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産後はママにとって不安定になりやすい時期!産後うつの症状や対処法

産後はママにとって不安定になりやすい時期!産後うつの症状や対処法

「待ち望んでいたのに、赤ちゃんを見ていると涙が出てきて、何もする気がしなくて…」と思っているママはいませんか?そう思うのはママが悪いからではないですよ。赤ちゃんを生んだ後は心も体も不安定になりやすいのです。産後うつかもしれません。産後うつの症状を知って、思い当たることがあれば対処しましょう。

ママの心と体が不安定な産後について知ろう

心が不安定になる、ホルモンバランスの乱れ

女性は妊娠していないとき、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが約2週間ごとに交互に働いています。妊娠するとこれら2種類のホルモンが分泌される量が増えるのです。

エストロゲンは子宮を大きくする、気持ちを安定させるという働きがあり、プロゲステロンは胎盤を作る、体温を上げるなどの役割があります。出産すると、2種類のホルモンは分泌する必要がなくなりますから、分泌量が妊娠する前の状態に戻ります。

女性ホルモンが減少することによって、ホルモンバランスが崩れてしまい、不調やイライラが引き起こされてしまうのです。女性ホルモンが正常な状態に戻れば、さまざまな症状は改善します。ホルモンバランスの乱れで、心が不安定になるのです。

慣れないことに戸惑う、新生児のお世話

出産をした後は、ママの身体も疲れていますし、色々なところが痛いですよね。体の調子が完全に戻っていない状態で新生児のお世話は始まります。

初めておっぱいをあげて、スムーズに母乳が出たらよいですが、なかなか出なかったり、乳首が切れたり、赤ちゃんの吸う力が弱くておっぱいが張ったりと、おっぱいだけでも戸惑うことがたくさんです。

ほかにもおむつ替え、沐浴、着替え、寝かしつけなど慣れないことに戸惑う毎日です。今までは自分のペースで生活してきたママも、赤ちゃんのペースでの生活が始まります。

赤ちゃんをきちんと育てないといけないというプレッシャーもあるでしょう。新生児という生後1カ月までの育児は最も大変なときかもしれません。

眠れずフラフラ、慢性的な睡眠不足

新生児はママのお腹から出てきて、まだ睡眠のリズムができていません。まとまって眠ることもありませんし、昼も夜も関係なく眠ります。ママは当然、赤ちゃんのリズムに合わせて生活することになります。

赤ちゃんは眠ったり起きたりを繰り返していればよいだけですが、ママはそうはいきません。日常の家事に加えて赤ちゃんの身の回りのこともしなければなりませんから、大変です。必然的に睡眠不足になるママが多いのです。

赤ちゃんが眠ったときに一緒に眠るようにしないと、睡眠時間をとることができないママもいるでしょう。慢性的な睡眠不足になるママも多くいると思います。睡眠不足は、脳の機能を低下させ、産後うつを助長するきっかけにもなってしまうのです。

放っておくと危ない、産後うつについて

産後うつとは?マタニティブルーとの違い

妊娠と出産によるホルモンバランスの乱れからイライラや不調があらわれますが、このホルモンバランスの乱れからおこる不調をマタニティブルーといいます。

産後3~10日以内で症状があらわれて、気分が落ち込む、何もしなくても涙が出る、眠れない、食欲がないといううつのような症状ができます。症状が出てから1カ月ほどで安定し、産後7割のママが体験しているともいわれています。

一方で、産後うつとは、産後2~3カ月後から症状が出ることが多く、ホルモンの変化も影響しますが、出産による環境の変化、ママの性格特性などが要因で発症します。産後の睡眠不足、社会からの孤立、などという環境の変化と、ママのまじめな性格、完璧主義などが影響しあうのですね。

産後うつの特徴とよくある症状

産後うつの症状には以下のようなことがあげられます。

まず、赤ちゃんの些細な行動などにイライラする、赤ちゃんを可愛いと思えない、そわそわして落ち着かずに常に何かに急かされているように感じてしまう、何もやる気がしない、何もなくても涙が出てくるといった心の不調があります。

ほかにも、食欲がない、横になって眠ろうとしても眠られない、疲れが取れずに常に疲れているように感じる、頭痛がする、めまいがするといった体の不調もあります。

このような症状が2週間以上続くようでしたら、産後うつの可能性が高くなります。産後の大変な状態は、出産したママなら誰でも体験していることでしょう。産後うつは誰でもなりうる病気なのかもしれませんね。

産後うつかなと思ったらどうしたらいい?

ママが自分自身で産後うつの症状を感じたら、まずは身近なパパや友達に話をしてみましょう。話をしただけでも、少し落ち着き、楽になることもあります。

症状が続くようであれば、病院や保健センターなどの専門機関に相談してみましょう。何もする気になれず、疲労感が続いている状態であれば、相談に行くのは難しいかもしれませんが。

自分で相談機関を探していくのが大変なママは、赤ちゃんの1カ月健診の際に、ママの状態も聞いてくれますので、その時に話してみましょう。話を聞いて適した病院を紹介してもらえますよ。

専門医であれば、症状にあったケアと治療をしてもらえます。適切な治療を行えば、数カ月~1年で治るケースが多いですから、できるだけ早い対応をしてもらいましょう。

産後の不安定な時期をのり越えるポイント

遠慮せず、周囲に助けを求めよう

産後のママは心身ともに疲れている状態でも、赤ちゃんがいますから、ぐっすりとは休めない状況です。産後1カ月はママも無理をしないようにできるだけ外出をしないようにといわれますよね。

それだけ産後のママは心身ともに大変な状態なのです。そのことをママ自身も認めて、遠慮せずにどんどん周囲に助けを求めましょう。

一番身近に助けてもらえる人としては、パパがいますね。パパの仕事が忙しそうでも、ゴミ出し、買物をしてもらうだけでも楽になりますよ。

実母に頼れれば頼ってもよいですし、ファミリーサポートを利用してもよいですし、ママからSOSを出してみましょう。助けを求められた人は、自分を頼ってもらえたと嬉しく感じてくれるかもしれませんよ。

なんでも完璧にこなそうとしない

出産するまでは何でもママのペースでできていましたが、赤ちゃんが生まれたら自分のペースでできるものは一つもないかもしれません。そのような状態で、家事も育児も完璧にこなそうとするのは無理でしょう。

赤ちゃんを優先したら、ほかのことができなくても仕方がないことなのです。赤ちゃんのお世話は何かの片手間でできるようなことではありません。

ですから、ほかのことで手を抜けるところで手を抜きましょう。例えば、部屋の掃除は毎日しなくても心と体の余裕があるときにする、料理は簡単なものですませる、食事は買ってきたものを食べる、など何でもよいのです。

何かできないことがあったら、「まあ、いいか」と思えるようになるとよいですね。

とにかく睡眠時間を確保しよう

睡眠不足は脳の機能を低下させます。本来は夜にぐっすり眠りたいところですが、育児中は難しいですよね。特に赤ちゃんが新生児のときは、昼夜関係なく起きていますし、授乳時間も3~4時間おきにしなくてはいけません。

ママは、赤ちゃんの身の回りのことをして、赤ちゃんが眠ったときに家事をしていたら眠る時間がなくなってしまいます。ですから、赤ちゃんが眠ったときに一緒に眠ってしまいましょう。

パパがお休みの日や、実家に遊びに行ったときは、赤ちゃんのお世話を任せてママは眠らせてもらいましょう。パパに赤ちゃんと過ごしてもらうことで、ママの大変さも分かってもらえるようでしょう。睡眠、食事は赤ちゃんだけでなく、ママにも必要です。

まとめ

産後は心身ともに疲れ、体の中ではホルモンバランスが乱れ、環境は劇的に変化して赤ちゃんのペースで過ごす毎日が始まります。そんなときに、イライラしたり、涙が出たり、眠れなくなったり、食べれなくなったり、赤ちゃんを可愛く思えなくなったりしたら、産後うつかもしれません。

周りの人に助けてもらい、ほどほどに手を抜いた生活をして、眠れるときに眠りましょう。対処しても改善しないようであれば、医療機関や保健センターなどに相談にのってもらうとよいですよ。ママが1人で抱え込まないでくださいね。

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