保育園の3歳児クラスの個人面談。事前準備したいことと面談の流れ
保育園で行われる個人面談で、毎回どのような話をするのか不安に思うママもいますよね。時間を割いて面談をするからには、充実したものにしたいと思うママもいるかと思います。3歳児クラスでの個人面談のねらいや一般的な面談内容を知ることで、不安なくスムーズに面談ができるとよいですね。
保育園の3歳児個人面談のねらいとは?
3歳は目覚ましい発達をする時期
身体も心も目覚ましい発達をする時期といえますね。
今までは「ひとり遊び」で遊ぶことが多かった子どもが、おもちゃの貸し借りができるようになるなど、友だちと一緒に遊ぶことが上手になり社会性も身につきつつありますよ。
発達内容には個人差がありますが、心身の発達段階のどのくらいに子どもが位置するのかをパパやママと保育園とで共有することにより、子どもの発達に合った保育が叶うでしょう。
子どもの成長や気になることを話し合う
パパやママが子どもの成長で気になることや、保育園側に配慮してもらいたいことを話しておくことで、保育士は子どもに適した保育が行えるようになります。また発達で気になる部分があるときには、専門的な視点での話もしてくれますよ。
パパやママだけではなかなか解決できない子育ての不安や悩みも、保育士に相談をすることで解消できることもあります。
トイレトレーニングなどは保育園と情報共有
トイレトレーニングの方法には色々あります。そのため、パパやママが家庭で行っている方法と保育園で行っている方法に違いがあると、子どもは混乱してどうしたらよいのか分からなくなることがありますよ。
面談で嫌がる理由やトレーニング方法について共有することで解決点を見つけ、スムーズにトイレトレーニングができることもあります。身につけたい生活習慣も同じように情報共有をすることで、混乱なく身につけられますね。
保育園の面談前に準備したい子どもの情報
家庭での子どもの様子を確認してまとめる
食事の様子や好み、健康状態をはじめ、ワクチンの接種状況なども聞かれることが多くなります。今までにかかった病気やアレルギーの有無、どのような寝かしつけをしているかなど、細かな内容を聞かれることもありますよ。
限られた面談時間内でどのような質問にもスムーズに答えれるようにするには、家庭での子どもの様子をあらかじめ確認してまとめておくとよいでしょう。メモ書きは面談前や面談後に保育士に手渡せるようにしておくと、話しそびれてしまったことがあった場合でも情報共有ができますね。
保育園の先生に聞きたい子どもの様子
友だちと仲よく遊べているか、保育園ではどのような遊びを楽しんでいるのかなど、ママやパパが保育士に聞きたいことをあらかじめまとめておくと聞き忘れが防げるでしょう。
面談時間は10分~15分程度で、ママやパパから聞きたいこと以外にも保育士が聞きたいことがあるため、時間が足りないと感じることもあります。聞きたいことが多い場合は、保育士に聞きたいことをメモしたものを事前に渡しておくと、保育士が話す内容を準備しておけるのでおすすめです。
子育てや生活のことで相談したいこと
ほかにも子どもがかんしゃくを起こして困っている、夜の寝かしつけで苦労をしているといったことを相談してもよいのです。ママやパパが行っている対処法よりも、保育園で実施している対処法の方が効果的な場合もあるかもしれませんよ。
専門的な保育の知識を持つ保育士は、多くの親子とも関わり合っていますし、色々なケースに対応した対処法を知っているといえます。ママやパパだけでは解決できない問題に、別の視点からの対処方法を教えてくれるかもしれませんね。
3歳児の個人面談はどんな流れになるの?
パパママから家庭での子どもの様子を話す
その後、家庭での子どもの様子を聞かれるという流れになることが多いでしょう。ママやパパが家庭での様子をうまく伝えられなくても、状況の説明をしやすいように保育士が保育園での様子を交えながら面談を進めてくれますよ。
保育士への相談事や聞きたいことがある場合は、家庭での子どもの様子を話すときに一緒に聞くとよいですね。時間に限りがあるので、早い段階で聞いておくと知りたいことをしっかりと伝えることができますよ。