家庭菜園初心者でも大量の枝豆を収穫しよう!植える時期から収穫まで
家庭菜園で育てた枝豆を収穫しよう
枝豆が収穫できる時期
収穫時期は種まき同様に、栽培する品種によっても変わってきます。基本的に枝豆は日が短くなってくると花を咲かせる習性があるのです。
しかし品種改良が進み日長に関係なく開花できる品種もあります。このような夏に収穫できる品種を夏ダイズ型、日が短くなってから開花するため秋にならないと収穫できない秋ダイズ型、夏と秋の中間くらいの特性をもつ中間型の三つに分けられます。
種や苗を買う前にはどのような品種なのか確認してから植えましょう。「暑い日にビールと採れたての枝豆が食べたい!」と思って植えたのに、夏に枝豆が食べられなかったら悲しいですよね。
枝豆の収穫方法と保存方法
枝豆の収穫方法は株ごと引っこぬく方法と、食べごろの鞘から順次ハサミで切って収穫する方法があります。一つの株でも花が咲く時期は鞘によって異なるので、株ごと引っこぬく場合は全体の約8割が食べごろになったのを見計らって収穫するとよいようです。
枝豆はそのまま冷蔵庫に入れておくだけでもどんどん鮮度が落ちてしまいます。食べきれないときはすぐに冷凍して保存するのがおすすめです。冷蔵よりも冷凍するほうがオルニチンなどの栄養素が失われません。冷凍保存するときは茹でてから冷凍しても生のまま冷凍してもよいそうです。
家庭菜園で育てた枝豆の収穫量
枝豆の収穫量を上げるために必要な作業、摘心(てきしん)を行いましょう。摘心とは脇芽を伸ばすために成長点を切る作業です。本葉が5〜6枚になったらハサミで最上部の茎の部分をハサミで切ります。
草丈が10cmになるころに中耕(ちゅうこう)と呼ばれる作業を行います。中耕は畝の間の土を軽く耕し、株元に土を寄せる作業です。花が咲くころには株本に肥料を加え、土寄せを行いましょう。土寄せをすることで株が倒れてしまうのを防ぐことができます。
まとめ
スーパーに売られている枝豆の多くは見ためがきれいでないと売れないので農薬や化学肥料を使って育てられたものです。少しくらい虫食いがあっても気にしない人であれば、農薬や化学肥料を使わなくても十分に育てることができますよ。
採れたてのおいしい枝豆は育てた人だけの特権です。収穫したらなるべく早く調理しましょう。