子どもの泣く声がうるさい!シチュエーション別でみる最適な対処法
子どもが、なかなか泣き止まなかったりだんだん泣き声が大きくなったりして、うるさいと感じてしまうママもいるでしょう。子どもは、場所を気にすることなく泣くこともあるので、外出中だとママは困ってしまいますよね。今回は、子どもの泣く声がうるさいときの最適な対処法をシチュエーション別で見ていきましょう。
家で子どもの泣く声がうるさいときの対処法
【予防策】外遊びで思いっきり体力を使う
子どもは五感をフル活動させて遊びます。とくに外遊びは、自然の中で太陽の日差しを浴びながら、思いっきり体を動かして遊びます。自分で遊び方を工夫したり外遊びならではの体験をしたりして五感が刺激されます。外遊びで思いっきり体力を使うと心地よい疲れを感じ、夜のスムーズな入眠につながりますよ。
しっかり睡眠をとり、生活リズムが整っていると、日中を機嫌よく過ごす子どもが多いそうです。子どもが機嫌よく過ごしていると、ママもイライラせずにすみますよ。ママのイライラは子どもに伝わりやすいので、穏やかに過ごせるように予防策を試してみてくださいね。
【対処法】音が外にもれないように対策する
まずは窓を閉め、加えてカーテンも活用すると遮音効果が高まります。厚手のカーテンや防音カーテンなどを利用してもよいでしょう。さらに、幅や丈が窓より大きいカーテンも遮音効果があるそうです。
マンションやアパートなどでは隣住戸への影響が心配ですよね。隣住戸との間にある壁ぎわに、タンスや本棚を置いたり壁一面に厚手の布を張るとよいですよ。家具が音の伝わりを軽減したり布が音を吸収したりします。
子どもを一時保育に預けて環境を変えてみる
一時保育は、保育園が通常保育をしている時間に別枠で子どもを受け入れるシステムです。様々な理由で利用しているママは多いですよ。
一時保育のメリットは、保育のプロである先生が子どもと一緒にすごしてくれることです。さらに、子どもは自分と近い年齢のお友だちと触れ合うことができます。普段、ママと2人で過ごしている環境とは違うので、よい刺激を受けるでしょう。
一方ママは、子どもと離れることで心にゆとりができます。自分のペースで過ごすことでイライラがリセットされ、新たな気持ちで子どもと接することができるでしょう。
子どもと安心して電車に乗るための対処法
【予防策】子どもが楽しくなる遊びをする
電車に乗車したときは楽しく感じる子どもも、長時間になると飽きてしまうということはよくあります。そのようなときは、子どもが楽しくなる遊びをするとよいですよ。
例えば、子どもと窓の外を見ながら線路脇の電柱を数えたり空に浮かぶ雲を動物の形に例えたりして、一緒に楽しんでみましょう。集中して数えたり想像したりしていると時間が過ぎるのも早いですよ。
お気に入りの絵本やおもちゃを持参してもよいでしょう。しかけがあるような絵本だと、時間をかけて楽しめますよ。ほかの乗客のことも考えて、音の出るおもちゃは避ける方がよいでしょう。
【対処法】飲み物やおやつを少しずつ
飲み物は、こぼさないようにストローマグなどに入れておくと安心です。お茶や水を入れておくと、万が一こぼしても匂いもなくほかの乗客への迷惑も軽減されますよ。
匂いがきついグミや、手からこぼれ落ちやすいボーロなど、おやつによってはまわりの乗客が不快に感じることがあるかもしれません。きつい匂いや子どもが手で持って食べにくいおやつは控えるとよいでしょう。スティック状のクッキーや、ママが食べやすいように割った煎餅などを少しずつ子どもにあげるとよいですよ。
どうしても改善しないときは途中下車しよう
子どもが泣くのには理由があります。例えば、電車内の雰囲気が嫌だったりじっとしていることに飽きて動きたくなったりすることが多いそうです。
そのような場合は、一度気持ちをリセットしてはいかがでしょうか。目的地にはまだ遠くても、近くの駅で途中下車して外の空気を吸ったり景色を見たりすると、泣いていた気持ちが軽くなる子どもが多いそうです。
子どもには「次の駅で降りようかな」などと軽く伝えるとよいでしょう。泣いているからといって子どもを叱っては、ストレスを感じてしまいますよ。
レストランで泣かずに楽しく過ごすには
【予防策】机で遊べるおもちゃを持参する
レストランでは、子どもが机で遊べるおもちゃを持参すると予防策になります。例えば、絵を描くことやぬり絵が好きな子どもの場合、紙と鉛筆などの描く物やぬり絵と色鉛筆などがあるとよいですよ。100円ショップなどでも簡単に手に入るので、いくつか用意しておきましょう。
シールブックなども、子どもが集中できるアイテムです。好きな場所にシールを貼ったりはがしたりしながら時間をかけて遊ぶことができるでしょう。集中して机で遊んでいてくれたらママもゆっくりできますね。