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雨の日のママチャリ通園を少しでも快適に!安全対策やグッズのご紹介

雨の日のママチャリ通園を少しでも快適に!安全対策やグッズのご紹介

保育園の送り迎えに便利なママチャリですが、雨の日は濡れてしまうことに不満を感じているママも多いのではないでしょうか。どうすれば雨の日でも快適にママチャリに乗ることができるでしょうか。今回は雨の日のママチャリ通園を快適にするグッズや安全対策を紹介します。

安全に乗るために知っておきたいこと

片手での傘さし運転は法律違反になる

雨の日に外出すると、傘をさした状態で自転車に乗っている人を見かけることがあります。

しかし、片手に傘を持った状態で運転する「傘さし運転」はハンドルやブレーキ操作の遅れや転倒に繋がるということから、平成27年の道路交通法改正により法律違反と定められました。

傘さし運転をすると5万円以下の罰金が科せられるほか、3年以内に交通違反を2回行うと安全講習を受けなくてはなりません。事故を起こすと罰金だけではなく慰謝料や治療費などもかかってしまいますね。

子どもを乗せているときは1人乗りのときに比べてブレーキが利きにくく転倒しやすいため、事故を起こしやすくなります。命にかかわる危険があるため、傘さし運転はしないでください。

時間に余裕を持ってスピードは控えめに

雨の日は道路が濡れているため自転車がスリップしやすく、急ハンドルが原因で転倒することがあります。脇道から出てきた人を避けようとして倒れたり、電柱などにぶつかったりする可能性があり危険です。

ブレーキの利きも悪くなるため、急ブレーキをかけても止まりきれず車や人に接触するかもしれません。特に、下り坂で前輪のブレーキを強くかけると後輪が跳ね上がる可能性もあります。

雨の日は急ハンドルや急ブレーキを避けるため、スピードは控えめに運転し、時間に余裕を持って行動しましょう。

また、横断歩道のペイント部分やマンホールのふたの上などは滑りやすいため注意が必要です。自転車を押して歩いた方が安全な場合もありますので、滑りやすい場所では無理せず歩いてもよいでしょう。

ママチャリのお手入れが事故防止につながる

安いママチャリにメンテナンスなんて必要ないのでは?と考えるママもいるかもしれませんが、事故防止のために自転車のお手入れは欠かせません。

自転車のタイヤは消耗品ですので、乗っているうちにタイヤの溝がなくなったりひび割れたりすることがあります。こまめに空気を入れておくとタイヤの寿命を延ばすことができるだけではなく、運転時にバランスを崩しにくくなります。

また、ブレーキパッドがすり減っていたリ、ブレーキワイヤーが伸びていたりするとブレーキが利きづらくなります。安全にかかわる部分ですので、交換や調整は自転車店などに依頼したほうがよいでしょう。

チェーンについたサビや汚れを放置しているとチェーンが切れる原因になります。定期的に注油や掃除を行いましょう。

雨の日も快適にママチャリに乗る方法とは

子ども用シートにレインカバーをつけよう

子どもをママチャリに乗せているときに雨が降ってくると、子どもが濡れてしまうことが気になりますよね。レインコートだけでは激しい雨を防ぐことはできません。

こんなときに便利なのが子ども用シートに取り付けできるレインカバーです。子どもの体をシートごと包みこむため、雨はもちろん風や寒さを防ぐことができますよ。

シートによって取り付けできるレインカバーが異なるため、購入時はサイズや着脱のしやすさ、子どもの乗せ降ろしのしやすさ、通気性や防水性などをチェックしましょう。

なお、子どもが傘をさしたままママチャリに乗っていると、転倒したときに傘が顔や目などにあたる可能性があり危険です。ママチャリに乗るときはママも子どもも傘を使わないようにしましょう。

ハンドルやカゴにカバーをつけよう

ママチャリに乗っているとき、雨で手が濡れると手がかじかんでブレーキをスムーズに操作できなくなる可能性があります。手が冷えるような時期でなくても、ハンドルが濡れていると不快ですよね。

自転車のハンドルに取り付けられるハンドルカバーは、雨でハンドルが濡れるのを防ぐだけではなく、風や紫外線も防いでくれる優れものです。袖や腕時計が濡れるのを防ぐことができるため、雨の日も快適に運転できます。

また、カゴにカバーをつけると雨で荷物が濡れるのを防ぐことができます。ひったくり防止にもなるため、雨の日以外も使うとよいでしょう。

カゴカバーには大きく分けて、上から被せるタイプとカゴ全体を包むタイプがあります。雨対策にはカゴ全体を包むタイプがおすすめです。

レイングッズを身につけよう

両手がふさがらないレインコートは自転車の雨対策に最適です。しかし、風でフードが脱げる、顔が濡れるなどのトラブルが起こることもあります。

フードのほかにゴムがついたレインキャップを身につけていると、運転中にフードが脱げても慌てずにすみます。大きなツバがついているタイプなら顔が濡れるのを防ぐこともできますね。

眼鏡をかけている場合、水滴がついたり曇ったりして前が見えづらくなることがあります。レインキャップに加え、曇り止めを塗るか、コンタクトレンズを使用するとよいでしょう。

また、自転車に乗っているときに濡れやすい足は長靴がおすすめです。靴底がゴムでできた長靴であればペダルを踏み込んだときに滑りにくく、安全に運転することができますよ。
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