家族みんなの生命保険を比較!選ぶときのポイントを知ろう
結婚や出産といったライフステージの変化や、家族の年齢によって生活のリスクは変化します。病気や事故など、万が一のときにお金を受け取ることができる保険の内容も、必要に合わせて見直していきたいものです。今回は家族の保険を比較したり選んだりするときのポイントを紹介します。
まず保険を比較するときに注意しておくこと
家族に必要な保障を整理しよう
保険に入りすぎたり、保障が不足したりしないよう、保険を選ぶ前に家族に必要な保障を整理しましょう。
とくに、家計の多くを担っているパパの生命保険は「葬儀費用」だけではなく、当面の「家賃」「生活費」「ローン支払い」なども念頭に入れて手厚くする必要があります。必要な保障額を計算し、加入の目安にしましょう。
また、パパだけではなくママや子どもの生命保険も検討してください。ママが働いている場合と専業主婦の場合では必要保障額が違うことがあります。
保険の種類で保障も変わるので要チェック
また、保障が一生涯続く「終身タイプ」と、一定年齢で満期を迎える「定期タイプ」のほか、一定期間だけ保障を手厚くできる「定期付き終身タイプ」は、子育て世帯に人気があるようです。
死亡時に受け取ることができる保障額が同じだったとしても、種類によって保障の仕方や保障内容、保障期間などは異なります。掛け金と保障額だけではなく、保障内容も要チェックですよ。
また、保険は種類、商品ごとにメリットとデメリットがあります。ライフスタイルを見直し、最適な商品を選んでくださいね。
保険の販売形態のちがいを知っておこう
ショップのメリットは、保険の知識を持った職員に相談しながら保険を探すことができるという点です。加入後のアフターフォローも受けられるため、安心感を重視したいママにおすすめです。
ネットは24時間いつでも保険を探すことができるほか、ショップなどの保険に比べて割安であることが多いのがメリットです。ただし、保険に対する知識がある程度必要であり、アフターフォローを受けることもできません。
営業職員は必要なときに来てもらい、自宅などで相談やアフターフォローを受けることができます。ただし、他社の商品を提案してもらうことはできません。
子どものために入る保険を知ろう
子どもの病気やケガに備える医療保険
医療保険に加入していると、子どもが病気やケガで通院・入院したときに保障を受けることができます。
医療費助成制度が充実している自治体であれば、医療保険に加入するメリットは少ないかもしれません。しかし、制度が「乳児のみ対象」となっている地域などは、加入を検討してもよいのではないでしょうか。
また、入院にかかる「差額ベッド代」や「食事代」は医療費助成制度の対象にはならないため自己負担が必要です。医療保険に入っていると自己負担分を穴埋めできるため、負担を減らすことができますよ。
将来の子どもの進学や教育のための学資保険
学資保険は、保険料を毎月積立てることで満期のときに「満期保険金」を受け取ることができるだけではなく、入学などのタイミングごとに「お祝い金」の受け取りが可能です。
また、学資保険はパパかママが契約者になりますが、支払期間中に契約者が死亡した場合、それ以降の支払いは免除となります。もちろん、お祝い金や満期保険金は支払い免除後も受け取り可能です。
近年、生命保険や医療保険がセットになった学資保険も増えています。個別に入るよりお得なことも多いので、保障内容を見比べて検討してもよいですね。
大人になった子どもへのプレゼントとしての保険
しかし近年、子どもが大きくなったときにプレゼントするために生命保険に加入する人が増えています。
終身保険であれば子どもが未成年のうちはパパやママの名義で生命保険に加入し、子どもが成人したら名義変更を行って保険を継続することが可能です。子どものうちに加入しておけば掛け金も低く、子どもの負担も少なくなります。
また、解約払戻金を受け取れる保険であれば、子どもが自分で継続か解約か選ぶことができます。加入後に保障内容を変更できるタイプもおすすめです。
比較するために保険の理解を深める手段
人気保険ランキングをチェックする
保険の人気ランキングチェックと比較が行えるサイトとしては、「価格.com」や「保険市場」、「保険比較」などが有名です。
いずれのサイトも、さまざまな保険商品を比較できるだけではなく、保険を選ぶときに注意すべき点などの知識を学ぶことができます。保険商品についての口コミを見ることができるのもメリットですね。
ランキングを見て候補を絞るだけではなく、学んだ知識を活用して保険を選ぶことができます。無料で利用できるので、保険選びに活用してくださいね。