ハイハイはいつから始まる?ずりばいとの違いや簡単にできる練習方法
赤ちゃんのハイハイがいつから始まるのか、ママは気になりますよね。なかなかしてくれないと、心配になることもあると思います。ここでは始まる時期や、ずりばいとの違いをみていきたいと思います。またハイハイをしない原因や、練習方法なども紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
目次
- ハイハイをするまでの成長過程は?
- 4~6カ月頃に寝返り
- 5~7カ月頃にお座り
- 5~7カ月頃にずりばい
- ハイハイし始める時期はいつ頃?
- 8カ月前後に始める子が多い
- ハイハイし始める時期は個人差が大きい
- ハイハイは必要?ずりばいとの違いは?
- ハイハイの必要性とは?
- ハイハイせずにつかまり立ちする子もいる
- ずりばいとの違いとは?
- どうしてハイハイしないの?原因は何?
- ハイハイできる環境がない、興味がない
- お座りが好き、歩行器を使っている
- まれに病気や発達障害が原因の場合も
- ハイハイを始める前に!安全対策は大丈夫?
- 床に危険なものを置かない
- 家具の角にクッションをつける
- 階段やキッチンにガードをつける
- 簡単にできるハイハイの練習方法とは?
- 好きなおもちゃを使って気を引く
- タオルを使ってハイハイの体勢を助ける
- ママが一緒に遊びながらハイハイする
- ハイハイを見守るママへの注意点
- 放置しすぎない、そばで見守る
- 無理強いしない、他の子と比べない
- やり方が少し違っても気にしすぎない
- ハイハイが心配な時に相談できる場所は?
- 市の子育て担当の部署に電話する
- かかりつけの小児科医に相談する
- 乳幼児定期健診の際に相談する
- まとめ
ハイハイをするまでの成長過程は?
4~6カ月頃に寝返り
赤ちゃんは首がすわり、背中や足腰に筋肉がついてきたら寝返りを始めます。足を手でつかんでコロコロと揺れたり、腰をひねって横向きになろうとする様子が見られたら、準備が整ってきたサイン。そのうち、寝返りができるようになるかもしれません。
しかし、成長は赤ちゃんによって違います。9カ月を過ぎてできるようになる子もいれば、寝返りをしないでハイハイをする子もいます。4~6カ月頃で寝返りをするというのは、目安として覚えておくとよいですね。
5~7カ月頃にお座り
この頃になると腰やお尻の筋肉がつき、寝返りで背中の筋肉も使えるようになっているので、赤ちゃんはお座りにチャレンジ。背中を丸めて前かがみになり、床などに両手をついて座っている状態になります。最初はグラグラと不安定ですが、徐々にしっかり安定してきますよ。
お座りの時期も赤ちゃんによって違いますが、早くても遅くてもその子なりの成長があるので気にする必要はありません。5~7カ月頃というのは目安ですので、この時期にできていなくても心配しないでくださいね。
5~7カ月頃にずりばい
ずりばいは寝返りをするようになってから、ハイハイが始まるまでの間に行われます。赤ちゃんによって個人差がありますので、5~7カ月頃にずりばいができるというのは目安として知っておく程度で大丈夫ですよ。
最初は後ろだけに進んだり、片足だけを蹴って進んだりと、赤ちゃんによってスタイルがいろいろあります。絶対にしなくてはいけないものではないので、できなくても問題はありません。ずりばいをしなくてもいつのまにかハイハイをしたり、歩いたりする子もいます。
ハイハイし始める時期はいつ頃?
8カ月前後に始める子が多い
赤ちゃんは首が座ってから、ずりばいをするまでの間に足腰の筋肉や骨が発達します。そして、ちょうど8カ月をむかえる頃には背骨や体幹がしっかりしてきて、腰や足の筋肉もよりしっかりと成長します。また、姿勢も一定に保つことができるようになるため、ハイハイができるようになります。
四つん這いの姿勢で体を前後に揺らす動きが続いたらハイハイをする日も近いかもしれません。なかにはひざをつかないで、足を伸ばした状態で四つん這いになる「たかばい」をする子も。また座ったまま、お尻でズルズルと移動する赤ちゃんもいるようです。これもまた、ハイハイの一種。いろいろなスタイルがありますね。
まだ最初は動きがぎこちなく、移動もおぼつかないことが多いですが、徐々にできていくようになるので、あたたかく見守ってあげてくださいね。
ハイハイし始める時期は個人差が大きい
先ほど、始める目安として8カ月頃と書かせていただきましたが、あくまで目安の時期。お座りするのも、ずりばいをするのもみんな時期が違います。生後5カ月頃にずりばいを始めて、7カ月頃からハイハイをする子もいますし、10カ月頃から始める子も。
またハイハイをしないまま、つかまり立ちをしたり、歩いたりする場合もあります。すべての赤ちゃんが通る道ではありません。順番を飛ばして、いきなり立ったりしてしまう場合もありますよ。
子どもによって成長の段階や順序は違います。ほかの赤ちゃんより遅い場合や、しない場合でも気にすることありません。ほとんどの場合は発達に問題があるわけではないので、安心してくださいね。
子どもは、自分のペースでそれぞれ成長しています。できないことがあってもママは心配したり、焦ったりしないで、気長な目で我が子の成長や発達をみてあげましょう!
ハイハイは必要?ずりばいとの違いは?
ハイハイの必要性とは?
1.全身の筋肉を使うことで、手足の筋肉や体幹が鍛えられます。手足の刺激も多いので握力は鍛えられ、ものをつまんだり、足のふんばりでバランスをとることも上達します。
2.行動範囲が広がり、さまざまなものに興味をもつようになります。好奇心を満たすために動き回ることで視覚や触覚、聴覚などの感覚を刺激して赤ちゃんの情緒によい影響を与えます。
3.ハイハイをすることで運動量が増えるので、離乳食をしっかり食べるようになったり、寝つきがよくなったりします。一日の生活リズムも整いやすくなります。
これらの点をみると、ハイハイは赤ちゃんにとって必要性が高く、大切な成長過程だといえそうですね。
ハイハイが運動神経に繋がる?運動能力がアップするハイハイのすべて - teniteo[テニテオ]
あっという間に過ぎてしまうハイハイの時期。ハイハイするようになると、子どもの行動範囲も広がり、体もしっかり成長していきます。ハイハイが早く始まると運動神経がよくなるなどの話も聞きます。今回は、子どもの発達と運動神経のことをはじめ、ハイハイのメリットなども紹介します。