玉を楽しむことができます。