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パパの単身赴任を上手に乗り切ろう!メリットやデメリットと注意点

パパの単身赴任を上手に乗り切ろう!メリットやデメリットと注意点

子どもの成長を近くで見ることができない

子どもと離れて暮らすということは、子どもの成長を近くで見ることができないということです。子どもは大人と違って成長による変化が大きいので、今しか見られない可愛い瞬間がたくさんあります。

ハイハイしかできなかった赤ちゃんが初めて立った姿「パパ」と言葉にできたこと、日に日に伸びていく身長など、近くで見られないのが残念ですね。直接話しかけられない、抱きしめることができないなどで「何のために仕事をしているのだろう」と落ち込むことが多くなることも考えられます。

またコミュニケーション不足から、たまに帰って来るパパに対してよそよそしくなったり、泣いたりする子どももいるようです。親子なのに心の距離を感じると寂しくなりますね。

ママはひとりでの家事や育児をすることに

パパが単身赴任をするということは、子どもと一緒にお風呂に入ったり、料理や洗濯をしたり、寝かしつけをしたりと、たまにはパパに任せられていた家事や子どものお世話も必然的にママひとりの負担となります。何から何までひとりでするのは思いのほか大変です。

また、ママが体調不良になっても助けてくれるパパは近くにいないため「子どもに不安を感じさせないようにしなければ」というプレッシャーもあります。パパが単身赴任をする前から、基本的にはママが家事と育児をひとりで行っていたとしても、いざというときに頼れる存在が近くにいるのといないのとでは安心感が違いますよね。

頼りにならないと思っていたパパでも、意外に大きな影響を与えてくれているものです。

パパが単身赴任中にママが気をつけること

子どもの変化を見逃さないように

パパがいない生活に寂しさや不安があっても、ママは気持ちに折り合いをつけてうまく乗り越えられるかもしれません。しかし、子どもは違います。

パパがいないことで精神が不安定になり、最近では夜泣きをしていなかったのに急に夜泣きをするようになったり、ママに対して反抗的になったりすることもあるようです。子どもは自分の感情をうまくコントロールすることができません。

また、ママに不安な気持ちをうまく伝えることができないことも多いです。以前と変わらないような生活を送っていたとしても、何かあるかもしれませんので安心はできません。ちょっとした変化を見逃さないように、積極的にコミュニケーションを取ったり観察したりしてしっかりと見守りましょう。

ママの不安は子どもに伝わる

パパが単身赴任をすることによる不安は、子どもよりもママのほうが大きいかもしれませんね。ただ、ママが不安な気持ちでいると、言葉や態度に出していないつもりでも子どもは感じ取ってしまうものです。

難しいとは思いますが、子どもの前ではママの不安な気持ちが伝わらないように心がけましょう。不安な気持ちがあるときは「子どもが落ち込んだらどうしよう」「こんな生活が何年続くのだろう」など、後ろ向きの考えばかりしがちでより不安が増します。

子どもとの生活の中で楽しいことを見つけたり想像したりして前向きな考えを増やすようにすれば不安な気持ちも少しは解消されるでしょう。また「何とかなるだろう」「考えたって仕方がない」というような開き直った考えを持つことも大切です。

ひとりで抱え込まず息抜きをしよう

「なんでも自分ひとりで頑張らないと!」と思う気持ちになりますが、頑張り過ぎても楽しい生活を送ることはできませんよね。不安やストレス解消のためには、何か息抜きできる方法を見つけるのもおすすめです。

パパの単身赴任でワンオペではありますが、子どもがお昼寝している間や夜寝かしつけをした後、幼稚園に行っている間など、ママが自由にできる時間がないわけではありません。見方を変えると、パパがいない分食事の支度の手間が減る、洗濯物が少なくなるといったメリットもあります。

また、今まではパパの帰宅時間がバラバラで生活リズムが乱れがちだったママも、子どもと安定したペースの生活を確保できるので、うまく時間を使えるようになるでしょう。

家族で単身赴任を上手に乗り切ろう

子どもも一緒に話し合いをする

単身赴任が決まって、今後どのように生活するのかということをパパとママの2人で決めてしまうことが多いでしょう。しかし、単身赴任はパパとママだけが頑張るものではなく、家族みんなで乗り越えるものです。

子どもに伝えても分からないかもしれませんが、出発する日までに少し期間があると思いますので、一緒に話し合いをすることをおすすめします。直前になってパパとママから「パパがお仕事でしばらく一緒に暮らせなくなる」と言うとびっくりして大きく傷つきますよね。また、いつの間にかパパが帰って来ない日が続いて子どもを不安な気持ちにさせるのもよくありません。

時間をかけて伝えることで何となくでも分かってくれることもありますし、心の準備もできてくるでしょう。

SNSなども利用してこまめに連絡を

現代は主なコミュニケーション方法として、電話をするよりもSNSを活用する人が増えてきましたよね。単身赴任中のパパとの連絡にSNSを利用すれば、海外でも通話料を気にすることなく会話やメッセージのやり取りを楽しむことができます。

毎日の何気ないやり取りが家族の絆を薄れさせないためには大切です。今日のおもしろい出来事や晩ごはんのメニューなど、些細なことでもお互い、こまめに連絡し合いましょう。連絡するタイミングがすれ違わないように、時間や曜日を決めておくのもよいですね。

LINEやSkypeなど、画面でお互いの顔を見ながら通話ができるアプリを利用すると、まだ言葉をうまく話せない子どもも楽しめますよ。

お互いが頑張っていることを認め合おう

単身赴任になっても仕事だけをすればよいパパと違って、子どもの寂しい気持ちを受け止めたりお世話をしたりしなければならないママのほうが、負担が大きいと感じるかもしれません。

しかし、パパも慣れない土地での生活や職場の仲間たちの中で家族のために頑張っていますし、もちろん家族に会えない寂しい気持ちもあります。「自分だけ」と思わず、お互いが頑張っていることを認め合いましょう。

特に、子どもは一緒に生活していないパパが何をしているのか分かりませんし「パパは遊んでくれない」とすら思うかもしれません。「パパは遠くでお仕事を頑張っているんだよ」「パパも◯◯ちゃんに会えなくて寂しいと思っているよ」と、子どもにもしっかりとパパの様子や気持ちを伝えましょう。
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