産後1年のお腹のたるみをなんとかしたい!原因別の解消法を紹介
産後1年のお腹のたるみを解消しよう
量に注意してバランスのよい食事を摂る
食べ過ぎを防ぐには、ゆっくり食べることが効果的です。実はゆっくり食べる人に比べて早食いの人は、肥満のリスクが約4.4倍になります。目安は20分以上で、ゆっくり食べることで食べている途中に満腹中枢が刺激され、腹八分に抑えやすくなるようです。
また栄養バランスを整えるには、食卓に毎食「ご飯(パン・麺など)」「タンパク質食品」「野菜・きのこ・海藻」を揃えるよう心がけましょう。とくにタンパク質食品の肉・魚・大豆製品・卵などは筋肉の材料になるので、欠かさず摂取するようにしましょう。
開いた骨盤を戻すための矯正や体操
骨盤矯正は整体院で施術してもらったり、骨盤矯正ベルトを使用したりします。ただし出産して1年過ぎると矯正より体操の方が効果がある、という専門家が多いようです。
骨盤体操は出産して1年以上経過したママにも効果的です。手軽な「腰回し体操」をご紹介します。
1、足を肩幅に開いて肛門をキュッと締める
2、膝と股関節の力を抜く
3、上半身を動かさないように腰をゆっくり回す
右回しと左回しを交互に30回、1日3回以上行ってください。腰を回すときは右、後ろ、左、といった順番にするとスムーズです。続けることで開きやゆがみを改善することができますよ。
腹筋などお腹周りを引き締める簡単な筋トレ
お腹の筋肉を引き締める腹筋運動をご紹介します。
1、仰向けに寝て両ひざを立てて腕は頭の下へ
2、息をゆっくり吐きながらお腹に力を入れる
(お腹に力を入れながら、顎を引いてへそあたりを見るように肩を床から離す)
3、息を吸いながらお腹の力を抜いて元の体勢に戻る
1日5回×3セット行いましょう。
次に全身の筋肉を刺激して基礎代謝を上げる運動で、ラジオ体操をご紹介します。ラジオ体操のエネルギー消費量は57kcal/15分で、ウォーキング1時間半と同量になります。また、きびきび動くことで体内の400カ所の筋肉を動かし、効率よく使うことができるのです。
まとめ
とくにママたちが気になる部位がお腹のたるみで、原因は食生活や運動不足、また出産を機に骨盤が開くことが考えられます。解消するにはそれぞれの原因に対処することが大切です。
脂肪を落とすのは大変で、落ちた筋肉をつけるのも簡単ではありません。しかし少しずつ実践することで、妊娠前の体型を取り戻すことは可能です。あきらめず、できることから始めてくださいね。