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5歳児の言葉遣いや遅れが心配。気になる言葉の対処法と遊びを紹介

5歳児の言葉遣いや遅れが心配。気になる言葉の対処法と遊びを紹介

5歳児頃は、徐々に赤ちゃん言葉が少なくなってくる時期ですね。自分の気持ちや状況などを言葉でうまく伝えることができるようになり、周囲とのコミュニケーションが楽しくなってきていることでしょう。しかし、発音や言葉遣いなど気になる点も多いと思います。ここでは、5歳児の言葉の対処法と遊びを紹介していきます。

発音、理解の遅さ、発達の遅れが気になる

5歳の言葉の発達の目安

5歳になると、大人との会話がかなりスムーズにできるようになってきます。お友達同士の会話も成立し、集団行動がとれるようになってくるでしょう。

たとえば「トウモロコシ」を「トウモコロシ」、「ヘリコプター」を「ヘリポクター」など、3、4歳くらいまでの子どもに多い「言い間違え」が減ってきます。また、「サ行」や「カ行」など、発音が難しかった音も、舌やあごの筋肉が発達し、正しく発音することができるようになるでしょう。

自分の名前や年齢はもちろん、家族の名前や年齢、干支なども覚えて伝えられるようになります。しかし、言葉の発達は体や心の発達と同じように、個人差がありますので、あくまでも「目安」としてとらえてくださいね。

言葉の遅れで考えられる原因と対処法

普段家庭内で子どもと話していてあまり気にならなかったという場合でも、幼稚園や保育園でほかの子どもの会話や言葉を聞いて「もしかしたら、うちの子は言葉が遅いかな?」と感じるかもしれません。

言葉の遅れの原因の一つとして考えられるのは「会話の少なさ」です。子どもとゆっくり話す時間を持てていなかった、子どもが話す前に先回りして話してしまっていたなど、子ども自身が話す機会が少ないと、言葉の発達に影響があるかもしれません。

まずは子どもが自分の言葉で今日一日のできごとを話す時間を作ってみましょう。うまく話せなくても、ママはできるだけ口出しせずに笑顔で聞いてあげるとよいですよ。ただし、話すことを無理強いすると逆効果になることもあるので注意してくださいね。

入学を見据えて早めに専門家に相談も

5歳といえば、ママも子どもも小学校入学を意識し始める時期ですね。発音や会話中の表現に不安を感じている場合は、就学前に地域の保健センターや児童センターなどで発達相談をしてみてもよいかもしれません。

言葉の遅れが原因で、小学校入学後のコミュニケーションや学習に影響することも考えられます。発音に関しては、「構音障害(こうおんしょうがい)」といって、習慣的にうまく発音できない状態になっていることもあるようです。

構音障害には様々な要因が考えられ、成長とともに自然治癒することもありますが、気になるようであれば児童発達支援センターや子育て支援センターなどで、専門家に相談してもよいでしょう。適切な指導や訓練で、回復する可能性も広がります。

5歳児の乱暴な言葉遣いが気になる

親以外とのつながりも増える時期

5歳頃になると、幼稚園や保育園でお友達との会話が増えてくる頃ですね。また、習い事などで年齢の違う仲間と話す機会もあると思います。親以外とのつながりが増えることで、子どもの体験する世界が広がり、成長のきっかけとなるでしょう。

一方で、この頃から突然言葉遣いが変わってきたという子どもも多いようです。ママの目の届かないところで、新しい言葉を覚えてくるのですね。びっくりするほど大人びた言い方や、ときにはドキッとするような乱暴な言葉などを耳にして、少し不安になることもあるでしょう。

子どもは目新しいものが大好きで、初めて聞く表現を使ってみたくなるものです。言葉遣いが乱暴だからといって、急に性格も乱暴になるわけではないので、心配し過ぎないでくださいね。

叱るのではなく理由や別の表現を伝える

言葉を使っている子ども自身は、よくない言葉だという意識がない可能性もあります。また、よくない言葉だと分かっていて、ママを試すように使ってくる場合もあるでしょう。

よくない言葉遣いを正す際は、頭ごなしに「叱る」のではなく、「よくない理由」を伝えるようにしたいですね。汚い言葉や人を傷つける言葉など、いわれた相手がどう感じるか、子どもにわかるように丁寧に説明しましょう。

また、ただ「使ってはいけない」というだけでなく、別の表現を教えるというのもよいですよ。新しい言葉を覚えて使ってみたいと思うのは、子どもの成長の証です。間違った言葉遣いで周りの人や自分を傷つけることのないよう、正しい方向に導くのがママの役割といえそうですね。

言葉の裏に子どものサインが隠れていない?

5歳の子どもが外で覚えてきたり、テレビを見て覚えたりした言葉を使っている場合、単純に「おもしろいから使いたい」「かっこいいから使ってみたい」という理由がほとんどだと思います。

しかし、ときにはその言葉の裏に子どものサインが隠れていることが考えられます。たとえば、ママにだけ汚い言葉を使う、妹や弟にだけ乱暴な言葉遣いになるなど、特定の人に対して言い方が変わる場合は注意が必要です。

このような場合、ママの注意を引きたい、かまってほしい、弟や妹に嫉妬しているなど、様々な理由が考えられます。ママは子どもの言葉遣いに変化が表れたら、表情や視線、身振り手振りなども含めて、よく観察しながら接するようにしてみてくださいね。

5歳児と一緒に親子で言葉遊びを楽しもう

想像力を鍛える「同じ音の言葉探し」

ママと一緒に言葉遊びをすれば、自然と子どもの言葉の発達を促すことができるでしょう。「同じ音の言葉探し」は、5歳児でも簡単にでき、想像力を鍛えることにもつながります。

【同じ音の言葉の例】
「桃」と「腿」
「雲」と「蜘蛛(クモ)」
「雨」と「飴」
「橋」と「箸」と「端」
「花」と「鼻」 など

普段何気なく使っている言葉の中におもしろい発見があると知り、夢中で言葉を探そうとするかもしれません。大切なことは、「言葉」そのものに興味を持つことです。

いつも使っている言葉以外にどんな言葉があるのか、子ども自身が積極的に学びたいと思えば、自然と語彙(ごい)も増えるでしょう。ママの接し方ひとつで、表現力豊かな子どもに成長する可能性もあるかもしれませんね。

ママも楽しい不思議な言葉の世界「俳句」

言葉に興味を持ってもらうきっかけとしておすすめなのは「俳句」です。「幼児期に俳句?」と思うママもいるでしょう。5歳児なら、はっきりとした意味が分からなくても大丈夫。「言葉の響き」「リズム」「季節感」などを感じながら、「暗唱」にチャレンジしてみてください。

先ほども紹介したように、子どもは新しい言葉が大好き。特にリズムや響きが心地よい言葉には興味を持ちやすいです。実は、「俳句」はそんな「言葉遊び」が好きな子どもにピッタリなのです。不思議な言葉の世界に触れることで、感性や表現の幅も広がるでしょう。

また、「暗唱」することで記憶力が鍛えられるというメリットもあります。幼児期はなんでも吸収する時期なので、ママよりも先に暗唱できるようになるかもしれませんね。

語彙力も増える「反対から読むとなに?」

クイズ形式で楽しむことができるのが「反対から読むとなに?」という遊びです。まずは自分の名前や動物の名前など簡単なものから出題してみます。慣れてきたら、「反対から読んでも意味のある言葉」を探してみると楽しいですよ。

【簡単な逆さ言葉】
「かい」→「イカ」
「にわ」→「ワニ」
「ろく」→「くろ」
「かるい」→「イルカ」
「ミルク」→「クルミ」 など

この遊びは言葉をたくさん知っている方が楽しめます。つまり、やればやるほど「語彙力」がついていく遊びなのです。紙に書きながらやるとわかりやすいですよ。子どもはママと一緒に遊んでいるつもりでも、自然と言葉数が増えていくので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

まとめ

美しい言葉遣いは、その人の人柄を映し出すといっても過言ではないと思います。幼児期に正しい言葉遣いや表現力を身につけることが、子どもの人生の宝となるかもしれません。

しかし、よかれと思って言葉遣いや発音を注意しすぎることは避けた方がよいでしょう。昔から「子は親を映す鏡」といいます。まずはママ自身が正しい言葉、美しい言葉を使って見せることが大切です。楽しみながら、ゆっくりと子どもの言葉の成長を見守れたらよいですね。

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