就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

1歳5カ月頃の子どもの成長の目安は?心と体の成長やお世話ポイント

1歳5カ月頃の子どもの成長の目安は?心と体の成長やお世話ポイント

歩かない子は歩くきっかけが掴めないのかも

1歳5カ月頃になっても歩くことができないと、発達が遅れているの?と心配になるママもいるかと思います。もちろん子どもの成長には個人差があるので、少し発達が遅めの可能性もありますが、もしかしたら歩くきっかけが掴めていないだけかもしれません。

例えば、普段遊んでいるオモチャが積み木や絵本など、座って遊ぶものばかりだと、子どもは歩くタイミングを見つけづらくなってしまいます。その場合は、手押し車などで遊んでみるとよいでしょう。手押し車の中には、押すと光が出たり、音が鳴ったりするものもあるため、歩くと楽しいんだ!という感覚を掴みやすいかと思います。

子どもの成長に遊びはとても大切なので、遊びながら歩くきっかけを作ってあげるとよいですね。

手先を使えるように!手遊びを楽しんで

この頃の子どもは、手先を上手に使えるようになるため、穴落としや、紙に落書きをする、マグネットをつけるなどを上手にできるようになります。手先を使うことは、脳の発達にもよいようですよ。

そして、もう一つ1歳5カ月頃に子どももママも楽しめる遊びとして、リズムや音楽に合わせた手遊びがあります。

手をたたいたり、大人の真似をしたりするのも上手になるので、「一本橋こちょこちょ」や、「パンダウサギコアラ」、「とんとんとんとんひげじいさん」など、リズムや音楽に合わせて手遊びをすると、よいスキンシップにもなりますし、子どものとてもかわいい姿が見られるとおもいます。

手遊びは、テレビやインターネットでも色々と紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。

1歳5カ月頃の子どもの食事の進め方は?

1歳5カ月頃は1日3回の食事を基本に

1歳5カ月頃といえば、離乳食も完了期となり、食べられるものや、食べられる量も増えてきますので、栄養のほとんどを1日3回の食事からとることが基本となってきます。

月齢の小さいときは1日3回の離乳食に加えてミルクをあげたり、おやつの回数も多かったりしたと思いますが、この時期に同じようにしていると、おなか一杯になりご飯を食べられなくなってしまいます。

毎食しっかりとした量を食べられるように、1回1回の食事の間はできるだけ間食させず、体をいっぱい使って遊ばせてあげましょう。昼食から夜食までは時間が長く、おなかが減ってしまう子どももいます。そういう場合には、夜食の時間までに消化できそうな量を1回、おやつとしてあげるとよいですね。

おやつは食事の栄養を補えるものを選んで

1歳5カ月頃になると食べられるものも増え、おやつに赤ちゃん用のクッキーや、スナック菓子などを食べられる子どももいます。ですが、おやつはできるだけ主食や、果物などを与えるのが理想的といえます。

というのも、味の濃いお菓子や、甘いお菓子などを与えすぎると、その甘さにハマり、おやつばかりを欲しがってしまったり、おやつの食べすぎで飯をたくさん食べられなくなってしまったりすることがあるからです。お菓子を食べ過ぎてごはんの量が少なくなると、栄養も偏ってしまいます。

そうならないためにも、パンやおにぎり、バナナなどを栄養価の高い物をおやつ代わりにし、あげるときには量や時間をしっかりと決めておくことが大切です。

食事への意欲を高められる工夫を

この頃になると好き嫌いが出てきたり、ご飯を食べないといった意思表示をしたりする子も増えてきます。その場合は「食事に興味を持たせる」「食事は楽しいものと思わせる」ことが大切です。

例えば、おままごとで一緒にご飯を食べる遊びをしたり、野菜や食材が載っている絵本を読んであげたりすることから興味を持たせます。食事中に手やスプーンで遊んでしまったときも、すぐに「ダメ」と規制せず、まずは様子を見てみましょう。そのまま口に持って行けたら「ちゃんと食べて偉いね」と褒めるなどし、まずは楽しい気持ちで食事ができるようにしていくとよいですね。

またママやパパが楽しそうに食事をする姿を見ると、自然と子どもは「食事は楽しい」と認識します。ご飯は一緒に食べることも大切ですね。

1歳5カ月頃の子どものお世話ポイント

虫歯を予防するため歯磨きの習慣をつけよう

1歳を過ぎると、前歯が上下4本ずつ生えてきますが、1歳5カ月頃になると、奥歯や糸切り歯なども生えてきている子どももいます。子どもの歯を守るためにも、この頃からしっかりと歯磨きをする習慣をつけることが大切です。

まず、食事の後にはお茶や水を飲むなどし、歯を清潔な状態にしてから歯磨きに入りましょう。眠たくなってしまうと歯磨きを嫌がる子どももいるため、できるだけ食後機嫌のよいうちに行うのがよいと思います。

また、歯磨きを嫌がってしまう子や、自分でやりたいという子は、ママが歯磨きをしている姿を見せながら、のどの奥に入らない設計になっている歯ブラシを持たせてあげたり、遊びながら歯磨きをしてあげたりすると、スムーズに歯磨きができるかと思います。

部屋の環境を整えて思わぬ事故を防ごう

行動範囲が増えたり、手先が上手に動かせるようになったりすると、いたずらから思わぬ事故につながってしまう場合があります。子どもの安全を守るために、この時期には部屋の環境づくりも大切です。

まだ歩き方がおぼつかない子どもは、なんでもない所や少しの段差でよく転びます。コードなど引っかかりやすい物は、できるだけ見えない所にしまっておきましょう。転んだ際に家具に頭をぶつけないよう角があるものには角ガードをつけたりして対策をしておくとよいでしょう。

また、手先を使えるようになるため、引き出しなども上手に開け閉めできたり、コンセントの抜き差しもできたりします。引き出しにはロックをかけたり、コンセントにはカバーを使ったりなどして対策をしておくことも大切です。

じょじょに生活リズムを整えていこう

1歳5カ月頃の生活リズムは、日中に動き、夜は眠るというものになります。

まだ、生活リズムが整っておらず、朝起きるのが遅い、夜遅くまで起きている、ご飯をなかなか食べてくれないなどということがあるようなら、じょじょに生活リズムを整えていくとよいでしょう。

例えば、もしも夜寝るのが遅い、夜中に何度も起きてしまうという場合は、日中の運動量が足りていなかったり、お昼寝が長すぎたりする可能性があります。朝は6時に布団から出て、遊ぶ、お昼寝は1日1回2時間まで、午後は公園に行く、などと、1日のタイムスケジュールを決めてあげるのもよいでしょう。

ご飯の時間やおやつの時間も決めることで、おなかも減り、だんだんと生活リズムが整ってくると思いますよ。
42 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND