パパの単身赴任を上手に乗り切ろう!メリットやデメリットと注意点
子どもが生まれて育児や家事で忙しい毎日を過ごしているときに、パパが単身赴任することが決定すると「不安で仕方がない」「うまく乗り越えていけるのかな」とママは色々な面で悩むでしょう。ここでは、単身赴任の生活はどのようなものなのかや、メリット、デメリットなどをご紹介します。
目次
- 単身赴任の期間や生活について知ろう
- 単身赴任の平均期間は約3年だが企業による
- 単身赴任にかかる生活費は12~14万円
- 単身赴任になると離婚率が上がる
- パパの単身赴任によるメリットとは
- 子どもやママは生活環境を変えなくてもよい
- パパは仕事に集中でき自由な時間が持てる
- 家族がいることの大切さを実感できる
- パパの単身赴任によるデメリット
- 家族とのコミュニケーションの時間が減る
- 子どもの成長を近くで見ることができない
- ママはひとりでの家事や育児をすることに
- パパが単身赴任中にママが気をつけること
- 子どもの変化を見逃さないように
- ママの不安は子どもに伝わる
- ひとりで抱え込まず息抜きをしよう
- 家族で単身赴任を上手に乗り切ろう
- 子どもも一緒に話し合いをする
- SNSなども利用してこまめに連絡を
- お互いが頑張っていることを認め合おう
- まとめ
単身赴任の期間や生活について知ろう
単身赴任の平均期間は約3年だが企業による
平均的な単身赴任の期間は3年くらいだといわれており、3年以内に単身赴任が終わった方が約70%という結果も出ています。しかし、企業や人によって期間に違いがあるので、いつまで単身赴任になるのか知りたい場合は、直接企業に聞くとよいかもしれませんね。
ですが、転勤が多い職種、全国展開の企業などに勤めている場合は、3年後に別の転勤先になり自宅に帰れない可能性も高いですよ。
単身赴任にかかる生活費は12~14万円
単身赴任をしているパパの平均的な生活費は、毎月12~14万円という結果が出ています。企業のほとんどは単身赴任手当で給料が上がる、家賃や引っ越し費用の補助があるなど、金銭面でのサポートがあります。
家賃補助の出る範囲内のマンションを借りる、自炊をするなど、上手に節約すれば家計に負担があまりかからないでしょう。パパとどのようにやりくりしていくかを、単身赴任をする前から話し合っておくと不安も減りますね。
単身赴任になると離婚率が上がる
離婚する原因は様々ですが、やはり子どもが小さく大変な時期にパパの協力が得られないことが大きいのではないでしょうか。子どものお世話を協力してもらえない、ママがつらいときに何も頼めない、月に1回くらいしか自宅に帰ってこないなど、パパは協力したくてもできない状況なのですが、ママもひとりで頑張っているとパパに対してどうしても不満が出てしまいますよね。
ママの精神面での負担が大きくなるほど、パパとの関係も悪化する可能性が高いですよ。
パパの単身赴任によるメリットとは
子どもやママは生活環境を変えなくてもよい
子どもはいつも過ごしている場所に安心感を得るため、新しい環境になると大きなストレスを感じます。また、ママも新しい環境で一から子どもとの生活の基盤を作ったり、仕事や幼稚園、保育園を探したりするのは、精神的にもストレスが大きいでしょう。
パパのサポートが得られないのは不安ですが、慣れた環境で今までと同じように生活できるのは育児中のママにとって大切なことですよね。
パパは仕事に集中でき自由な時間が持てる
単身赴任になると簡単には自宅に戻れないので、独身に戻った気分で自由時間を過ごしているパパは多いようです。残業で遅くなるときもママに連絡をしなくてよい、急な飲み会にも参加できる、お金を自由に使える、休日は趣味を楽しめる、家事も自分のやり方でできるなど、ママや子どものことを気にせずに生活できるのはメリットですよね。
仕事に集中するのはよいことですが、あまり自由に過ごしてばかりでは夫婦関係が悪化する可能性がありますよ。
家族がいることの大切さを実感できる
しかし、パパが単身赴任になるとたまにしか帰ってこられないため「パパがいると家事や育児のサポートをお願いできて助かる」「ママがいると美味しいごはんが食べられてうれしい」など、お互いに家族がいる大切さを実感できるでしょう。
たまにしか会えないと、パパが帰ってくるたびに新鮮な気持ちで会えるかもしれませんね。会えない時間が増えますが、その分お互いに感謝の気持ちをしっかり伝えていきましょう。単身赴任のおかげで夫婦の絆をさらに深められるとよいですね。
パパの単身赴任によるデメリット
家族とのコミュニケーションの時間が減る
単身赴任になったばかりのころは頻繁に連絡を取っていても、時間とともに連絡の頻度が減る夫婦は多いです。パパがいないのが当たり前になると「パパは家にいないし相談しても分からない」とコミュニケーションを取ることを諦めてしまうかもしれません。
離れているからこそコミュニケーションを取る時間をしっかり作り、お互いに必要な存在であり続けたいですね。