3人目をもつメリット、デメリットを知ろう! 経済面や家庭内の変化
3人目が欲しくても、経済面や子育ての負担を考えると大変そうで迷ってしまいますよね。でも、3人目は1人目より補助金がもらえたり保育料がかからなかったり、育てやすい場合もあります。子どもが3人になったときのメリット、デメリットや心がまえを知り、安心して出産を迎えましょう。
3人目の子どもをもつことのメリット
児童手当が増額される
【3歳未満】
一律15,000円
【3歳以上小学生】
第一子と第二子は10,000円
第三子以降は15,000円
【中学生】
一律10,000円
年齢や所得の制限はありますが、上の子も3歳未満なら15,000円支給されることや、3人目については小学校卒業まで15,000円を受け取ることができるので家計が助かりますね。支給を受けるには、出生や転入した日から原則15日以内に、住民票のある役所に届け出てくださいね。出生届や転入届の手続きの際に一緒に済ませておくと便利です。
保育園や幼稚園の保育料が安くなる
しかし、平成28年度から上の子の年齢にかかわらず、2人目は半額、3人目は無料となりました。今は上の子が小学生になっても保育料が無料になっているので、3人目を考えている人は嬉しいですね。
年収約360万円未満の世帯、または住民税非課税で1人親の家庭という条件があること、幼稚園の場合は平成27年度から施行の「子ども・子育て支援新制度」へ移行した園についてのみ適用という条件がありますので、適用されるかどうか確認してみてくださいね。
1人目よりも経済的負担が少なくて済む
ベビーカーやチャイルドシートなど高価なものは、上の子が成長してお下がりがまわってくるので、ちょうど3人目に使うことができるでしょう。1人目のときは、出産準備品リストで購入したけれど使用しなかったものもあるかもしれません。3人目になると、だいたい必要なものがわかるので購入しても無駄にするものがなく経済的です。
3人目の子どもをもつことのデメリット
3人の子育てやお出掛けは慌ただしい
家族でお出掛けのときは夫婦で子どもを手分けできても、子ども2人が抱っこをせがんでくれば大変です。子どもが3人になると大人1人が2人見なければいけないので困りますね。
ママ1人で3人を連れてのお出掛けは、もし3人が違う方向へ走ってしまうと追いかけられず危険です。安全にお出掛けするには、周りの協力も大切ですね。
教育費や生活費の負担が増える
小さいうちは食事の量も少なくて食費もかかりませんが、子どもが中学生や高校生になってくるとどれだけ食べてもお腹がすくといい、ごはんもどんぶりでおかわりするようになるかもしれません。成長期には食費が月に約100,000円かかることも珍しくありません。
教育費や生活費はかかりますが、3人兄弟は楽しいものです。3人目を出産するときは、将来のことも考えて計画的に貯金するようにしましょう。
部屋や車の乗車人数が足りなくなる
また、車は4人家族ならセダンにチャイルドシートを2つ設置することができますが、5人家族でチャイルドシートが3つになると大きい車に買い替えなければいけません。子どもが多いとベビーカーや荷物も増えるため、大容量のファミリーカーが乗りやすく感じるでしょう。
家族が多いと洗濯も増えるので大型の洗濯機や、家族で座れるダイニングセットやソファの購入も検討しておいたほうがよさそうですね。