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赤ちゃんが声を出すクーイングとは?返し方と声が枯れる原因や対処法

赤ちゃんが声を出すクーイングとは?返し方と声が枯れる原因や対処法

笑いをひきだすコツやポイント

どうやったら赤ちゃんを笑わせることができるのか、そのコツやポイントについてご紹介したいと思います。先ほどもお話ししたように、1歳未満の赤ちゃんを笑わせるには、視覚以外の点から刺激する必要があります。

・優しく体をくすぐる
・首や頭に息を吹きかける
・お腹などに口を当て、ぶっと音を出す
・抱っこしながらその場でゆっくりと一回りする
・たかいたかいをする

など、試してみてはいかがですか。お腹をくすぐっても笑わない場合は、手足をくすぐってみるなど、赤ちゃんの性格によっても笑うツボは変わってくるので、いろいろと試しながらポイントを見つけてくださいね。

くすぐるときはママの爪で引っ掻かないようにし、たかいたかいの場合は落とさないように注意しましょう。

赤ちゃんが笑ったらママも笑顔でこたえよう

赤ちゃんが声を出して笑うようになると、ママもパパも親になった嬉しさを改めて実感することもあるでしょう。赤ちゃんが笑ったら、ママも笑顔でこたえるようにしたいですね。

ママが育児と家事の両立に頑張るあまり、ときには精神的にゆとりが感じられないこともあるでしょう。赤ちゃんに笑顔で話しかけるのに疲れてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは無理せず、家事を手抜きして少し休むことも必要です。もし、パパや実家に頼ることができるようであれば、半日ぐらい赤ちゃんを預けて、ママがリラックスできる一人時間を持つことも必要ですよ。

気持ちにゆとりができれば、赤ちゃんの笑顔にも笑顔でこたえることができるようになります。

赤ちゃんの声が枯れて心配。原因は?

風邪で喉が炎症をおこしている

赤ちゃんでも風邪をひいて声が枯れてしまうことがあります。この場合、咽頭に菌やウイルスが付着して炎症を起こし、声帯に異常が起きている可能性があります。しかし赤ちゃんはまだ言葉でその辛さをママに伝えることができません。

赤ちゃんの様子がいつもと違うなと感じたら、迷わず小児科を受診しましょう。高熱が続く場合は風邪以外の感染症の可能性もあります。

ママは赤ちゃんと過ごす時間が長いので、ちょっとした変化にも気づきやすいです。ママがおかしいな、不安だな、と感じたらすぐに小児科を受診しましょう。

パパやほかの人が「これぐらいの症状なら医者に行かなくても大丈夫」ということがあるかもしれませんが、念のために医者に診断してもらう方が安心です。

泣きすぎによる声帯の腫れ

赤ちゃんが泣き始めてからママがすぐに対応できればよいのですが、ミルクを作るのに手間取ったり、油を使った調理をしていてすぐに手が離せなかったりすることもあると思います。泣く時間が少し長引いてしまうと、声が枯れてしまうこともあります。

声帯を激しく使ったことにより炎症を起こし、その機能が一時的に低下してしまうことが考えられます。湿度などの生活環境によっては、5~10分泣き続けただけで声帯が腫れてしまうことがあるので注意したいですね。

赤ちゃんが激しく泣いているときは、できるだけ放置しないように心がけましょう。調理などで手が離せないときは、ママの声が聞こえる範囲に赤ちゃんを寝かせ、声であやすと少しは安心してくれるかもしれません。

なかなか治らない場合は小児声帯結節かも

赤ちゃんが風邪をひいているわけではないのに、なんだか声が枯れている場合は、小児声帯結節の可能性もあります。小児声帯結節とは、喉にある声帯が炎症を起こし、結節と呼ばれるこぶのようなものができた状態のことをさします。結節ができてしまうと、声が枯れてしまいます。

赤ちゃんの声が枯れている場合、しばらく自宅で様子を見て、どうしても気になるようならかかりつけの耳鼻咽頭科を受診しましょう。必要なら、内視鏡検査や声帯の振動を観察してくれるかもしれません。

声が枯れているという理由だけで病院に行くのは、ちょっとためらってしまうかもしれませんが、ただの声枯れや風邪ではない可能性もあるので、気になるときは早めに病院で診断を受けておくと安心ですね。

声が枯れたときの対処法や受診目安

なるべく大泣きをさせないように

長い時間泣きすぎたことによって声が枯れてしまっている場合、声帯にかなりの負担がかかっていることが予想されます。できるだけ声帯を休ませるようにしてあげたいものですね。

しかしながら赤ちゃんは泣くのが仕事ともいうので、まったく泣かせないようにするのは非常に難しいと思います。赤ちゃんが泣きそうになるたびに、「泣いちゃだめよ」とママが気を使ってあやすのも疲れてしまいますし、ママのストレスの原因にもなりかねません。

声帯に負担がかかるのは、大きな声で泣く場合なので、ぐずぐずしている段階であやすように心がけたいですね。先ほどもお話ししたように、普段から赤ちゃんの笑いを引き出すコツを把握していると、こういったときに役立ちますよ。

部屋が乾燥しないよう湿度を保とう

部屋が乾燥していると、ママでも寝起きに喉が痛くて声が枯れてしまうことがありますよね。大人に比べ、体温調節機能が未発達の赤ちゃんは、ちょっとした乾燥にも敏感に反応してしまいます。大人が快適に感じている湿度でも、赤ちゃんにとっては乾燥している場合もあります。

できれば部屋に湿度計を設置して、数値で湿度を管理すると安心ですよ。湿度が低い場合は、加湿器を設置する、もしくは濡れたタオルをハンガーにかけて室内干しするのもおすすめです。コップに水を入れて高い位置に置いておくだけでも湿度を上げることができます。

乾燥により赤ちゃんが喉を傷めてしまうと、ミルクや水を飲まなくなることもあるので注意したいですね。

声枯れ以外の症状もある場合は早めの受診を

赤ちゃんの声枯れは、大体がしばらくして治るものであまり神経質にとらえなくてもよいのですが、すぐに医療機関を受診しなければいけない場合があります。

一つは、発熱や発疹を伴う場合です。感染症やアレルギーが原因であると考えられるので、速やかに受診しましょう。

もう一つは、おっぱいやミルクが飲めなくなったときです。この場合、脱水症状を起こして危険な状態になってしまうこともあります。

そして最後に、鼻水が出ていて赤ちゃんが苦しそうなときやいつもと様子が違うときです。この場合、迷わず最寄りの医療機関で受診するようにしたいですね。

休日や深夜などにも診察可能な病院の電話番号を書いて冷蔵庫などに貼っておくと、いざというときにも安心ですね。
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