赤ちゃんが退院するときの服装は?秋の気温差に気をつけて準備しよう
秋の寒暖差対策にあると便利なアイテム
こまめな体温調節に使えるベビーベスト
ベスト型のセレモニードレスもあります。ですから、退院のときが肌寒い日であれば、普段も使える白いカバーオールを着て、その上にセレモニーベストを重ねてもよいですね。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体が柔らかく、服を着るのも一苦労ですが、ベストは袖がない分脱ぎ着しやすいですよ。
ホックやボタンで前を留めるベストは着やすいメリットがあります。外出するときやお風呂上がりなどに、湯冷めしないように着ることもできて便利ですよ。
おしりを冷やさないおしりふきウォーマー
そのようなことを心配しているママは、おしりふきを人肌に温めてくれる「おしりふきウォーマー」を使うとよいでしょう。夜のおむつ替えの際に、冷たいままのおしりふきを使って赤ちゃんが大泣きした、寒いのはかわいそうだからとおしりふきをママの手で温めて使った、という経験があるママは多いそうですよ。
コンセントだけではなく、充電式や電池式のものもあり、使う場所を選びません。冷たいおしりふきを人肌に温めてくれるので、赤ちゃんのうんちを拭くときも落としやすく、きれいに拭くことができますよ。
朝と夜の肌寒さにはスリーパー
スリーパーは、長袖や半袖、袖のないものなど形や素材が色々あります。暖かい素材のスリーパーを肌寒い夜に着て眠ると体を冷やさず安心ですよ。
寝るときに着るものなので、大きめのサイズを買っておくと成長してから着ることもできます。赤ちゃんが布団を蹴っていないか心配になって、夜中に何度も起きてしまうママもいます。しかし、赤ちゃんがスリーパーを着ていれば安心して眠れますね。
退院後の赤ちゃんが快適に過ごすには
室温に気をつけて衣類で体温調節しよう
秋の室温は20℃前後を目安に調整しましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは、寝て過ごしますので、背中に手を入れてみて汗で衣類が湿っていれば、暑いと感じている可能性があります。着替えをして、肌着を1枚減らすなどして様子を見ましょう。
また、冬が近くなると秋でも肌寒く感じる日が多くなります。ママが寒いと感じる場合は、基本的に赤ちゃんも同じと考えてよいでしょう。赤ちゃんの様子を見ながら、ベストやスリーパー、掛け布団などで調整しましょう。
乾燥しないように湿度を保とう
湿度が低いと部屋の空気が乾燥します。赤ちゃんの肌の潤いがなくなり、肌荒れを起こす可能性があります。赤ちゃんの肌がカサカサになったり赤くなったりして、不快に感じてしまいます。赤ちゃんの肌トラブルを避けるためにも湿度を保ちましょう。
また、空気が乾燥するとインフルエンザなどのウイルスの活動が活発になります。喉や鼻などの粘膜も乾燥するので、インフルエンザやウイルス性の風邪を引きやすくなってしまいます。ですから、加湿器などを利用して、空気が乾燥しないように気をつけましょう。
赤ちゃんが寝ている場所に湿度計を置いてチェックするとよいですよ。
赤ちゃんの様子に合わせて工夫しよう
初秋は、暑かったり肌寒かったりして、気温が安定しない日も少なくありません。まだ、室内で過ごすことが多い月齢ですので、室温や湿度のバランスを保って風邪などを引かないように気をつけましょう。
また、生まれたばかりの赤ちゃんは、ママの声を聞き分けるといわれています。「今日は天気がよくて温かいね」「少し寒いから布団を掛けるね」などの声掛けをしながら、赤ちゃんのお世話を楽しみましょう。
まとめ
おくるみも1枚あると紫外線対策や寒さ対策ができて便利です。退院して自宅に帰った後に寒くなることを考えて、温度調節しやすいベストやスリーパーなどを準備しておくとよいでしょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節機能が未熟です。ママは、赤ちゃんの様子を見ながら心地よく過ごせるように調整しましょう。