2人目にも素敵な名前を!注意点やポイントを知って楽しく名づけ
1人目でも2人目でも名前は、赤ちゃんへ贈る最初のプレゼントです。そのため、パパもママもできるだけ素敵な名前をつけたいと考えるのではないでしょうか。しかし、上の子とのバランスや姓名判断などを考えると迷ってしまうものです。そこで、2人目の名づけを楽しくするための命名ポイントや注意点などをご紹介します。
2人目の名前を考えるときに知っておくこと
子どもの名前を決めるときのポイント
上の子のときは自由な発想で思い入れの強い漢字や言葉を使用して名前を決めることができますが、2人目になると上の子とのバランスや関連性などと同時に、画数や命名のルールも気にしなくてはいけないのでハードルが高いと感じるママも多いようです。
すぐに兄弟、姉妹と分かる名前も素敵ですが、上の子の名前があるがために思ったように2人目の名付けができないのは残念なことです。兄弟、姉妹、といえども1人の人間として尊重し、上の子の名前に左右され過ぎない命名方法を選ぶようにしましょう。
2人の名前が似ているデメリット
親でさえもまったく違う名前の兄弟をいい間違えることがありますので、2人の名前が似ていればなおさら、いい間違えが頻発することも考えられます。親に名前を間違えられるのも悲しいものですよね。
とくに、響きが似ていたり、名前の始まりの文字が一緒だったりすると、愛称までが一緒になってしまう可能性が高くなります。どうしても関連性をもたせたい場合は、名前の一番最後の留め字を同じにすることも考えてみましょう。
上の子の意見は参考程度に
その名前が名前として十分通用するものでしたら、そのまま名付けてももちろん構いませんが、ときどき人の名前としてはふさわしくないこともありますので、上の子の命名は参考程度にとどめておく方がいいかもしれませんね。
ですが、上の子が命名した名前に呼び名が近くなる名前や、ほかの候補から上の子に選んでもらうなど、上の子をないがしろにしない命名方法を考えると、お兄ちゃん、お姉ちゃんとしての自覚も芽生えるので参考にしてみましょう。
先輩ママの2人目の名前の付け方
上の子と漢字一文字がいっしょ
ですが、やはり両方愛称が「しんくん」になってしまう恐れがあるので、最後に同じ漢字で締めくくる方法も試してみましょう。例えば、「誠司」と「亮司」などにすると、愛称も変わって音の感じも違うので間違えにくくなります。
漢字には複数の読み方ができるものもありますので、「雅彦」(まさひこ)と「飛雅」(ひゅうが)、「香音」(かのん)と「麗香」(れいか)としても同じ漢字を使って違った響きの名前を作ることが可能です。パパやママから一字とる場合は、パパとママの名前とも近すぎないようにしましょう。
名前の響きがいっしょ
「連」(れん)「蘭」(らん)「凛」(りん)「杏」(あん)「憲」(けん)など、男の子でも女の子でも使えるかわいい名前が多いのも特徴です。2人以上の子どもになっても続けることができますね。
ア行やラ行などの音にこだわる命名の方法もあるようで、ア行なら「あかね」「いつき」「うてな」「えいた」「おとは」などと続けることで兄弟、姉妹の順番までわかるというアイデアもあり、子だくさんを希望するママには嬉しいですね。一見バラバラのようでも、さりげなく関連性をもたせることで兄弟、姉妹としての団結力も深まりそうです。
2人の名前でことわざになる
ことわざは日本人になじみがあるものです。その一つ「天高く馬肥ゆ」なら「天馬」と「高馬」というように分かる人にはわかるおしゃれな名前をつけることができます。
ほかにも「海と真珠」というバレエ作品から「海」(かい)と「真珠」(まじゅ)。対比となるものを使って「月子」「太陽」、「陸」「空」「海」などができます。
草花をテーマにした名前も人気で、「茉莉花」(まりか)はジャスミンを意味し、「紅葉」(くれは)はご存じモミジのことです。生まれた季節や好きな趣味、思い入れのある草花などからヒントをもらってアイデアを膨らませましょう。