赤ちゃんが声を出すクーイングとは?返し方と声が枯れる原因や対処法
赤ちゃんの声ってかわいいですよね。初めての育児に奮闘するママが知りたい、赤ちゃんが声を出すタイミングや、ママの声のかけかたをまとめてみました。赤ちゃんにはいつもかわいい声でいてほしいですよね。気になる赤ちゃんの声が枯れる原因やその対処法についてもご紹介します。
目次
- 赤ちゃんが声を出す時期はいつから?
- 赤ちゃんの「クーイング」の意味を知ろう
- クーイングは早い子で生後1カ月から始まる
- クーイングと喃語の見分け方
- 赤ちゃんのクーイングの上手な返し方
- 赤ちゃんと同じ言葉をまねしてみよう
- クーイングをほめてあげる
- マザリーズを意識して語りかけよう
- 赤ちゃんが声を出して笑うのはいつから?
- 声を出して笑うのは早い子で5カ月頃から!
- 笑いをひきだすコツやポイント
- 赤ちゃんが笑ったらママも笑顔でこたえよう
- 赤ちゃんの声が枯れて心配。原因は?
- 風邪で喉が炎症をおこしている
- 泣きすぎによる声帯の腫れ
- なかなか治らない場合は小児声帯結節かも
- 声が枯れたときの対処法や受診目安
- なるべく大泣きをさせないように
- 部屋が乾燥しないよう湿度を保とう
- 声枯れ以外の症状もある場合は早めの受診を
- まとめ
赤ちゃんが声を出す時期はいつから?
赤ちゃんの「クーイング」の意味を知ろう
あきらかに、泣いているときや不機嫌なときに発する声とは違うので、ママもその違いに気がつきやすいことでしょう。「クーイング」は、赤ちゃんの口や喉の形が成長とともに変化してくることによって発せられるので、成長の証の一つといえます。
「クーイング」は、将来言葉を話すための準備段階といわれています。赤ちゃんは自分で喉の奥からいろいろな音を出すことにより、「こんな音が出せるんだ」と楽しんでいる時期なので、優しく見守ってあげるようにしましょう。
クーイングは早い子で生後1カ月から始まる
ママがあやしたり抱っこしたりしたときに、赤ちゃんが泣き声とは違う声を出していれば、不安に思う必要はありません。きっともうじきクーイングが始まるサインです。
クーイングをしていない、どの声がクーイングなのかよくわからないなどという場合には、定期健診のときに医師に相談してみるのも一案です。この時期はわが子の成長に一喜一憂するママも多いと思うので、不安があるときは1人で悩まずに相談するようにしたいですね。
クーイングと喃語の見分け方
クーイングが「あー」「うー」など、舌を使わない母音が中心であることに対し、喃語は「あぶぶ」「ばぁ」「だぁだぁ」など子音や他音節が混ざっているのが特徴です。クーイングは喃語の前段階になり、成長とともにクーイングが喃語へと変化していくのです。
喃語は、まだきちんとした言葉にはなっていないものの、赤ちゃんの気持ちやママへの要求を表現していることも多いようです。赤ちゃんによっては状況によって音を使い分けていることもあるので、注意して聞いてみましょう。
赤ちゃんのクーイングの上手な返し方
赤ちゃんと同じ言葉をまねしてみよう
赤ちゃんが「うー」といったらママも「うー」と返し、赤ちゃんが「あー」といったらママも「あー」というように同じトーンで返すと、赤ちゃんはママの口元をみながら音との関連性を学ぶことができます。
それに慣れてきたら、今度はママの方から違った母音を発音してみましょう。赤ちゃんがママのまねをして同じ音を出そうとしてくれるかもしれません。
この遊びを繰り返すことにより、赤ちゃんは音と口の動きを学ぶことができますよ。
クーイングをほめてあげる
先ほどお話ししたように、赤ちゃんの発した言葉をオウム返しにして遊ぶのもよいですが、クーイングをほめてあげるのも効果的です。
「お話上手になったね」「いろいろな音が出せるようになってすごいね」というように優しくほめてあげると、ママの話している言葉の意味は分からなくても語調でほめられていると感じています。
そうすると、ママにほめられるのが嬉しくなって、ますますクーイングが上手になってきますよ。
マザリーズを意識して語りかけよう
マザリーズ特有のゆっくりした語調や繰り返し使われる単語を聞きながら、赤ちゃんは音をまねしたり、耳で注意深く聞いたりすることによって言葉の学習を深めていくといわれています。
また、ママの話している言葉の意味をはっきりと理解できなくとも、その抑揚からママの感情を理解しようとしているので、赤ちゃんの情緒を育てる効果もあります。
赤ちゃんの発達をうながすためにも、マザリーズを意識して語りかけるようにしたいですね。
赤ちゃんが声を出して笑うのはいつから?
声を出して笑うのは早い子で5カ月頃から!
なにか面白いものを見て笑うようになるのは、早くても1歳前後からとされています。それまでは視覚が発達途中であるため、まだママと同じように周りの風景を見ることができません。
なので、生後5カ月頃は、なにかを見せて笑わせようとするのではなく、体に触れたり、声のトーンを変えたりして笑わせるのがおすすめです。わが子がどんなことをすると笑ってくれるのか、普段から把握しておくと、外出先でぐずって困ったときに対処しやすくなりますよ。