冬生まれの赤ちゃんに必要な短肌着は?肌着の種類と必要な準備
半袖の肌着は夏に活躍するものと思われがちですが、赤ちゃん用の短肌着は冬の寒い時期にも必要な肌着です。生まれたばかりの小さな赤ちゃんにとって、必需品ともいえる短肌着の役割や着せ方を知り、寒い時期でも赤ちゃんが快適に過ごせるよう、出産準備をすすめていきましょう。
目次
- 赤ちゃんが着る短肌着の役割と着せ方
- 短肌着は汗取りや体温調節の役割がある
- 短肌着はコンビ肌着などの下に着せる
- 短肌着は生後6カ月ごろまで使う赤ちゃんも
- 冬生まれの赤ちゃんに必要な短肌着の選び方
- 吸湿性の高い綿素材の短肌着が好ましい
- 縫い目やタグが表側にある短肌着を選ぶ
- 新生児期は紐で結ぶタイプの短肌着が便利
- 冬生まれの赤ちゃんのための短肌着の買い方
- 出産準備では60cmまでの短肌着の購入を
- 着替え回数が多いので最低5、6枚は用意を
- 出産前は最低限の枚数を用意し後で買い足す
- 気をつけたい!冬生まれの赤ちゃんの服装
- 新生児期は大人より1枚多めで
- 冬は調節しやすい重ね着がおすすめ
- 着せすぎは赤ちゃんに危険が及ぶことも
- まとめ
赤ちゃんが着る短肌着の役割と着せ方
短肌着は汗取りや体温調節の役割がある
また、自分で体温調節ができない赤ちゃんの体温調節を助けてくれる役割もあります。単なる肌着と思われがちですが、短肌着はこのように、赤ちゃんが快適に過ごすための大切な役割を担っているのです。
季節によって使い分けられるよう、生地の厚さも色々あります。冬生まれの赤ちゃんには、寒い日でも暖かく過ごせる素材のものを選んであげたいですね。季節や気候によっては肌着を重ねて着せることで、保温効果を高めることもできます。
短肌着はコンビ肌着などの下に着せる
着せ方は、最初に短肌着を着せて、その上に長肌着かコンビ肌着を重ねて着せます。2枚重ねで着せることで、汗取りと体温調節の効果もさらに期待できますし、丈の長い肌着のおかげで、お腹が冷える心配もありません。
コンビ肌着を重ねて着せる場合は、そのままアウターとしても使えます。しかし、寒い日には別のベビー服をもう1枚上に着せたり、暖かいおくるみを使ったりして、保温効果をアップさせるとよいでしょう。
短肌着は生後6カ月ごろまで使う赤ちゃんも
しかし、短肌着は赤ちゃんが寝ている状態で着替えさせるのを想定して作られており、サイズも小さいものが多いことから、寝かせたままの着替えが難しくなってくるタイミングで卒業させるママが多いようです。
また寝返りができるようになると、着替えさせようと仰向けに寝かせても、すぐに寝返りしてしまい着せるのが大変になりますし、寝ている間に赤ちゃんが動き回って紐がほどけてしまったりすることも増えてきます。
ですから首がしっかりすわり、寝返りができるようになる4~6カ月ごろを目安に、ロンパースやかぶるタイプの肌着に変更するとよいでしょう。
冬生まれの赤ちゃんに必要な短肌着の選び方
吸湿性の高い綿素材の短肌着が好ましい
赤ちゃんの短肌着を選ぶときのポイントは素材です。綿100%の短肌着なら、通気性、保温性、吸湿性に優れており、デリケートな赤ちゃんの肌を、優しく包んでくれますよ。
同じ綿100%でも、編み方によって色々な素材があるので、季節や気候に合わせて、最適なものを選んでくださいね。寒い時期には、保温性が高くてふんわりしている「ニットガーゼ」素材や、1年を通して使えるやわらかい「フライス」素材などがおすすめです。
縫い目やタグが表側にある短肌着を選ぶ
赤ちゃんのために作られている短肌着ですから、その多くは縫い目やタグが表側についています。しかし、なかには肌に直接触れる作りになっているものもあります。
どんなにデザインが可愛いものだったとしても、赤ちゃんの着心地が悪ければ元も子もありません。購入する際は、縫い目やタグが表側にあるかどうかを確認するようにしましょう。
新生児期は紐で結ぶタイプの短肌着が便利
この時期は、最も体の成長が大きい時期です。紐で結ぶタイプなら、日に日に成長する赤ちゃんの体に合わせて調節しながら着せることができます。
スナップボタンや面ファスナーのものは、首がすわって動きが活発になってくるころから使用するのがよいでしょう。
紐で結ぶタイプの短肌着には、「結び間違えてしまう」という意見もあるようですが、最近では新米ママやパパが結び方を間違えないよう、内側と外側で紐の色を変えるというような工夫がされている短肌着も増えていますよ。