4歳向け教材を徹底調査!おすすめ無料教材と通信、教室学習の違い
年少さんになると、ひらがなや数字に興味をもつようになってくる頃ではないでしょうか。「うちの子はまったく興味がなくて…」と少し心配になるママもいるかもしれません。なにかを学習するには、楽しみながらすることが大切だといいます。まずは気軽に取りくめる無料の教材から、子どもに合う教材の選び方をご紹介します。
4歳児向け教材はどんなものを選ぶ?
年齢でなく成長レベルに合っているもの
対象年齢が合っていても「うちの子には、まだちょっと早いかも…」など迷うママも多いはずです。選び方のポイントとしては、取りくむ内容の難易度が子どものレベルに合っているかです。むずかしすぎると、途中でやる気がなくなりますし、簡単すぎてもおもしろくないでしょう。
例えば、文字をある程度読めなければできない教材を、まったく文字が読めない子どもが取りくむには早いので「すこしがんばればできる」くらいのレベルのものを見極めるのが大切です。
知育?お受験?入学準備?求める内容で選ぶ
<知育・能力開発系>
知育・能力開発系の教材は、子どもの脳の発達を促すために、子どもの知的好奇心を上手にひきだし、いろいろな能力、可能性を開花させるのを目的としています。主な教材は、プリント(ワークブック)、フラッシュカード、積み木、パズル、絵カードなどを用いることが多いです。
<小学校受験準備系>
受験準備とあって、有名小学校入試問題に類似したペーパー学習の教材が多いです。問題集などのペーパー学習教材のほかに、おはじき、さんかくパズル、立方体積み木なども用いられるようです。
習慣化して積極的に活用できるかがカギ
幼児教材に取りくむには、4歳児が「毎日5分でも必ず机にむかう学習習慣を定着」させることが大切です。
学習習慣を定着させるポイントは先ほどもあげましたが、子どものレベルに合った難易度の教材を選ぶことと、毎日一定の分量を行うことです。
部屋の片づけと同じで、今日は気が向いたからやる、やらないでは習慣化できないので「1日プリント1枚」など決めてやってみましょう。
また徐々に難易度をあげていくのも効果的です。一つの教材が終わったら少し難易度をあげて進めていくことで、むりなく取むことができるはずです。
通信教材、教室学習のメリットとデメリット
遊びを通した通信教材「こどもちゃれんじ」
4歳児コースは年少コース・年中コースがあるので生年に合わせて選びます。学習内容は主に、ひらがな、数や季節のテーマに合った好奇心をのばす絵本・DVDなどです。
市販のワークに比べ、発達に合ったカリキュラムをくんでいるため、つまずくことなく力をのばすことができるようです。また季節感のあるワークなので毎月、子ども自身の身近な体験と連動し、親子で会話がはずみそうですね。
毎月、教材がセットで届くので市販のものをそろえるよりコストがおさえられますが、似たものをもっている場合も、教材の要不要の選択はできません。
先生に教わる週2回の教室学習「公文式」
公文式は「年齢・学年にとらわれない個人別学習」が特徴で、子どものできることを見極め「ちょうどの教材」を先生が選びます。
学習段階のステップを細かく設定しており、子どもができるところからスタートします。少しずつむずかしい内容にも挑戦することで、就学前に小学校の内容に進むことも可能です。
決められた曜日に行くことで学習習慣を身につけられる反面、子どもが学習に意欲的になれなければ続けるのはむずかしいかもしれませんね。
安価な通信教材と先生におまかせ教室学習
<こどもちゃれんじ>
〇メリット…受講料が教室学習に比べ安い。小学2年生までは算数・国語2教科で3,000円程。毎回子どもがよろこぶ楽しい仕かけがあり飽きずに取りくめる。
✖デメリット…子どもが自主的に学習する必要がある。問題文の説明や、丸つけなど親のサポートが不可欠。
<公文式>
〇メリット…子どもに合わせた問題を選んでくれるため「できた!」という達成感がある。学習指導、丸つけはすべて先生に任せられる。勉強量が多く基礎が身につく。
✖デメリット…受講料が通信教材に比べ高い(1教科6,000円程)。宿題は子どもに合わせた量だが比較的多い。親の送迎が必要。
無料教材でも内容が充実しているサービス
運筆やひらがなを覚える「ぷりんときっず」
カリキュラムの内容は、なぞり書き練習や、あいうえお塗り絵などの「運筆」や、ひらがな・カタカナを使った迷路、穴埋め問題などの国語があります。また数字表、図形を覚えるかたちづくり、1桁の足し算など、小学1年生で勉強する内容を含む算数などもあります。
プリント学習のポイントは「褒める!楽しむ!継続させる!」 とのことです。子どもが楽しく継続するには、たくさんのプリントの中から、子どもに合うプリントを選ぶことがコツです。