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2歳児と楽しむおままごとの遊び方!得られる効果やおもちゃの選び方

2歳児と楽しむおままごとの遊び方!得られる効果やおもちゃの選び方

2歳児は好奇心旺盛で心や体、言葉などがどんどん成長する時期ですよね。そのため、子どもが楽しく遊べ、同時に成長を促すおままごと遊びにはどのようなものがあるか知りたい、というママも多いのではないでしょうか。ここでは、2歳児がおままごで得られる効果や遊び方、おもちゃの選び方などをご紹介します。

2歳児のおままごと遊びは発育にも効果的

コミュニケーション能力が育つ

おままごとは子どもがひとりで料理を作って遊べますが、ママやパパと「ごっこ遊び」をすることで、コミュニケーション能力が育つといわれています。

コミュニケーション能力が身につく理由は、ごっこ遊びには必ず相手がいますよね。ただ遊んでいるだけでも「ありがとう」「どういたしまして」といったあいさつや、「どうぞ」「ちょうだい」といったやりとりの言葉が自然と学べるでしょう。

また、ごっこ遊びはどんな風に遊びたいのか、自分の気持ちや考えを相手に伝えたり、ときには一緒に遊ぶ相手の気持ちに合わせたりすることができるようになります。おままごと遊びができるスマホアプリなどもありますが、人との関わりを学ぶためにはなるべくママやパパが一緒に遊ぶことが大切です。

子どもの想像力を豊かにする

おままごと遊びは、最初のうちはママの行動を単純に真似しているだけのことが多いですが、2歳になるとママになりきって遊ぶようになります。

ママになりきるためには「こんなとき、ママならどうするだろう?」と考えながら遊ばなければなりませんよね。どんなごはんを作ろうか、買いものは何を買おうかなど、頭の中で想像しながら遊んでいくうちに想像力が豊かになります。

子どもの想像力を豊かにするために、一緒に遊ぶときは「何を作っているのかな?」「今日は何を買いますか?」など、子どもにたくさん質問をしてみましょう。ママが質問することで子どもは想像力を膨らませて答えを探すので、色々な質問をして子どもの成長を促していけるとよいですね。

思いやりや生活のルールが学べる

おままごとで遊ぶときに人形やぬいぐるみを使うと、思いやりを育むことができるといわれています。

2歳はまだまだママのお世話が必要な年齢ですよね。しかし、小さいなりにママの真似をして、人形やぬいぐるみを赤ちゃんに見立て料理を作ったり、ごはんを食べさせたりといったお世話をするようになります。たとえ相手が人形であっても、お世話をすることで相手の気持ちが考えられるようになり、思いやりの心が育つのです。

また、ママになりきっておままごと遊びをしていると、普段からママが言っている「野菜も残さずに食べようね」「いただきますしようね」といった言葉も真似するようになって、自然と生活のルールも学んでいくでしょう。

2歳児とおままごとをするときの遊び方は?

ママも登場人物になりきって楽しもう

2歳児がひとりでおままごと遊びをすると、おもちゃをつかむ、くわえる、野菜をただ切るなど、おもちゃで自由に遊ぶだけで終わってしまうことも多いです。しかし、ママも登場人物になりきって一緒に楽しめば、おままごと遊びを発展させることができますよ。

例えば、「◯◯ちゃんがお母さん役ね!カレーをください」とママがリードすると、子どもは試行錯誤しながら一生懸命カレーを作ってくれるでしょう。

ママひとりで毎日おままごとの相手をしていると、いつも同じような展開になってしまうことがあります。そんなときはパパや人形に助けを求めてみましょう。登場人物が変わればセリフや口調が変わり、よりおままごと遊びの幅が広がるのではないでしょうか。

現実とつながる声かけが子どもの教育に

おままごと遊びは想像と現実が交差する遊びなので、リアルなおもちゃを選んで現実とつながる声かけをしながら遊ぶと、様々なことを子どもが学べるきっかけになります。

例えば、おままごと遊びには包丁やコンロなど、現実で扱うとケガをする危険性があるようなおもちゃがたくさんありますよね。遊びながら「包丁は危ないから気をつけて使おうね」と声かけをしておけば、本物の包丁の扱いにも気をつけるようになるでしょう。

また、子どもが苦手なピーマンや人参などの野菜を、「甘くておいしい!◯◯ちゃんもどうぞ」声かけしながら食べさせる真似をしてみてください。おままごとで苦手意識が少なくなれば、実際の食卓に苦手な野菜が出てきたときも、すんなり食べてくれるかもしれませんよ。

子どもの世界観は大切にしよう

2歳児は大人とは違う独特な世界観を持っているため、「それはおかしいよ」などとうっかり口出しすると子どもの世界観を崩してしまう可能性があります。

2歳児の概念はまだまだ発達途上です。例えば、目の前に3人の赤ちゃんがいるとします。大人から見ると3人は全員同じ「赤ちゃん」という存在です。しかし、2歳児にとってはどの赤ちゃんを見てもまったく別の固有のものになるのです。

そのため、子ども自身の発想を促すにはママの固定概念を押しつけず、なるべく見守るようにして子どもの世界観に合わせて遊ぶようにしましょう。子どもが迷っているときや困っているときだけそっとサポートして、子どもの世界観を尊重しながら一緒に遊ぶとよいですよ。
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