2歳の子どもの遊び方は幼い。親子遊びと成長に効果的な遊び
2歳にもなると、走ったりジャンプをしたりなど、1歳ごろに比べてより活発に体を動かして遊んでいますよね。しかし、まだまだ幼い部分が多く「公園に行っても友だちと遊ばない」という子もいるでしょう。ここでは、2歳ごろの遊び方はどのような感じなのかや、親子で楽しめるおすすめの遊びなどをご紹介します。
友だちとの遊び方がまだまだ幼い2歳
友だちもいるのに一緒に遊ばない
しかし、ママが声掛けをしても、友だちのほうに行かない子が多いのではないでしょうか。「イヤ」と言ってママから離れなかったり、全然違うところで遊んだりなど「せっかく公園まできているのに」とママはガッカリですよね。
2歳ごろの子どもは自分の好きな遊びを見つけている時期で、一人遊びをすることも大切です。好きな遊びに集中して考えながら遊びを広げていくと、思考力が高まるといわれていますよ。
遊びのルールを理解できない
この時期の子どもは、遊びのルールを少しずつ学んでいっている途中です。学んでいく上で、順番を守ったり、おもちゃを貸したりなど、少しずつ社会性や人とのコミュニケーション力が身についていきますよ。
子どもがルールを理解できていないときは「順番だから友だちの後ろに並ぼうね」「友だちがおもちゃ貸してだって。どうぞって渡してみよう」など、声掛けするとよいでしょう。
遊びをとおして成長する時期
公園などに行って友だちとふれあっているときは、なるべくママは口出しせずそばで見守ることが大切です。子どもがどのように友だちと接しているかや、ルールを守っているかなど、子どもの様子を見守ってくださいね。
トラブルになったときは「どうしたの?一緒におもちゃで遊んだほうが楽しいよ」などと声掛けするとよいですよ。ひとりで遊び始めても無理に友だちと遊ぶように言わず、子どもが自由に遊べる環境を作りましょう。
親子で一緒に楽しめる2歳児との遊び3選
大人も楽しめる「風船遊び」
「風船遊び」は、お家のなかでも楽しめる遊びの一つです。風船をたくさん作ってポンポンと投げて遊んだり、パパやママと風船を投げあったりするのも面白いですよね。
風船は顔や体に当たっても痛くないので、ケガをする心配も少ないでしょう。夏場の暑い日は、ベランダやお風呂場で水風船を作るのも楽しいですよ。パパやママも一緒に水風船の感触を楽しみながら、たくさん作ってみましょう。
室内でも楽しい「乗り物ごっこ」
たとえば、座っているパパやママの足のあいだに子どもを座らせて、手でハンドルを握るようなポーズをとります。「自動車でドライブしよう」と出発し、カーブを曲がるときは子どもと一緒に「急カーブ」と言って体を倒してみましょう。ちょっとした時間でも盛り上がる遊びなので、アレンジしながら遊んでみてくださいね。
ほかにも、ロープやフラフープで輪を作って電車ごっこをしたり「ロケット発射」と言って子どもを高く持ち上げたりなど、色々な乗り物ごっこにチャレンジしてくださいね。
笑って盛り上がる「かくれんぼ」
2歳ごろの子どもとかくれんぼをするときは「あれ~?◯◯ちゃんがいないぞ。どこにいるのかな?」と言って遊び始めたり「ママと一緒にかくれよう」とみんなでかくれたりなど、色々な遊び方ができます。姿が丸見えのところに隠れることも多いですが、その姿がかわいらしくパパやママの心が癒やされますよ。
「見えてるぞ~」と子どもと笑い合うのもよいですし、あえて見えていないフリをして探すのも面白いです。たくさん笑える遊びなので、子どもを盛り上げて楽しんでくださいね。
今からできる子どもを伸ばす効果的な遊び
想像力をぐんぐん育む「積み木」
「積み木」は、赤ちゃんのころから遊べるおもちゃですよね。積み木は遊ぶ人によって、様々な形を作ることができます。お家や乗り物など、積み木を見て「こうやったらお家みたいになるかな?」と積んでみたり「この形は車みたいじゃない?」などと積んでからイメージしたりなど、想像力を育める遊びですよ。
最初から形になっているものよりも、自分で一から想像して作っていくのが面白いですよね。長く遊べるおもちゃなので、お家に置いておくとたくさん楽しめるでしょう。