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赤ちゃんにテレビを見せてもよい?注意点を知ってうまく活用しよう

赤ちゃんにテレビを見せてもよい?注意点を知ってうまく活用しよう

子育てをしているママは、日中は赤ちゃんと2人きりで過ごすことが多いですよね。ママが家事をするときは赤ちゃんをひとりで待たせなくてはならないため、テレビを見せているママもたくさんいるでしょう。ここでは、赤ちゃんにはテレビを見せてもよいのかや、テレビを見せるときに注意することなどをご紹介します。

テレビ視聴はできる限り短時間にしよう

2歳まではテレビを控えたほうがよい

パパやママが生まれる前からあるテレビですが、テレビではさまざまな情報が得られたり、面白い番組を見られたりなど、便利な家電の一つですよね。「お家で過ごすときは、テレビをつけっぱなしにしている」という方も多いかもしれません。

たくさんの方の生活に欠かせないテレビですが、日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会では2歳ころまでの子どもにテレビは控えたほうがよいと発表しています。テレビは音と一緒に映像がコロコロ変わるので、テレビをつけていると赤ちゃんは興味津々に見ることが多いです。

しかし、テレビを長時間見ることで発達に影響が出る恐れがあるといわれているため、2歳まではなるべく控えたほうがよいといわれています。

長時間の視聴は発達に影響する場合も

「テレビをつけると赤ちゃんが泣かずに見ていてくれるので、家事ができて楽」「ぐずっているときにテレビをつけると泣き止む」など、テレビのおかげでママが助けられていることもあるかもしれませんね。しかし、長時間のテレビの視聴は赤ちゃんの発達に悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。

日本小児科学会の調査によると、1日4時間以上テレビやビデオなどを見ている子どもは、4時間未満の子どもと比べると自分の意識で話すことが遅れている子が1.3倍の確率で多いことが分かりました。テレビは見てさまざまな情報を得るものなので、自分から言葉を発さなくても楽しむことができます。

子どもの言語力を育てるためにも、テレビのつけっぱなしには注意しましょう。

30分から1時間くらいを目安にしよう

長時間のテレビの視聴は子どもの成長に悪影響ということが分かっても「日中など、家事をしているときはテレビを見せないと赤ちゃんが泣いて大変」という方も多いのではないでしょうか。テレビをつけると赤ちゃんが集中して見てくれるため、ママはスムーズに家事ができて助かりますよね。

テレビを赤ちゃんに見せるときは、1日30分から1時間くらいと時間を決めるとよいでしょう。1時間未満なら赤ちゃんの成長に影響する心配も少ないので、ママの育児の手助けにテレビを活用できますよ。

赤ちゃんが集中して見ているときに消すと「もっと」と泣き出すことがあるかもしれませんが、ルールをしっかり決めて楽しむことを教えるのも大切ですよね。

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上手な付き合い方を知って楽しもう

赤ちゃんや幼児向けの番組を選ぶ

赤ちゃんにテレビを見せるときは、年齢に合った幼児向け番組などを見せるようにしましょう。幼児向け番組はダンスや歌、英語など、子どもの興味を引くようなものが流れているため、見ている子どもが一緒に楽しめるものが多いですよ。

先輩ママの話では、子どもが1歳のころから家事をしているときにテレビを見せていたそうですが、アニメを見せるよりも幼児向け番組を見せたときのほうが興味津々で見ていたと話してくれました。幼児向け番組のお兄さんやお姉さんが歌っている歌に合わせて手拍子したり、動きを真似して踊ったりなど、テレビをただ見るだけでなく参加して楽しんでいたそうです。

子どもの年齢や興味に合わせて番組を選ぶとよいですね。

一緒に視聴してコミュニケーションをとる

テレビは情報を発信するものなので、人と人とのふれあいのようにコミュニケーションをとることは難しいですよね。テレビを見るときは、ママも一緒に視聴して「お花がきれいだね」「お姉さんが歌ってるね。一緒に歌おう」など、赤ちゃんに話しかけるとよいですよ。

ママが家事をしているときなどに子どもにテレビを見せることが多いかもしれませんが、時々子どものとなりに座って話しかけてみましょう。だまってテレビを見ていた子でも、ママが話しかけると「これ」と興味があるものを指差ししてくれたり、歌に合わせて体を動かしたりなど、反応を見せてくれることがあります。

テレビの時間も、親子でコミュニケーションがとれるとよいですね。

絵本やおもちゃなどほかの遊びも十分に

テレビは見るだけでなく、親子で一緒にテレビを見ながらコミュニケーションがとれるので「子どもとお家で過ごすときは、テレビで子ども番組を見ている」というママも多いかもしれませんね。しかし、子どものさまざまな発達には絵本やおもちゃなど、ほかの遊びも楽しむことが大切です。

絵本は子どもの言葉の発達を促すことができたり、想像力や表現力が豊かになったりするといわれています。テレビとは違って絵や聞こえてくるお話から登場人物の気持ちなどを想像するため、小さなころから絵本にふれると感性が育まれるでしょう。

ほかにも、積み木や折り紙など、腕や手先を使って遊ぶおもちゃもよいですよ。さまざまなおもちゃを活用して一緒に遊んでみてくださいね。

赤ちゃんにテレビを見せるときの注意点

テレビからの距離や音量を適切に

赤ちゃんにテレビを見せるときは、さまざまなことに注意をしましょう。テレビ画面に近づいて見ていないか、音量が大きすぎないか、部屋の電気をつけているかなど、確認してからつけるようにするとよいですよ。

画面に近づきすぎると、赤ちゃんの視力が悪くならないか気になりますよね。1歳ころになるまでは同じものをずっと集中して見ることが難しいため、画面にあまりにも近い距離でない限りは視力に影響はほとんどないといわれます。

しかし、テレビを見るときにいつも斜めの角度から見ているなど、斜めからテレビを見るクセがついている子どももいます。斜めから見てばかりいると首周りの筋肉のバランスが悪くなる可能性があるので、テレビの正面に赤ちゃんがいるかどうかを確認してくださいね。
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