ハイハイはいつから始まる?ずりばいとの違いや簡単にできる練習方法
簡単にできるハイハイの練習方法とは?
好きなおもちゃを使って気を引く
例えば、手が届きそうで届かない場所に赤ちゃんが好きなおもちゃを置きます。好きなおもちゃがあると赤ちゃんは興味をもち、それを手に取って遊びたいと思いますよね。そのおもちゃを取りに行こうとして、ハイハイをしようとすることがあります。
また、おもちゃの種類としては思わず追いかけたくなるようなボール、音が鳴るもの、キラキラ光るものなども興味をひきやすいため、おすすめです。
目の前にあるおもちゃで遊びたくて、いつのまにか前に進んでいることがあるかもしれませんよ。
タオルを使ってハイハイの体勢を助ける
腹ばいになっている赤ちゃんのお腹の下にバスタオルを敷いて、そのまま上に引っ張り上げてみます。そうすると、自然にハイハイの体勢になります。
赤ちゃんはお腹が持ち上がると、自然に両方の手足を前にだします。そして、その手足が床に着くか着かないかというところまで、下げてみましょう。その動きをすることで、赤ちゃんはお腹より先に手足を床に着くという体勢を覚えます。
この体勢のまま、ハイハイをしようとしていたら「すごいね」「じょうずだね」と言葉をかけたり、ほめたりするとよいと思います。
ママが一緒に遊びながらハイハイする
その際に、ママの方が赤ちゃんより先にハイハイで進むとよいですよ。赤ちゃんがママを追いかける感じになり、楽しく練習ができます。親子の触れ合い遊びとしてもおすすめです。
また、赤ちゃんはママの真似をして行動を覚えます。追いかけさせるのもよいですし、横に並んで一緒にするのもよいと思います。言葉ではまだ伝わらないことが多いので、隣でハイハイの仕方や楽しさを伝えてあげるとよいですね。
ハイハイの見本を見せる機会を積極的に作り、練習を促してみましょう!
ハイハイを見守るママへの注意点
放置しすぎない、そばで見守る
そのようなことがないように、ママはそばで赤ちゃんを見守ってあげましょう。ぶつかりそうになったときには「危ないから、とまってね」と声をかけたり、転んだときにもすぐに対処できたりします。
機嫌よく一人でハイハイしているからといって放置していると、ママが気付かないところで思わぬ事故にあう可能性もあります。
赤ちゃんにとって、やはり頼りになるのはママの存在です!赤ちゃんが安心してのびのびとハイハイできるように、そばで見守ってあげましょう。
無理強いしない、他の子と比べない
赤ちゃんはまだ体力もなく、ハイハイにも慣れていません。その時期に無理強いさせられると、ハイハイはいやなものだと思い、楽しくできなくなります。
また、他の子と比べるのもやめた方がよいですよ。「あの子はできているけれど、自分の子はできていない」と不安に感じることもあるかもしれませんが、赤ちゃんの成長はさまざまです。できないことがあっても大丈夫。その子なりのペースでちゃんと成長しています。
自分からやろうとしたときにママは見守り、応援してあげることが大切だと思います。
やり方が少し違っても気にしすぎない
いろいろなハイハイがありますが、少し基本と違っていてもあまり心配しなくても大丈夫ですよ。たまたまその形で前に進めたので、その形で動くことを覚えたのだと思います。
しかしハイハイの仕方がおかしいと、病気なのでは?と心配になることもあるかもしれません。足の形が左右で違う、足が突っ張っているなど気になることがあるときは、小児科で一度診てもらうと安心です。
ハイハイが心配な時に相談できる場所は?
市の子育て担当の部署に電話する
市役所には、子育て担当の部署があるので電話してみるとよいですよ。そこで話を聞いてくれたり、ほかにも相談できる場所を案内してくれたりするかもしれません。
子育て支援センター(近くの保育園や児童センターなど)なども地域によってあるので、利用するとよいと思います。乳幼児の発育や成長などのいろいろな育児相談や、情報提供を行っているので出向いてみてもよいですね。
心配や不安があるときははひとりで悩まず、市で行っている子育て機関を利用して、ママの心配を解消しましょう!