同時に行える年子のトイレトレーニング!開始年齢やトイトレ法を紹介
トイレトレーニングは通常では兄弟別々に行いますが、年子であれば同時に行えるかもしれません。トイトレは数カ月かかることが多くママの根気も必要なため、1度に終われば負担が減りますよね。今回はトイトレの基本や適した開始時期、年子で同時に行うメリット、二人一緒に楽しく行える方法などについてご紹介します。
トイトレの基本や開始年齢はいつから?
2歳から3歳が開始適齢期
おしっこをある程度まとめて出せる時期になると、排尿したときの感覚もつかめるようになります。排泄の間が2時間以上空くようになってからの方が成功しやすいのです。
以上のことからトイトレは2~3歳くらいが開始適齢期といえます。ただ、2歳過ぎの子は自分の意志がはっきりしてきます。ママから「おしっこはトイレでするもの」と言われても、おむつに排泄するやり方を変えることに抵抗するケースがありますよ。
トイレに興味を持ち座ることから始めて、少しずつトイレでの排泄にシフトしていけるとよいですね。
言葉が理解できるようになったら始めどき
トイレで用を足すときの一連の流れが分からないと、いつまでもママの介助が必要ですよね。「便器に座る」「トイレットペーパーで拭く」など、ママの言葉を理解できるようになってから始めた方がスムーズです。
ある調査でトイトレ開始時期と完了までの期間を調べたところ、開始時期が1歳半~2歳の子たちは平均6.2カ月かかったのに対し、2~2歳半では4.7カ月、2歳半以降では2.5カ月でした。個人差はありますが、2歳後半から始めた子はトイトレ期間が短い傾向にあるかもしれませんね。
トイトレを始めるにあたっての適切な季節
トイレが嫌で座るまでに時間がかかる子もいます。夏本番よりも春の暖かくなった時期から始めると余裕を持って夏の間に終了しやすいですよ。
冬に始める場合、おしっこ量が増えて尿意を感じやすくなったり、おしっこの回数が増えて子どもをトイレに誘いやすかったりする点はメリットといえます。しかし洗濯物が乾きにくいためママに負担がかかる場合があります。
子どもが失敗して濡れると冷たくて不快な点もデメリットですが、トイレの必要性に気づきやすくなるという意見もありますよ。
年子のトイトレはメリットがたくさん
上の子が3歳、下の子が2歳に開始しよう
上の子が3歳、下の子が2歳くらいで開始すると同時にトイトレが行いやすいです。まずはトイレに関連した絵本を読み聞かせしたりママが楽しそうにトイレに行ったりして、子どもたちがトイレは排泄する場所で、みんなトイレに行くものなのだと理解できるようにしましょう。
それから兄弟をトイレに誘ったり部屋におまるを置いて座れるようしてみたりすると、子どもたちは「トイレをしてみようかな」という気持ちになりやすいですよ。
上の子の真似をしながら下の子が行える
3歳くらいになるとトイレのしかたの理解が早く、トイレに対する抵抗がなければ短期間で完了する傾向があります。そうすれば下の子が上の子のトイレを真似できますよね。
大人よりも年の近い子どもがしている方が親近感を感じやすい面もあります。上の子につられて下の子もトイトレがスムーズに行く可能性が高くなりますよ。
トイレは一人でゆっくりしたいですが、この期間だけは男の子はパパやお兄ちゃん、女の子はママやお姉ちゃんがお手本を示せるとよいですね。
トイトレが1回で終わるのでママも楽に
二人同時にトイトレを行うと洗濯物もかなり増え、ママの負担は大きくなります。トイトレ中、ちょっとしたことで喧嘩をする兄弟に閉口する場面があるかもしれません。
けれども1回で完了すればママも楽になりますよね。同時に行った年子兄弟の中には上の子がおしっこを失敗しやすい下の子を先にさせてあげたり、早く完了した上の子が下の子を励ましたりするような場面もあるといいます。
上の子の応援やお手本があり、下の子も驚くほど早くおむつが取れたケースもありますよ。