親戚の子どもへお年玉あげる時期。金額の相場やお返しについてご紹介
子どものとき嬉しかったお年玉ですが、金額の相場を覚えていますか?親戚といってもどこからどこまで渡せばいいのか分からないものです。そんなお悩みを解決します!お年玉の基本や相場・もらったときのお返しについてまとめてみました。参考にしてみてください。
いつから?どこまで?お年玉の基本を確認
親戚全員は大変!どこまであげればいい?
また、お正月に決まって親戚一同が大勢集まる場合は、親戚の子どもにもお年玉を渡す家庭もあるそうです。お年玉は、各家庭や親戚同士でルールがあるというのが多い傾向です。
普段仲良くしている友達の子どもにお年玉を渡す人もいますが、こちらにも子どもがいる場合、急遽お年玉のお返しを用意しなくてはならなかったりして、迷惑をかけてしまうかもしれません。あげたいという気持ちがあってもよく考える必要がありますね。
3歳頃からが多い?お年玉を渡し始める年齢
3歳くらいだとまだお金を理解できていないので、おもちゃやお菓子の方が喜ぶような気がしますよね。小学生になると、お金を理解できているのでお金を渡した方が喜ばれるのでしょう。
またおじいちゃんやおばあちゃんの場合は、0歳児にでもお年玉を渡す傾向にあるようです。この場合、赤ちゃんはお金が分からないので親がベビー用品を買ったり、赤ちゃん名義の口座に貯金をしたりするということでした。
出産祝いや入園祝いも関係する?
年に数回程度しか会う機会がない場合や、出産祝いや入園祝いを渡していない場合は、お正月に顔を合わせた際に、お年玉と祝い金を一緒に渡した方がよいでしょう。お正月に祝い金のみだと時期がずれているので「遅くなってごめんね」と一言添えてお年玉と一緒に渡すとよいと思いますよ。
祝い金とお年玉は別ものなので封を分けて用意をするのが基本です。もし、まとめて1つの封に入れてしまったとしても「出産祝い(入園祝い)も兼ねて」と一言添えれば大丈夫です。こちらの方がもらった家庭に気を遣わせずに済みそうですが、マナーとしては分けて渡した方がよいかもしれません。
年齢別金額の相場とお金以外に喜ばれるもの
幼稚園入園前までの相場は?
また親戚同士のルールでこのくらいの年齢の子にはお金ではなくもので渡すというように決めている家庭もあるようです。
親のことを考えるとお金で渡した方が助かるのかもしれませんが、お年玉は子どもに渡すものなので、子どもに喜んでもらえるようにしたいですよね。
もので渡すにしてもあまりにも高いものだと親が気を遣ってしまうので、お年玉の相場程度のものに抑えましょう。
幼稚園入園~小学校就学前の相場は?
コインでもらった方が親も子どもに使わせやすく、「自分のお金で買い物をする」という買い物の練習もできます。
また「お金よりもの」をもらった方が嬉しい年頃なので、すべてお金ではなく「500円+もの」でも喜んでくれますよ。2倍もらえた気分にもなるのではないのでしょうか。
お金以外のものをあげる場合
幼稚園入園前の子どもは、お金はまったく理解できていないので、商品券や図書券など実用性のあるものをあげると親は助かります。また、おもちゃや絵本・お菓子などでも喜ばれると思いますよ。
幼稚園入園から小学校就学前の子どもは、お金はある程度理解できてはいますが、お金よりものをもらった方が嬉しいのではないのでしょうか。このくらいの年齢になってくると、好きなキャラクターがはっきりとしてくるので、好きなキャラクターのおもちゃや絵本をあげると子どものテンションは上がりますね。
小学校に就学する年のお年玉ならば、文房具など学校で使えるものをあげるのもいいかもしれません。
子どもがお年玉を頂いたらお返しは必要?
基本的にお返し不要。感謝の気持ちを伝えて
また甥・姪には渡すという家庭でも甥・姪が大学生や成人しているような大きい子どもの場合は、基本的にはお年玉のお返しはしなくても大丈夫です。お年玉は渡す側の気持ちなので、お返しを大きくしてしまうと相手方が気を遣ってしまいます。子どもが喋れない年齢の場合には親が、幼稚園児くらいからは子どもからきちんと感謝の気持ちを伝えるだけで十分です。
地域によっては、お返しをするという風習や習わしがあるので確認しておいてもいいですね。