就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

新生児に腕枕をしてもよい?添い寝で腕枕するときのポイントと注意点

新生児に腕枕をしてもよい?添い寝で腕枕するときのポイントと注意点

添い寝しながら赤ちゃんの寝顔を見ていると、抱き寄せたり腕枕をしたくなったりしませんか?お互いの体温を感じられる腕枕で寝ると、ママも赤ちゃんも幸せな気分になることができますね。しかし、腕枕には危険やデメリットもあるようです。今回は添い寝で腕枕をするときのポイントと注意点を紹介します。

新生児には早すぎ。腕枕での添い寝について

腕枕できるのは首がすわってから

そもそも枕には、背骨のS字カーブを寝ているときもキープできるよう、首を支える役目があります。しかし、赤ちゃんは背骨がC字状になっているため、首を支えるための枕は必要ありません。

また、枕の高さが合わないと首の骨や肩などに負担がかかり、痛みを感じることがあります。大人であれば首や体を動かして負担を取り除くことができますね。

一方、首がすわっていない赤ちゃんは寝がえりをうつことができないため体に負荷がかかり続けてしまいます。

特に腕枕は通常の枕と比べて高さがあることが多く、赤ちゃんの体にかかる負担も大きくなりがちです。首がすわって赤ちゃんが頭を動かすことができるようになるまで腕枕は避けてくださいね。

添い寝できる月齢は布団とベッドで違う

赤ちゃんとの添い寝はママにとっても赤ちゃんにとっても幸せな時間です。

しかし、赤ちゃんにとって大人用の布団やベッドは柔らかすぎることが多く、窒息などのリスクが高くなります。また、赤ちゃんの頭の位置がママの胸の辺りにあると、ママの掛布団が赤ちゃんの顔をおおってしまう可能性もありますね。

母子同室の産院の場合、赤ちゃんと添い寝してもよいという病院もあります。しかし、自宅で使用するベッドや布団は病院のベッドよりも柔らかいため、赤ちゃんが新生児のうちはなるべく添い寝を避けたほうがよいでしょう。

添い寝できる月齢は、ベッドに比べると体が沈みにくい布団の場合は早ければ生後1カ月頃から、ベッドの場合は生後3~5カ月頃からが目安です。

月齢の低いうちはベビー布団を並べよう

月齢が低い赤ちゃんとの添い寝はさまざまなリスクがあるとはいえ、赤ちゃんと離れて寝るのはなんだか不安というママも多いのではないでしょうか。

また、夜中の授乳や布団がずれていないかを確認するときも赤ちゃんが離れた場所にいると不便ですよね。

こんなときはベビーベッドやベビー布団をママの隣に並べてみましょう。添い寝のように密着して寝ることはできませんが、赤ちゃんが寝ているようすを見ることができ、授乳の負担を軽減することができます。

赤ちゃんとママがそれぞれに合った布団やベッドで寝ることができるため、赤ちゃんが布団で窒息するリスクを減らすことができます。赤ちゃんに合わせた掛布団でママが寒い思いをすることもなくなりますね。

添い寝で腕枕をするときの方法とメリット

赤ちゃんに負担をかけずに腕枕をする方法

赤ちゃんに腕枕をするときは、寝ている赤ちゃんの頭を持ち上げて腕を入れてはいけません。赤ちゃんが目を覚ます可能性があるほか、首に負担がかかる恐れがあります。

まず、赤ちゃんを横抱きにした状態で寝かしつけてください。眠ったのを確認したら腕を抱っこの形にキープしたまま赤ちゃんを布団に寝かせましょう。

次に、赤ちゃんのお尻側を支えていた腕をゆっくりと外します。足がパタッと落ちたショックで赤ちゃんが目を覚ますことがあるので、足をおろすときは特に注意してください。

最後に、首の下の腕を動かさないように注意しながら添い寝しましょう。ママが寝ころぶときはバランスを崩して倒れるのを防ぐために、空いた手をしっかりと床につけるとよいですね。

赤ちゃんがママを近くに感じて安心できる

ママが添い寝をしていると、赤ちゃんはママの体温や匂いを近くに感じることができます。なかでも、赤ちゃんの耳がママの腕にくっついた腕枕はママの心音を聞くことができるので、赤ちゃんの安心感も高くなりますよ。

ママの体温に包まれながら心臓の音を聞くことができる環境はお腹のなかの環境と似ています。その影響か、ママが添い寝や腕枕をすると寝つきがよくなる赤ちゃんが多いようです。

離れて寝ていると1時間で起きてしまう赤ちゃんが、添い寝で腕枕をすると3時間以上眠ってくれると話すママもいます。

赤ちゃんの眠りが浅い、赤ちゃんがまとまった時間寝てくれなくて困っているママは、添い寝や腕枕を試してみてもよいかもしれませんね。

スキンシップやママ自身の癒しになる

赤ちゃんとのスキンシップといえば抱っこですが、抱っこはママの腕や腰に負担がかかります。ときには腱鞘炎や肩こり、腰痛の原因になることもあり、抱っこを苦痛に感じるママもいるのではないでしょうか。

しかし、赤ちゃんの隣に寝転がることができる添い寝はママの体にかかる負担が小さくなります。リラックスした姿勢と気分で過ごすことができるため疲労回復に最適ですね。

また、添い寝で腕枕をすると赤ちゃんとママの体が自然とくっついてスキンシップ効果が高くなり、「オキシトシン」というホルモンの分泌量がアップします。

「オキシトシン」は「幸せホルモン」とも呼ばれるホルモンです。ストレスを軽減してママの心と体を癒してくれますよ。

腕枕で寝かしつけるときのポイント

抱っこのように全身を支えよう

赤ちゃんがもっとも安心できる姿勢はママのお腹の中にいたときの丸まった姿勢だといわれています。そのため、首や頭だけではなく肩や背中も支え、背骨が緩やかに丸まる横抱きは赤ちゃんにとって安心感の高い姿勢といえます。

一方、あお向けでは背骨がまっすぐに伸びて体を丸めることができません。安心感が低いため、なかなか寝付くことができず、眠りが浅くなることもあります。

添い寝で腕枕をするときは抱っこのように赤ちゃんの肩や背中も支えましょう。赤ちゃんの首や頭だけに負担がかかることを防ぎ、体を自然に丸めることができます。

もし、赤ちゃんの首が苦しそうなときは、赤ちゃんのお尻の下に手を入れたり、タオルなどを使って調整してください。

寝つくまではようすを見守ろう

赤ちゃんのお世話だけではなく家事もこなさなくてはならないママは、赤ちゃんを寝かしつけたらできるだけ早くその場を離れたいかもしれません。

しかし、大人に比べて眠りが浅いことも多い赤ちゃんは、姿勢や温度などの変化に敏感です。まぶたを閉じてほとんど寝ているような状態でも、ママが離れると目を覚ましてしまうことがあります。

いったん目を覚ましてしまうともう一度最初から寝かしつけをしなくてはなりません。また、赤ちゃんが不機嫌になってぐずると寝かしつけに時間がかかってしまいます。

早く別のことをしたいママの気持ちもわかりますが、赤ちゃんが寝つくまでは見守るようにしましょう。寝かしつけをやり直すより、時間もストレスも軽くなりますよ。

熟睡したら腕枕はそっとはずそう

腕枕をしていると腕がしびれてしまったという経験はありませんか?これは、腕のなかにある「とう骨神経」が頭の重みと骨の間で圧迫されることが原因です。

とう骨神経は手指の動きに関わる太い神経で、圧迫されてマヒを起こすと「腕の感覚がなくなる」「指を動かしにくい」ということが起こります。

しびれは時間が経つと自然に治ることがほとんどですが、長時間圧迫された場合はなかなかしびれが取れず、手や指を動かすことができなくなることもあります。重症になると投薬やリハビリが必要になることもあるので注意が必要です。

また、長時間の腕枕は赤ちゃんの負担になることもあります。赤ちゃんが熟睡したら腕枕をそっとはずしてくださいね。

赤ちゃんを起こさない腕枕のはずし方

枕やタオルで頭を受け止める

赤ちゃんが眠ったことを確認したあと腕枕をはずしたら赤ちゃんが目を覚ましてしまうということがあります。これは腕を抜いたときに赤ちゃんの頭や首が大きく動いてしまうことが原因です。

腕枕をはずすときは枕やタオルを赤ちゃんの顔と布団の間に差し込んでください。赤ちゃんの頭を少しずつ枕に乗せながら腕を抜いていけば頭や首が動くのを防ぐことができます。

ただし、枕を使うときは高すぎる枕や柔らかすぎる枕を使うことは避けましょう。首に負担がかかってしまうほか、顔が埋もれて窒息する可能性がありますので、そのまま寝かせる場合はベビー用枕を使ってください。

また、寝返りを打つことができない月齢の低い赤ちゃんの場合は枕やタオルを取った方が安心ですね。

最初にアームウォーマーをつけておく

腕枕をはずすときに赤ちゃんが目を覚ましてしまう原因としては、首や頭が動いてしまうということのほか、頭や顔がこすれることがあげられます。

赤ちゃんを腕枕で寝かしつけるときは事前にアームウォーマーをつけておきましょう。腕枕をはずすときは一方の手でアームウォーマーの袖側を持ちながら腕を引き抜くと、赤ちゃんの頭や顔をこすらず腕枕をはずすことができます。

衣服が赤ちゃんの顔をこすって傷つけたり、衣服が引っかかって赤ちゃんの顔が動いたりすることも防げるため、赤ちゃんが起きてしまう確率を下げることができますね。

アームウォーマーは腕を引き抜きやすいよう、やや大きめで滑りがよい素材でできている物がおすすめです。

専用の寝かしつけ枕を使ってみる

「東京西川」の名でおなじみの寝具メーカー、西川産業が販売する「寝かしつけ枕 ママ楽ね」は、腕に装着する寝かしつけ専用枕です。

アームウォーマーにベビー用枕がついたような形をしており、サイズはママの腕に合わせてマジックテープで調節可能です。寝かしつけるときに腕につけておけば、寝ついたあとに腕を簡単に引き抜くことができますよ。

寝かしつけるときに赤ちゃんの頭が枕に乗っているため、腕が抜ける前と抜けたあとの環境の変化が少なくなります。また、頭が布団に落ちたときのショックを枕が和らげてくれるのも魅力ですね。

裏地は通気性のメッシュが使用されているため夏でも快適に眠ることができるほか、洗濯可能なのでいつでも清潔に使うことができます。

腕枕で添い寝するときに気をつけること

頭や首だけが高くならないように注意

赤ちゃんに腕枕をしたとき、赤ちゃんの首だけが高くなると頭が反ってしまいます。

頭が後ろに沿った状態は大人にとっても息苦しい状態ですが、気道が細い赤ちゃんはさら呼吸が苦しくなります。また、頭の重みで首に大きな負担がかかるため、赤ちゃんの骨格によくない影響をおよぼす可能性もあります。

その逆に、頭だけが高くなって顔が下を向いてしまう状態もよくありません。喉がふさがって呼吸が苦しいだけではなく、顔の前の二酸化炭素濃度が高くなって乳幼児突然死症候群を招く恐れがあります。

腕枕をするときは頭や首だけではなく肩や背中も支えましょう。全身がゆっくり高くなっていくため頭や首だけが高くならず、一部だけに負担がかかるのを防ぐことができます。

布団などで赤ちゃんの鼻や口をふさがない

赤ちゃんを腕枕で寝かせるときは、赤ちゃんが苦しがっていないか、ママの腕や衣類が赤ちゃんの口や鼻をふさいでいないかをチェックしてください。

体の発達が未熟で呼吸する力が弱い赤ちゃんは、薄いタオルでも窒息することがあります。ママが着ている衣類や掛け布団はもちろん、薄いシーツなどは息を吸ったときに顔に張り付く可能性があるので危険です。

なかでも、寝返りを打てない赤ちゃんは顔にシーツなどがかかったときに姿勢を変えることが難しいため、窒息のリスクが高く注意が必要です。

また、腕枕をすると赤ちゃんの頭はママの胸のあたりの高さになります。赤ちゃんと同じ掛布団を使っているとママの肩や腕、背中が冷えてしまいますので寒さ対策をしてくださいね。

ママが寝てしまう前に腕を抜いて

添い寝で腕枕をしているとき、もっとも避けなくてはならないのは「腕枕をしたままママが熟睡してしまうこと」です。

ママが赤ちゃんとくっついたまま熟睡してしまうと、寝返りを打ったときに赤ちゃんがママの体の下敷きになってしまうかもしれません。また、腕を動かしたときに赤ちゃんの体が動いて鼻や口がふさがってしまうかもしれません。

私の友人ママは添い寝で腕枕をしていたときにウトウトしてしまい、赤ちゃんの体にかぶさってしまったことがあるそうです。パパがすぐに起こしてくれたため赤ちゃんは無事でしたが、気づくのが遅れていたらと思うとゾッとしますよね。

添い寝で腕枕をするときはママが寝てしまう前に腕を抜き、赤ちゃんから離れるようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんとの添い寝や腕枕は、赤ちゃんの体温や寝息を感じることができる至福の時間です。

しかし、リスクも多く一歩間違えると赤ちゃんの命を危険にさらしてしまうこともあります。幸せな時間が悲しい結末につながってしまうことのないよう注意してくださいね。

また、腕枕をはずすときに赤ちゃんが起きてしまうというときは、腕の抜き方を工夫してみましょう。慣れないうちは失敗するかもしれませんが、コツをつかめば赤ちゃんを起こさずに腕を抜くことができますよ。

関連記事

この記事のキーワード

ライター紹介

teniteo WEB編集部

  • フリーペーパーテニテオ愛知・宮城版
  • teniteoWEAR
  • テニ-とテーオ
  • teniteoSHOP
  • teo's
  • ハロウィン2018
  • クリスマスプロジェクト2018