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5歳児にルールのある遊びのすすめ!集団で楽しめる遊びを紹介

5歳児にルールのある遊びのすすめ!集団で楽しめる遊びを紹介

5歳児のルール遊び。大人が注意する点は?

大人がルールを守る姿を見せよう

遊びのルールを守ることは、ひいては交通ルールやそのほかの社会のルールを守ることにもつながります。子どもにルールを守ってもらうためには、まず大人がルールを守る姿を見せましょう。

子どもは大人の行動をよく見ているものです。子どもに「ずるい!」なんて言われて、ドキッとしたことありませんか?「このくらいならいいか」や「今日だけ」など、大人の都合は子どもには分かりません。子どもに伝わることは「大人がルールを守らなかった」ということだけなのです。

ルールを守ることは、楽しく遊ぶためだけではなく、生きていく上でとても大切なことです。言葉で教えることも大切ですが、教えに反した行動を自分が取っていないか、一度振り返ってみましょう。

けんかは大人が仲裁しないでサポートしよう

5歳になると自己主張をしたり、友達との関わりが増えたり、ルール遊びをするようになったりと、どうしてもけんかなどのトラブルが発生しやすくなります。

けんかが大きくなる前に、ついつい親が割って入ってしまうことがありますよね。しかし、けんかは成長のチャンスです。けんかの理由より、その後をどうしていくかに学びがたくさん詰まっています。怪我などの危険がなければ、親はサポートに回ってみてください。

サポートの方法は、どちらかの正誤を決めるのではなく、まずは子どもの気持ちを聞いてみましょう。そしてなにが起こったのか整理し、お互い相手の気持ちを考えてみるのです。最後はどうすればよかったのか、今どうしたいのかを聞き、解決へと導きましょう。

集団遊びが苦手な子も見守ろう

大人でも集団行動が得意な人と苦手な人がいるように、子どもにもこれは当てはまります。わが子が集団遊びをあまりしないといった場合でも、過度に心配せず少し見守ってみましょう。子どもによって、みんなでワイワイ遊ぶのが好きな子だったり、ひとりでマイペースに遊ぶのが好きな子だったりするものです。

また5歳は一人遊びとみんなでのルール遊びを行ったり来たりする時期でもあるので、一概に集団遊びをあまりしないからといって、苦手と決めつけるのは避けましょう。

「5歳」という一般的な成長にとらわれ過ぎず、一人一人の子どもの成長に目を向けてみてください。今好きなことや興味を持っていることに合わせて、遊びを進めていくことがなにより大切かもしれませんね。

まとめ

集団遊びは、ルールや友達との関わり方など、色々なことを遊びの中で学ぶことができます。これからの人生の土台を築く大切な学びが、たくさん含まれているといってもよいでしょう。さらに遊びを通して、友達と一緒に喜びや悲しみを共有する大切さも、経験してもらえるとよいですね。

しかし5歳児は集団遊びの入り口に立ったばかり。「集団遊び」に親がとらわれすぎるのも、子どもによっては負担になることがあります。子どもの成長に合わせて、遊びを提案することが第一ですよ。
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