赤ちゃんが退院するときの服装は?秋の気温差に気をつけて準備しよう
暑い夏から寒い冬になる間の秋は、朝晩と日中に気温差があるので服装に気を使いますよね。温度調節ができない赤ちゃんの服装選びは、さらに難しいかもしれません。そこで今回は、秋に生まれた赤ちゃんが退院するときの適した服装や、選び方のポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
秋生まれの赤ちゃんが退院するときの服装
基本の服装は肌着とカバーオール
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節機能が未熟です。ですから、自分で体温調節することができません。ママが気温に合わせて、どのような服装にするか決める必要がありますよ。
病院の中は一定の室温で保たれていますし、自宅に戻っても適切な室温を心掛けるでしょう。ですので、赤ちゃんの服装は肌着とカバーオールの組み合わせがよいですよ。
肌着は、暑ければ半袖、寒ければ長袖と調節ができます。外が寒ければ、おくるみでくるむなどして調節しましょう。
記念写真を撮るならセレモニードレス
退院する記念に撮る写真のために、用意しているママもいるでしょう。また、退院するときだけでなく、お宮参りやお食い初めなどのお祝いの場でも着ることができます。赤ちゃんがセレモニードレスを着た姿は本当に可愛いものです。素敵な記念写真が期待できますね。
その一方で、ほかに着る機会が少ないことを考えて、セレモニードレスを用意しないママもいます。後々の用途を考えて、セレモニードレスではなく、白いカバーオールを着て退院する赤ちゃんも多いですよ。白いカバーオールだと普段に着る機会が多そうですね。
急な気温変化にはおくるみがあると安心
反対に、外に出て寒い場合は、厚手のおくるみを掛けるとブランケットのように使えます。赤ちゃんをくるんだら防寒着になりますね。おくるみ一枚でいろいろな使い方ができますよ。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体がしっかりとしていません。ですから、おくるみでくるむと抱っこがしやすくなりますよ。赤ちゃんも全身を包まれると安心するでしょう。
秋は、急に気温が変化することもありますので、暑くても寒くても使い道があるおくるみを1枚持っておくと安心ですね。
赤ちゃんの秋の服装は素材選びが大切
吸水性と保温性が高い素材を選ぼう
また、赤ちゃんの体温は高く、汗をかきやすいですよね。汗が吸収されないと、汗で体が冷えたりあせもができたりします。ですから、汗を吸収してくれる吸水性の高い素材がよいでしょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節機能も未熟なので服で温度調節をする必要があります。服を着て温かさが保てるように、保温性が高い素材であれば心地よく過ごせるでしょう。
赤ちゃんが気温差を不快に感じないように、吸水性と保温性が高い素材を選ぶことがポイントです。秋の服装は素材選びを大切にしましょう。
重ね着しやすいコットン素材が便利
赤ちゃんの肌に直接着触れる肌着は、コットン素材だと汗をかいても吸収してくれるので蒸れにくいメリットがあります。秋は、1日の寒暖差がありますから、重ね着をしておくと気温に合わせて脱ぎ着するなどして調整できます。
重ね着は、服と服の間に空気の層ができ、保温性が高まります。寒くないように着過ぎるとあせもができたり、汗が蒸発するときに体温を奪い、風邪を引いてしまったりするかもしれません。
調整しやすいように肌着とカバーオールを重ね着すると、肌着は汗取り、カバーオールは保温という違う役割を果たしてくれますよ。
暖かい素材の服も1~2枚用意しよう
そのようなことも考慮して、暖かい素材の服も1~2枚用意しておくと安心です。赤ちゃんの体で冷やさない方がよいとされる、お腹と肩を寒さから守ってくれるベストも重宝しますよ。
肌着自体を保温性の高い素材でできたものにしてもよいですよね。その上にセレモニードレスを着て退院してもよいでしょう。
退院後1カ月間は、母子ともに外出を控える時期です。快適な室内で過ごしていると、暖かい素材の服を着ないまま冬になることがあるかもしれません。しかし、いざとなって買いに出かけるのも難しいでしょうから、出産する前に1~2枚用意しておくとよいですよ。