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子どもの握り箸を直したい!正しい持ち方を身につけるコツ

子どもの握り箸を直したい!正しい持ち方を身につけるコツ

箸使いで周囲の人を不快にさせることもある

間違った箸の持ち方をしていると、自分が不便なだけではなく周りの人を不快にさせてしまうことがあります。食べ物を上手につまめずに食べこぼしが多くなって汚く見えることから、一緒に食事をしている人からマナーが悪いと思われてしまうこともあるでしょう。

「嫌い箸」といって、やってはいけない箸の使い方があります。箸は毎日のように使うものですから、楽しく食事をするためにも周囲の人を不愉快な気持ちにさせない最低限のマナーを身につけたいものです。

「握り箸」は、周りの人への攻撃を意味する持ち方です。箸を舐める「ねぶり箸」や食べ物を突き刺して食べる「刺し箸」、どれを食べようかと箸で並んでいる料理を探すような「迷い箸」もマナー違反です。

使い始めに正しい持ち方を教えよう

子どものころに間違った箸の持ち方を覚えてしまうと、大人になってから直そうとしてもなかなか改善できないようです。小さなころから体に染みついた癖を直すのは、簡単ではありませんよね。

我が子には、箸を使い始める子どものうちに正しい持ち方ができるように関わりましょう。お箸トレーニングは、使い始めが大切です。子どもの様子を見ながら、その子にあった方法でトレーニングをするようにしてください。

なお、幼稚園や保育園では、箸の使い方の練習をしてくれるところがあります。お家では嫌がってなかなか練習しなくても、園ではお友だちの様子が刺激になって一生懸命練習する子どもも多いようです。このタイミングに合わせるのもよいでしょう。

まとめ

子どものときについてしまった悪い癖は、大人になってから直そうとしても苦労するものです。箸の正しい使い方についても、使い始めにきちんと身につけたいですよね。子どものころに指先を器用に使っていると、脳にもよい影響を及ぼすといわれています。

まずは、焦らず家族みんなで楽しい食事ができるようにすることから始めましょう。子どものペースを大切にして楽しくお箸トレーニングをすれば、箸を正しく使えるようになるだけではなく好き嫌いが減るかもしれません。
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