赤ちゃんの髪の毛で筆を作ろう！必要な長さや時期の目安をご紹介

2019,5,11 更新

髪質が変わる3歳くらいまでを目安に

赤ちゃん筆を作る時期に決まりはありませんが、一般的には1～2歳頃に作ることが多いようです。もし、髪を切る条件が揃っているなら、3歳くらいまでを目安に作るとよいですよ。

3歳を目安にする理由には、髪の「生え変わり」があります。実は、始めの髪の毛は全身の産毛と同じような状態で、生後1歳前後から生え変わりが始まります。赤ちゃんの髪がすべて生え変わるのが3～4歳頃といわれていて、それ以降は徐々に太くしっかりとした髪へと髪質が変わっていくのです。

そのため、3歳頃までを目安に作ると、赤ちゃんの特有の柔らかな髪を生かした筆を作ることができますよ。ただし、あくまでも目安なので、あまり神経質にならないようにしましょうね。

個人差が大きいのでゆっくり待とう

赤ちゃんの髪が、周りと比べて少ないと心配になりますよね。特に赤ちゃん筆を作りたいと思っている場合、なおさら気になるかもしれません。しかし、赤ちゃんの髪はもともと個人差が大きいものです。

また、赤ちゃんは髪の生え変わり周期や髪質が安定していない時期なので、急に髪が薄くなったり濃くなったり、伸びが早かったり遅かったりすることはよくあります。さらに、赤ちゃんのうちは、頭を布団にこすりつけて抜けてしまったり、癖で引っ張って抜いてしまったりすることもあるでしょう。

赤ちゃんの薄毛は、大人になったときの毛量とは関係がないといわれているものです。まだまだ成長途中ですので、あまり深刻にならずゆっくり待つようにしましょうね。

まとめ

赤ちゃんの成長を思い出として残す方法には、フォトアルバムや手形など色々ありますが、今回紹介した「赤ちゃん筆」もよい記念になります。たまに、赤ちゃんの髪に、白髪が混じっていることがあります。これは「福白髪」と呼ばれる幸運の証なので、赤ちゃん筆にぜひ加えてくださいね。

赤ちゃん筆は、産まれてきてくれた喜びを、見るたびに思い出させてくれるものです。また、子どもにとっては、自分の成長を実感できるとともに、親の愛情も感じることができるものでしょう。ぜひ、世界にたった一つの赤ちゃん筆を作ってみませんか？