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新生児との過ごし方の基本知識!気をつけたいこととお世話のポイント

新生児との過ごし方の基本知識!気をつけたいこととお世話のポイント

待望の赤ちゃんが生まれてから、ママの毎日はどのように変化するのでしょうか。新生児期はどのようなことに気をつけて、どのようなお世話をすればいいか、初めて出産をむかえるママは不安と期待で胸がいっぱいかもしれません。まずは、新生児との過ごし方の基本を知って、しっかり準備を整えましょう。

新生児期とは?どれくらい成長するの

新生児期とは生後28日まで

生まれたばかりの赤ちゃんを新生児といいますが、正確には生まれたその日を0日として28日目までが新生児期、その期間の赤ちゃんを新生児といいます。この時期はまだママが赤ちゃんのお世話に慣れていないこともあり、慌ただしくしているうちにあっという間に過ぎ去っていきます。

赤ちゃんの新生児期に対して、産後1カ月までのママは産褥(さんじょく)期といいます。大仕事である出産を終え、疲労や身体のダメージが大きいため、自宅でゆっくり静養することが大事です。

赤ちゃんにとっても産後のママにとっても穏やかに過ごすことが必要な28日間を越えると、赤ちゃんは新生児ではなく乳児と呼ばれるようになります。ちょうど1カ月健診が行われる時期には、新生児期は終わっているということになりますね。

新生児はまだ体温調整が苦手で、細菌やウイルスに対する免疫も弱いため、外出を控えなければいけませんでしたが、1カ月健診が終わり新生児期が終わればお散歩もできるようになります。ママも赤ちゃんが無事に1カ月健診を終えるとほっとしますね。

新生児期の赤ちゃんの成長はめざましい

赤ちゃんの出生体重は個人差が大きく、健康であれば小さめの赤ちゃんで2500gほど、大きめの赤ちゃんで4900gほどになります。生後5日ごろまでに生理的体重減少といって、出生体重の5.0%から10.0%ほどが減少しますが、1~2週間ほどで元の体重に戻り、それ以降はめざましいスピードで成長していきます。

とくに新生児期は1日30.0g程度体重が増えることもあり、1カ月健診をむかえるころには1kgほど体重が増えることもあります。3000gで生まれた赤ちゃんが1カ月で4000gになるとすると、30.0%以上も体重が増えていることになりますので、その成長は目を見はるものがありますね。

新生児は体重だけでなく身長もぐんぐん伸びていきます。赤ちゃんは身長50.0cm程度で生まれてきますが、1カ月で4.0~7.0cmほど成長します。

生まれてすぐはまだ手足も細くか弱かった赤ちゃんは、1カ月も経つとふっくら、しっかりした体格になっていきます。体重が増えなかったり、減ってしまったりという場合は心配ですので、1カ月健診のときに相談してみましょう。

新生児の1日の生活リズムと過ごし方

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新生児の1日の睡眠平均時間は16時間

新生児期の赤ちゃんは、1日のほとんどを眠って過ごしています。ですが、この時期の眠りは浅いので、ちょっとした音や刺激で目を覚ましてしまうことも。

1日の平均睡眠時間は16時間と半日以上眠っていることになりますが、その睡眠は小刻みで、昼夜関係なく短い睡眠を繰り返します。個人差はありますが、赤ちゃんが数時間まとめて眠ってくれるようになるにはもうしばらくかかります。

赤ちゃんが目を覚ましているときは、授乳やおむつ替えなどが必要なサインでもあるので、夜中のお世話が続いてママも睡眠不足に陥りやすくなります。ママは眠くてつらいですが、新生児期の赤ちゃんはどんどん成長していますので、しっかり眠れるようになるまでもう少しの辛抱です。

新生児の1日は寝るか授乳の繰り返し

新生児が1カ月に体重の30.0%も増やすことができるのは、それだけ栄養を摂取しているからです。その栄養源が母乳、またはミルクです。

そして、眠ることが成長を促し、身体をどんどん大きく、強くしていきます。そのため、新生児の1日は寝るか授乳の繰り返しとなるわけです。

まだ、笑ったり遊んだりするのは先になりますので、ママやパパにとって赤ちゃんの反応は物足りないかもしれませんが、赤ちゃんは力を蓄えながら着実に成長しています。ママの顔をじっと見つめ、その声に耳をかたむけ、多くの情報をたっぷり吸収しています。

まもなく、表情や身体を大きく動かして気持ちを表現してくれるようになりますので、楽しみに待ちましょう。

新生児の1日の生活リズム例を紹介

まだ昼夜の区別がついていない新生児期の赤ちゃんは、1日の生活リズムを作ることが難しいのですが、目安となる流れが分かると心の準備ができますね。まず、新生児には起床と就寝という概念が通用しないため、1日を通してお世話が必要ということを頭に入れておきましょう。

新生児の1日の生活リズム例

7時 授乳・ミルク、おむつ替え
  お着がえ(赤ちゃんは寝ている間にも汗をかきますので着替えさせましょう)
10時 授乳・ミルク、おむつ替え
13時 授乳・ミルク、おむつ替え
15時 沐浴 沐浴後に授乳・ミルク
18時~翌朝まで数時間間隔で 授乳・ミルク、おむつ替えを繰り返します。

これは一例で、必ずこのようになるというものではありません。

知っておきたい新生児のお世話の基本

1日におむつはどれくらい交換する?

赤ちゃんのお世話の中でも授乳と同じく頻発するのがおむつ替えです。1日に何回くらいおむつ交換することになるのかは、赤ちゃんがどれだけ排泄したかにもよりますが、何回替えなければいけないという考え方ではなく、排泄した回数分交換するようにしましょう。

新生児期の赤ちゃんは1日に15回から20回程度排尿し、うんちも10回以上することがあります。紙おむつはおしっこであれば数回分は吸収することができますが、あまり長時間放置したりうんちをそのままにしたりしていると、おむつかぶれの原因になりますので注意しましょう。

授乳後にうんちをする赤ちゃんが多いので、授乳後はうんちを待ってからおむつ交換をすると経済的ですよ。

授乳間隔は2時間から3時間程度

母乳育児をする場合、赤ちゃんが欲しがるだけ授乳をしてよいといわれますので、1日に10回以上母乳を飲ませることもよくあります。新生児期はまだ乳首をうまく吸えないことも多いので、すぐにお腹が減って授乳回数が増えてしまうのも仕方ありません。

ただし、ミルクを足す場合や、ミルクだけのときは授乳間隔を守って、飲み過ぎないようにする必要があります。一般的には母乳は消化がよく早くお腹が減りますが太りにくく、ミルクは腹持ちがよいが飲みすぎると太りやすいといわれます。

新生児期の場合は3時間おきにミルクの時間になりますが、1日の行動や直前に飲んだ量などから判断して、多すぎたり少なすぎたりしないように注意しましょう。
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