幼児のおやつは無添加にこだわりたい!スーパーで買えるものと作り方
最近、スーパーにも無添加と書かれた商品が多くなりましたよね。わが子の身体を考えて、なるべく添加物を避けたいけれど、無添加の商品であれば添加物を心配しなくてよいのでしょうか?今回は無添加表示や添加物についての実情や、スーパーで手軽に買える添加物が少ないおやつ、簡単にできる手作りおやつをご紹介します。
無添加にこだわる前に知っておきたいこと
「無添加」の定義について知ろう
パンを製造するときに添加物を使っていなくても、原材料のマーガリンに添加物を使っている可能性もあるということです。また一部の添加物が無添加という表示もよく見かけますよね。
たとえば「保存料無添加」では、保存料以外の添加物は使っていることがありますし、保存料と定められないほかの添加物を使って保存効果を高めていることもあるのです。
「無添加」の定義が明確でない現在、私たちが添加物について知り、商品の安全性を見極めることが大切かもしれませんね。
添加物すべてが危険という訳ではない
添加物がなければ腐りやすく、工場から食卓まで安全な品質を保てない食品もあります。一切の加工食品を使わず、生の野菜や肉を調理して食事を作れば、もしかしたら添加物は不要かもしれませんが、大変ですよね。添加物によって、加工食品で安価で簡単に食事を摂れるのも事実です。
また、豆腐を固めるためのにがりや梅干を赤く色づけする赤しそ色素なども添加物です。添加物すべてが危険で避けなければならないというわけではないのです。
添加物に神経質になり過ぎないことも大切
1950年代後半から1970年代にかけて添加物で死亡事故などが起こり「添加物は危険」というイメージは消えていません。しかし、現在では健康被害のある添加物は禁止され、使用が認められたものも毎日食べても安全な量しか使えないようになっています。
安全に流通させたり、むだな廃棄を防いだりするためにも上手に添加物を取り入れることも必要です。小さな子に添加物を極力控える気持ちは大切ですが、国内の食品を過剰に危険視する必要はないといえるでしょう。
スーパーで買える!幼児向けの無添加おやつ
本格的なのに低価格「こだわり極プリン」
そんな中で「アンデイコ」という会社の「こだわり極プリン」は、乳製品、砂糖、全卵、卵黄しか使われていません。香料、保存料、着色料が入っておらず、卵だけで固めているので柔らかくて小さい子も食べやすそうですね。
無添加の商品は高めのものが多いですが、このプリンは100円ほどで売っていますよ。小さな頃からシンプルな材料の自然な香りや味に親しむと、添加物により強めに味付けされたものと、そうでないものが区別が付くようになるかもしれませんね。
ロングセラー商品「岩塚のお子様せんべい」
厚生労働省は1歳未満の赤ちゃんの食品には、放射性物質の新基準を設けていますが、このおせんべいはその基準を満たしていますので、より安心です。お米の自然の甘味が生きているので小さな子にもやさしい味ですし、噛まなくても口の中で溶ける柔らかい食感なので、最初にあげるおやつとして最適かもしれません。
ただし、あげるときは必ず飲み込めているかママが見守るようにしましょう。商品の裏に、27種類のアレルギー物質についても明記されているので確認ができるのもよいですね。
アイスが食べたいときは「ハーゲンダッツ」
しかし、ハーゲンダッツではキッチンフレンドリーを基本にしています。家庭の台所にあるもので作り、素材のおいしさを活かすというコンセプトがあるのです。
アイスの主原料のミルクにこだわるメーカーは多いですが、ハーゲンダッツは乳牛が育つ牧草の土作りや一頭ずつ体調に合わせた餌の調整まで行っています。徹底されていますね。
価格は高いですが、ミニカップも販売されています。子どもがお腹を冷やさない少量をいただくのによいかもしれませんね。
無添加のおやつを手作りしてみよう
栄養満点でおいしい「やさいチップス」
【材料】
・じゃがいも
・かぼちゃ
・れんこん
・ごぼう
・さつまいも
(家にある根菜類でよい)
・揚げ油
【作り方】
1.ごぼうは細長く、その他の野菜は薄くスライスする。
2.れんこんとごぼうは酢水に浸けてあくを抜く。
3.野菜はキッチンペーパーなどでていねいに水気をふき取る。
4.揚げ油がぬるいうちに野菜を入れ、弱火(170℃くらい)のまま、じっくり揚げる。
5.カリッとしたら油を切って、塩をふる。
揚げ始めはふにゃっとしています。ときどきひっくり返し、少し茶色がかり菜箸で触ると固くカリッとするまで待つのがコツですよ。