5歳児の発達を促す遊び方を知ろう!屋内や屋外でできる遊び
協調性が身につくドッジボール
公園に十分なスペースがあり、かつ同年齢の友だちが数人いるときにドッジボールで遊んでみましょう。公式には12人以上20人未満となっていますが、たとえ12人以下でも、最低6人以上いれば遊ぶことは可能です。
同じチームの友だちと協力しあって遊ばなければならないので、協調性や相手の動きを考える能力などを身につけることができます。ボールは顔や頭に当てないなど、最初に注意事項はしっかりと説明してあげるようにしたいですね。
社会性や忍耐力を育てるかくれんぼ
まずじゃんけんで鬼を決めたら、残りの子どもは鬼が数えている間に一斉に隠れる場所を探しに走り回ります。「ここだとすぐに見つかっちゃうよ」「◯◯ちゃんはあっちに隠れて、私はこっちにする」というように、友だちと相談しながら隠れるので、社会性が身につきます。
さらに鬼が探している間はじっと息をひそめて隠れていなければならない、また鬼になった子どもは1人であちらこちら探し回らなければならないというように、どちらのポジションになっても忍耐力を育てることができますよ。
運動量が多く基礎体力が向上する鬼ごっこ
基本的なルールも単純明快でわかりやすいですし、なによりも鬼から逃げるというスリルが楽しめるので、今も昔も子どもに人気の遊びです。
どうやったら鬼から逃げ切ることができるのか、また友だちが捕まりそうになったら自分がおとりになって友だちを逃がそうとするなど、知恵と勇気が試される場面もあります。
ママが一緒になって走るのは大変だと思うので、公園に同じような世代の子たちがいたら、「鬼ごっこしない?」と声をかけて遊んでみるのもよいですね。
5歳児の成長を促すおもちゃの選び方
文字や数字への興味が湧くおもちゃ
子どもが自分から興味を持って長い時間遊べるようなおもちゃがあるとよいですね。ママがそばで見守らずとも、一人で遊びながら文字や数字が学べるおもちゃがないか探してみましょう。
機械音声がランダムに質問を投げかけ、子どもが答えを探すような仕組みのおもちゃであれば、ゲーム感覚で楽しく遊ぶことができますよ。ひらがなや数字、そしてアルファベットが学べるものもあるので探してみてくださいね。
勝負を競うおもちゃでスリルを楽しむ
勝負を競うおもちゃであれば、勝つか負けるかのスリルを味わうことができるので子どもの興味も長続きしやすいです。勝ち負けの要素がある知育おもちゃであれば、ドキドキしながら学ぶことができますよ。
時間内に正しい答えを探し、スコアを競うゲームもよいですね。もしくは友だちや家族で一緒に楽しめるようなカードゲームもおすすめです。トランプやチェス、オセロ、将棋といったゲームであれば、子どもの思考力を養えますよ。
子どもが勝ったら褒め、負けたら慰めるように心がけましょう。
指先を使って集中力を養うおもちゃ
小さなブロックを指先で組み立てるおもちゃや、細かいパーツを組み合わせるようなおもちゃであれば、指先を使いながら集中力を養うことができます。5歳になると小さなおもちゃを誤飲する危険性も減ってくるので、おもちゃの選択肢も広がります。
子どもが集中して遊べるようなおもちゃがないか、お店でチェックしてみましょう。小さくてカラフルなビーズを組み合わせて模様や形を作るようなおもちゃもよいかもしれません。
小さめのビーズを使ってアクセサリーなどを作るのも、創造力や集中力を養うのに役立ちます。
まとめ
5歳になると理解力や思考力が発達してくるので、今まで以上に遊びの幅が広がり、ママとパパも子どもと一緒になって楽しめることも増えてきます。家族で一緒に遊べるかるたなどのゲームを探してみるのもよいですね。
子どもの成長に合わせた遊び方を考えながら、上手に成長のサポートをしていくようにしたいですね。