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赤ちゃんがまとめて寝るのはいつから?睡眠リズムと寝かしつけのコツ

赤ちゃんがまとめて寝るのはいつから?睡眠リズムと寝かしつけのコツ

赤ちゃんがまとまって眠ってくれないと、ママは寝不足になって辛いですよね。赤ちゃんが眠れるようになる時期や、寝かしつけのコツを知っていると、少し育児が楽になれるかもしれません。今回は、赤ちゃんの睡眠リズムの変化や、寝かしつけの方法などについてご紹介します。

赤ちゃんの睡眠リズムはどうなっているの?

生後しばらくは昼夜の区別がない

ママのお腹の中にいたころ、赤ちゃんは昼夜に関係なく短いサイクルで寝たり起きたりをくり返していました。そのため、生まれてもすぐには昼夜の区別ができず、睡眠リズムも定まっていません。

このころの赤ちゃんは、授乳のとき以外はほとんどを寝て過ごします。1日の平均的な睡眠時間は、17時間ともいわれています。しかし、赤ちゃんの胃はまだ小さく、一度にたくさんおっぱいやミルクを飲むことはできません。そのため、3~4時間ほどでお腹を空かせて起きてしまいます。

昼夜を問わず短いサイクルで授乳をしなければいけないので、ママは大変な時期ですね。生活をしていく中で、赤ちゃんの体内時計が次第に整い、昼夜を区別できるようになります。

少しずつまとまって寝るようになる

生後2~3カ月ころになると、次第に昼夜の区別がつくようになります。それにともない、昼間に起きている時間が長くなり、夜も少しずつ長く眠れるようになる赤ちゃんが多いですよ。

生後3~6カ月ころには、日中に数回のお昼寝でまとまった睡眠を取るようになります。夜も長い時間眠れるようになり、6時間ほど連続して寝る赤ちゃんもいます。夜にまとまって眠れるようになるのは、生後6カ月ころからが多いようです。このころになると、明るい時間に活動し暗い時間は眠るといった生活リズムが出来上がってくるでしょう。

月齢が進むと、今度は夜泣きで目を覚ましてしまうことも増えてきます。しかし、睡眠リズムが定まっていなかった低月齢のころと比べると、ママも少し楽になっているかもしれません。

赤ちゃんによって個人差も大きい

低月齢のころから長く眠る赤ちゃんもいれば、月齢が進んでも夜中に何度か目を覚ましてしまう赤ちゃんもいます。睡眠は、赤ちゃんによって個人差が大きいのです。

赤ちゃんの睡眠時間が平均より長くても短くても、ママは心配になってしまいますよね。しかし、赤ちゃんが機嫌よく過ごしているのなら、それがその子に合った睡眠リズムだと思って大丈夫でしょう。

赤ちゃんの睡眠時間が短く、頻繁に目を覚ましたり夜中に起きている時間が長かったりすると、ママは心身ともに辛くなりがちです。「一体いつまで続くのだろう」と不安になりますよね。

しかし、成長とともに長く眠れるようになります。今は辛いですが、いつまでも続くものではないと思って乗り切っていきましょう。

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赤ちゃんの寝かしつけにぴったりな方法とは

体をトントンして寝かせる

赤ちゃんの体をトントンするのは、寝かしつけやあやし方の定番の一つです。赤ちゃんは、トントンされることで安心し、眠ったり機嫌がよくなります。

トントンで赤ちゃんが安心するのは、ママのお腹の中にいたころを思い出すからといわれています。トントンという音が、赤ちゃんがお腹の中で聞いていたママの心臓の音と似ているのだそうです。

一定のリズムで与えられる刺激や、ママと密着し温もりを感じられることも、安心できる要因かもしれませんね。最初から、トントンでスムーズに寝かしつけるのは難しいでしょう。しかし、寝る前の習慣として続けていくと、次第に赤ちゃんも抱っこではなくトントンで安心して眠れるようになりますよ。

子守唄などの音楽を聴かせてみる

赤ちゃんは、大好きなママやパパの声を聞くと安心できます。寝る前に子守唄を歌うと、赤ちゃんはリラックスした気持ちで眠ることができます。

子守唄を歌うときは、ゆったりとしたテンポや落ち着いた声で歌うようにするとよいでしょう。あまり抑揚のない単調なリズムの方が心地よく感じられ、眠りにつきやすいといわれています。また、赤ちゃんの好きな音楽を聴かせるのもよいですね。寝るときにはオルゴールのCDなどを流して、リラックスした雰囲気を作ってみてはいかがでしょうか。

子守唄や音楽を聴きながら、赤ちゃんとスキンシップを取るのもよいでしょう。赤ちゃんにとって、寝る前の時間が心地よいひとときとなり、スムーズに眠れるかもしれません。

泣いても見守りながら放置する

欧米のママたちは、赤ちゃんが泣いてもすぐに抱っこなどはしないそうです。赤ちゃんが泣いたときは少し様子を見守りながら、必要に応じて声をかけたりあやしたりするだけのようです。

泣くたびに抱っこしてあやしていると、やがて赤ちゃんは抱っこされないと眠れなくなってしまうこともあります。それでは、赤ちゃんが自分で眠れるようになるのは難しいですよね。

欧米の寝かしつけでは、ママは抱っこはしないけれどそばで見守っています。赤ちゃんも「ママがそばにいてくれている」と安心して、ひとりで眠れるようになるようです。泣いている赤ちゃんを抱っこしないのは、心苦しいかもしれません。しかし、トントンするなどして「ママはいるよ」と伝えながら見守ってみてくださいね。

赤ちゃんが一晩中寝るためにはどうする?

断乳や卒乳すると寝るようになる

赤ちゃんが夜中によく目を覚ましてしまうのは、おっぱいと睡眠が強く結びついているからかもしれません。夜中に目を覚ます度におっぱいを与えている場合は、おっぱいがないと眠れなくなる赤ちゃんもいます。

そのような赤ちゃんは、断乳や卒乳をすると朝まで眠るようになるかもしれません。おっぱいがなくなったことで、別のものを睡眠に結びつけるようになるためです。

断乳や卒乳のタイミングで、寝かしつけの方法を見直してみるとよいですね。おっぱいの代わりとなる、ママの負担にならない寝かしつけに変えるチャンスとなります。ただし、長く寝かせるために早く断乳や卒乳をしようとはせず、赤ちゃんの成長などを考慮しながら行うことが大切です。

ねんねトレーニングで寝るようになる

ねんねトレーニング(ネントレ)とは、赤ちゃんがひとりで眠れるようになるために行うトレーニングのことです。それまで寝るために行っていた抱っこや添い乳などをせずに眠れるようにするというのが、一般的なネントレの目的となります。

早ければ、数日~1週間ほどで効果が現れる赤ちゃんもいます。始めるにあたって、ママは覚悟を持って挑まなければいけないかもしれません。赤ちゃんは抱っこやおっぱいが急になくなり、最初は寝つけず激しく泣いてしまうこともあるでしょう。この泣き声に耐えきれず、ネントレを断念してしまうママも少なくないのです。

赤ちゃんもママも、慣れるまでは辛いかもしれません。しかし、慣れると赤ちゃんもスムーズに眠れるようになりますよ。

生活のリズムを整えてリズムを作る

朝起きる時間や夜眠る時間、お昼寝をする時間やお風呂の時間など、1日の生活リズムがバラバラになっている場合は、リズムを整えることで赤ちゃんが眠りやすくなるでしょう。

夜は決まった時間に、寝室で寝かしつけをするようにします。赤ちゃんが「これから眠る時間だ」と認識できるようになれば、寝かしつけがスムーズになりますよ。

夜にぐっすり眠るためには、日中の生活にも気を配る必要があります。例えば、夕方に近い時間帯に赤ちゃんが眠ってしまっていると、夜はなかなか寝つくことができませんね。お昼寝をする時間帯や、お昼寝が長くなり過ぎていないかなどに気をつけてみましょう。また、起床も遅くなり過ぎないようにするとよいですね。
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