2歳児と楽しむおままごとの遊び方!得られる効果やおもちゃの選び方
おままごと遊びに使うおもちゃの選び方は?
子どもが安全に遊べるか確認しよう
おもちゃが安全かどうか判断する基準の一つに、「ST(Safety Toy=安全玩具)マーク」の有無があります。STマークはその名の通り安全に使用できることを示すマークで、様々な安全基準をクリアしなければ表示できないため、STマークがついているおもちゃがおすすめです。
また、STマークがついているおもちゃには対象年齢が決められています。対象年齢には、子どもが楽しく安全に遊べる年齢という意味があります。万が一の事故を防ぐために、できるだけ対象年齢は守るようにしましょう。
リアルに近いおもちゃを選ぼう
例えば、キッチンを選ぶときは卓上タイプのコンパクトなものよりも、ママが料理をするときと同じように子どもも立って遊ぶことができるものを選ぶと本格的ですね。また、コンロのつまみを回せるものや、水道の蛇口を回すと「ジャージャー」と流水音が出るものなどもあるため、ママと同じように料理や片づけなどができて喜ぶ子が多いでしょう。
食べものであれば見た目がリアルに近いものや、断面までリアルに再現されているものも本物みたいで子どもの興味を引けますよ。
大きさや収納のしやすさも考慮しよう
置く場所は家庭によって様々ですが、リビングやキッチンだと、ママが実際に料理をしている姿を見ながら真似をしておままごと遊びができますよね。また、おままごとセットはおもちゃの数が多いため、収納ボックスなどを購入して遊んだ後に片づけやすい環境を作るようにしましょう。
しかし、場所によっては収納ボックスが邪魔になってしまうこともあります。そんなときは、収納棚がついたおままごとキッチンが便利です。収納ボックスをそのまま収納棚に入れられるため、2歳児でも簡単に片づけられますよ。
おもちゃがなくてもおままごとを楽しむ方法
見立て遊びでおままごとを楽しもう
確かに、おままごとセットがあれば楽しめるのは間違いないですが、おもちゃがなくてもおままごとは楽しめます。例えば、折り紙やティッシュ、粘土、積み木など、家にあるものをおままごと遊びで使う食材や食器に見立てて遊ぶのもおすすめです。
先ほどご紹介したように、子どもは想像力が豊かなので、家にあるものを上手に食材や道具に見立てて遊べるでしょう。見立て遊びでおままごとを楽しみ始めたら、「これは何かな?」と質問しながら楽しんでくださいね。
葉っぱや砂など、自然のものでおままごと
例えば、公園や広場など、自然がある場所に遊びに行くと、木の実や葉っぱ、花などを見かけますよね。そうした自然にあるものを使えば、外でも十分におままごとが楽しめます。
葉っぱはお皿、砂はごはん、花は野菜など、子どもによって色々なものに見立てて遊ぶでしょう。自然に触れると子どもの五感が刺激されるので、想像力だけでなく感性も豊かになります。自然のものは色々と見立てられるので、おもちゃがなくても夢中になれるでしょう。
おままごとセットを手作りするのも!
例えば、食材や食器は、簡単に小麦粘土で作るのも楽しいですし、ママがフェルトや生地を使って布のおままごとセットを作るのも手作り感があってよいですね。フェルトや布のものなら子どもが口の中に入れても安全なので、赤ちゃんの時期からでも遊べます。
また、おままごとキッチンをダンボールで作るのはいかがでしょうか。ダンボールで自由にキッチンを作れば、世界で一つだけのオリジナルおもちゃの完成です。手作りならアレンジが自由にできるだけでなく、お手頃価格で作れるのも嬉しいですね。
まとめ
年齢に合った遊び方をすることで、おままごと遊びを楽しみながら様々な子どもの能力を伸ばすきっかけになるでしょう。2歳児のおままごと遊びにはママの存在が必要不可欠なので、こちらでご紹介した内容を参考にしながら、ママも一緒におままごと遊びを楽しむことが大切です。