子育てママが我慢していることは?ときには息抜きをしてリフレッシュ
子育て中、特に産後すぐなどの小さな子どもをもつママは、日常のあらゆることに我慢が必要になります。仕方ないと分っていてもやはりストレスが溜まり、我慢がつらくなってしまうこともあるでしょう。体や心までつらくならないよう、ママの息抜きは大切です。小さい子どもを持つママにおすすめのリフレッシュ方法をご紹介します。
子ども優先の生活でママが我慢していること
睡眠時間を十分にとること
生まれてすぐの赤ちゃんには約3時間おきの授乳が必要で、夜中でも3時間に1回程度起きなくてはならないのです。授乳後に赤ちゃんがなかなか寝つけない場合は、赤ちゃんが眠るまで抱くなどして、ママによっては3時間まとまって眠ることも難しいでしょう。
また、授乳期間を終えてからも、今度は卒乳後夜泣きがひどくなってしまい眠れないなど、子どもを出産してからの数年間は「朝までゆっくり眠る」ということができなくなります。
この時期には多くのママが「1日でよいから朝までゆっくりと眠りたい 」と思っているようです。
ゆっくりと食事をすること
出産前は「お腹がすいたらご飯を食べる」「ランチタイムはゆっくりと、味わって食べる」ということが当たり前だったママでも、産後はすべてが赤ちゃん中心の生活に変わります。
お腹が減ったけれどご飯が作れない、ご飯を食べようとしたら赤ちゃんが泣きだしてしまい、あやしているうちにご飯が冷たくなってしまった、なんてことも日常茶飯事です。
少しの時間で掻き込むようにご飯を食べたり、赤ちゃんに授乳をしながらや抱いたまま食事をしたりすることが多く「ご飯を味わって食べる」ということはなかなか難しいですよね。毎日こんな食事タイムが数カ月~数年続くと「たまにはゆっくりと食べたい」と思ってしまうでしょう。
美容院やイベントなどへの外出
出産前は月に一度美容室に行っていたママも、産後は授乳があるため長時間赤ちゃんと離れることができない、預け先が無いなどの理由でなかなか美容実に行くこともできません。
音楽が好きでライブなどによく行っていたというママの中には、子どもが生まれてからは何年も行けていない、好きなアーティストの大事なライブにも行くことができずにつらい、という声もあります。
それ以外にも映画館や入浴施設、フェスなどのイベントにもなかなか行くことができません。産後は趣味が制限されてしまうことがつらいというママも少なくないのではないでしょうか。
リフレッシュの時間を作ることも大切
我慢がママの心を不安定にすることも
つらい育児が続くと、自律神経の乱れなど次第に体にも不調が出てきます。体が不調だとよけいに育児がつらくなり、次第に心も不安定になってしまいがちです。体が疲れると心が疲れ、心が疲れると体はもっと疲れるといった、負のループに陥ってしまいます。
「育児ノイローゼ」という言葉をよく耳にしますが、ママの日々の我慢はその育児ノイローゼの一つの要因になってしまうこともあります。
だからこそ、そうなってしまう前にリフレッシュの時間を作ることが大切なのですね。
子どもが寝た後の時間を有効活用
まだ月齢が小さい赤ちゃんの場合は、入眠してから起きるまでの数十分~数時間、ある程度月齢が進んだら、お昼寝の時間や夜寝た後の時間をぜひ有効活用してみてください。
少しでも時間があったら家事を…というママもいるかと思いますが、一週間に1,2回くらいは、子どもが寝ている間だけでもゆっくりと食事やおやつを食べたり、何もせずにゴロゴロしたり、本やネットサーフィンなどをしたりして過ごすのもよいのではないでしょうか?
そういった心身を休ませる時間が一日に数時間あるだけでも、少し気持ちに余裕が持てるかもしれません。
ママの好きなことをして過ごそう
例えば、オシャレが好きなママでも子どもが生まれてからは授乳のしやすい服、動きやすい服で日々を過ごしているというママも多いと思います。そんなママはぜひ一日、化粧やヘアスタイル、服装を思いきりオシャレしてみてください。たとえ何もない日でも、気持ちが明るくなり、リフレッシュになるかもしれません。
ほかにも、話すことが好きなママは、家に友人を招待して思いきりおしゃべりをする、甘いものが好きなママはお腹いっぱいケーキやお菓子を食べる、買い物が好きなママはネットショッピングをする…など、子育てをしながらでもできる好きなことをしてみではいかがでしょうか。
ママにおすすめのリフレッシュ方法
映画鑑賞や読書をしてゆっくり過ごす
子どもと一緒のときは、なかなかゆっくりと本を読んだりテレビを見たりなんてことはできないかと思います。子どもが寝ているときには録画しておいた映画やDVDを見て思いきり笑ったり、涙したり、好きな本や漫画、雑誌を読んで楽しんでみてください。
コーヒーやお菓子、夜であればお酒やおつまみを片手に…なんていうのも贅沢でよいかもしれませんね。
ゆっくりと過ごすことで、毎日家事や育児で動き回っている体も休ませることができ、感動したり思いきり笑うことで、きっと心の疲れもとれることでしょう。