沐浴後お風呂はいつごろから入れる?入浴時のママの不安を解消しよう
生まれてから専用のベビーバスで沐浴していた赤ちゃんも、しばらくするとママと一緒のお風呂に入れるようになります。お風呂デビューを控えたママは「いつから?」「どうやって入浴するの?」など気になることがたくさん出てきますよね。そこで今回は、お風呂デビューの時期や入浴方法、お役立ちグッズなどを紹介します。
赤ちゃんのお風呂デビュー時期の目安
へその緒が完全に乾く生後1カ月ごろ
そのため赤ちゃんのお風呂デビューは、へその緒が完全に乾く生後1カ月ごろを目安にしてみましょう。そのころはちょうど1カ月健診があるので、大人と同じお風呂に入れるか確認してから始めるとよいですよ。
また赤ちゃんの1カ月健診では、ママの産後の回復も診てもらえます。今まで入浴を控えていたママも経過が良好なら入浴許可が出るタイミングです。その点においても、1カ月健診後は安心してママとのお風呂デビューができるタイミングといえますね。
38~40℃の湯船に約3分浸かる程度から
沐浴のときと同様に、ちょっとぬるめのお湯を用意しましょう。だいたい夏場は38~39℃、冬場は40℃を目安にしてみてください。給湯器で温度設定してお湯を沸かす場合であっても、入浴する前に一度パパやママが触って温度を確認しましょうね。
赤ちゃんはもともと体温が高くのぼせやすいので、浸かる時間は3分程度で十分です。またお風呂は体力も使うため、入浴時間はお湯に浸かる時間と体を洗う時間すべて含めて10~15分程度がよいですよ。
ママと赤ちゃんの体調を見ながら進めよう
入浴許可が出たとしても、必ず沐浴から切り替えなければいけないというものでもありません。赤ちゃんやママの体調を見ながら、無理なく始められることが大切です。
赤ちゃんの体調がよいことはもちろん、機嫌がよいかどうかも確認しましょう。またママが睡眠不足で疲れがたまっていたり産後の体調がよくないと感じたりするときは、無理に始めずしばらく様子を見るとよいですよ。
赤ちゃんと2人でお風呂に入る方法
赤ちゃんを見ながらママが先に洗う
赤ちゃんと一緒にお風呂に入るときは、まずママが先に洗ってしまうのがポイントです。赤ちゃんには脱衣所に置いたバウンサーなどで待っていてもらいましょう。そのとき洋服のボタンやスナップなど事前に外しておくと、ママが洗い終わったらサッと連れて入ることができますよ。待っている間は赤ちゃんの様子が確認できるよう、お風呂の扉は少し開けておいてくださいね。
ママがそばにいないと泣いてしまう子もいます。その場合は、ねんねの時期から使用できるバスチェアを使用すれば浴室内で待っていてもらうこともできますよ。
ママの上に寝かせて撫でるように洗うとよい
膝の上では不安という場合はバスマットの上にママがあぐらをかき、その間に赤ちゃんを寝かせて洗うとよいですよ。これならまだ首がすわっていない時期でも安定感があって、両手を使って洗うことができるので便利ですね。
洗うときは、優しく撫でるように洗っていきましょう。あごや首、脇や太ももの付け根などは汚れがたまりやすい部分です。洗い残しがないようよくチェックしてください。またシャワーの勢いも大人と同じだと強すぎてしまいます。デリケートな赤ちゃんを洗うときは、水圧にも注意しましょうね。
工夫すれば一緒に入浴することに慣れてくる
また赤ちゃんと一緒のお風呂とは別に、お昼寝の時間などに先にシャワーで自分の体を洗ってしまうというママもいます。少し手間はかかりますが入浴時に赤ちゃんを待たすことがなく、ママもゆっくり体が洗えるメリットがありますね。
赤ちゃんとの入浴方法に決まりはありません。そのため、赤ちゃんとママがスムーズに入浴できる方法を見つけてみましょう。
お風呂デビュー時に役に立つグッズ
お風呂で寝かせたまま洗えるマット
空気を含む特殊な発泡素材でできているため、ひんやりしない肌触りで赤ちゃんも嫌がりません。マットのお尻部分にはくぼみがありお湯を入れることができ、体をポカポカと温めてくれます。
またマットの重さは205gと軽量で、水切れもよく立てかけておくだけですぐに乾くので後片付けも簡単で衛生的です。寝かせたまま洗えるので、赤ちゃんを支える腕や手が痛くて困っているママにもおすすめですよ。